気がつくと手が真っ黒… どうして縦書きの文字は右から書くの?

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気がつくと手が真っ黒…
どうして縦書きの文字は右から書くの?

2017.04.03

提供元:共立女子大学

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気がつくと手が真っ黒…
どうして縦書きの文字は右から書くの?

小論文や作文を縦書きの原稿用紙に書いている時、気づくと手が真っ黒になっていた…なんてこと、右利きの人なら一度は経験したことがあるのでは? 右から左へ書き進める縦書きでは、鉛筆やペンで書いた文字に手がすれて汚れてしまうんですよね。でも、考えてみると不思議じゃないですか?横書きは左から右に書くのに、なぜ縦書きでは右から左に書くのでしょうか?
今回は、そんな気になる“日本語の不思議”を探ってみましょう。

この記事をまとめると

  • 日本語が右縦書きの明確な理由は、まだ分かっていない!?一説をご紹介
  • 同じ横書きでも、左から読む言語、右から読む言語、左からと右からを繰り返す言語…時代と言語で読み方はさまざま
  • 縦書きと横書きが混在する珍しい言語である日本語。でも、時代が変われば変化する? 言語と文化・メディアの学びが世界を広げる

縦書きは右から左へ…その明確な理由は、いまだに不明!?

日本語が右縦書きになったのは、日本に漢字を伝えた中国の影響だという説があります。
紙が発明される以前の古代中国では、竹簡や木簡(竹や木を短冊状にしたもの)に文字を書き、紐でつなげて巻物にしていたそうです。このような巻物を読む場合、皆さんならどんな風に読み進めるでしょうか?イメージしてみてください。
おそらく右利きの人であれば、左手で巻かれた部分を持ち、右手で竹簡を引っ張り出して読み進めるのではないでしょうか。右から左に読んでいくほうが動作としてスムーズですよね。こうした巻物を読む動作がもととなり、中国語は右縦書きに、そして日本語もそれに倣ったのではないかと言われています。

紙が発明されてからも、巻物を利用する風習は残りました。時代劇などでも巻物を目にすること、ありますよね。紙の巻物は、書くときも、右利きなら右手で書きながら左手で紙をずらしたほうが書きやすい。しかも、当時の日本で使われていた筆記用具は、毛筆。筆は寝かせず立てて書くため、手がすれて汚れる…なんてこともなかったと考えられています。

しかし、これらの説は、あくまで一説。どうして右縦書きになったのか、実はまだ明確な理由は分かっていません。この先、新たな文献などの発見によって、理由が明らかになるのではと期待されているのです。

読み方に世界基準なし!? 時代と言語で読む方向は変わる

一方、横書きが左から書くようになったのは、欧米の影響から。英語で書かれた文献などを模範として左横書きになっていきました。
でも、古いお寺や老舗料理店などで、横書きなのに右から読む額や暖簾って見たことあるような…そう思った方、鋭いですね! 実は左横書きが登場する前は、右から読む横書きが主流だった時期があるのです。それまでの日本では、文字は縦書きが基本。横長の看板などを書く際には “一行一文字の縦書き”の考え方で右から文字を入れていました。だから、現在でも一部の古い建造物や看板・文献などには、右から読む横書きが残っているのです。

しかし、後に左横書きが登場したことで、混乱が起きてしまいます。それもそのはず。街中にあふれる看板やポスター、書籍などに左横書きと右横書きが混在しているのだから、読む側は困ってしまいますよね。こうした混乱を解消するため、国や行政機関が発行する文書などから次第に、欧米の言語を手本にした左横書きへと統一していきました。

ただ、横書きが主流となっている海外の言語でも、読む方向は必ず左からとは限りません。私たちにもなじみ深い英語をはじめ、欧米諸国の言語は左横書きですが、アラビア語やペルシア語、ヘブライ語など中東諸国の言語は右横書きが主流。古くは、横書きを蛇腹のように1行目は左から読み、2行目は右から読むといった具合に、読む方向が交互に変わる言語もあったんだとか。
もしかしたら、日本語も模範とする言語が違ったら、左横書きにはならなかったかもしれませんね。

これからの日本語はどうなる? 言語と文化の学びが世界を広げる

日本語は、書籍や新聞、教科書、雑誌や広告、インターネットなど、メディアによって縦書きと横書きを自由に使い分けています。なかには、新聞の見出しと本文のように、横書きと縦書きをうまく組み合わせていることも。私たち日本人にとっては当前のことですが、それは世界的に見ると珍しい言語なのです。
しかし、インターネットがメディアで大きな位置を占めるようになった近年、日本でも横書きが主流になりつつあります。このままいくと、近い将来、新聞や文芸書まで横書きになってしまう日がやってくるかもしれませんね。

こうした言語の面白さを、メディアや文化・芸術と関連づけながら多方面から学ぶことができる学校があります。それが「共立女子大学 文芸学部」です。
共立女子大学 文芸学部の魅力は、その学びの奥深さ。文学や芸術の重要性と、その本質にある社会的な存在意義を学ぶことで、人間の本質や社会における真の豊かさとは何かに迫ることができます。また、「日本語日本文学」「英語英米文学」「フランス語フランス文学」「劇芸術」「造形芸術」「文芸教養」「文芸メディア」という7つのコースには、それぞれにユニークなカリキュラムを用意。文芸教養コースの「ブックマラソン」や、フランス語フランス文学コースと劇芸術コースによる「フランス語劇」の上演など、ただ受動的に知識を得るのではなく、世界に対して幅広い関心を持って、自ら考える力を育てていきます。
さらに、所属コースの専門科目とは別に、特定の目標やテーマに沿って学べる「講座」も魅力のひとつ。資格取得や仕事に役立つ「実務講座群」と、広告文化などを学ぶ「文化講座群」の2種類があり、大学での学びの幅を広げてくれます。

日々、何気なく使っている言語でも、あらためて考えてみると“不思議”がたくさん。
皆さんも、言語や文化を探求することで、自分の世界を広げてみませんか?

【広告企画】提供 : 共立女子大学

この記事のテーマ
文学・歴史・地理」を解説

文学は、長い歴史のなかで変遷してきた人間の生活や社会、人々の考え方や感情の変化などを、文章表現をもとに考える学問です。文献を読み解いて比較検討し、過去から現在、さらには未来に至る人間のあり方や社会について研究します。地理学や歴史学は、今日の私たちの生活や文化、経済活動などについて、基盤となった地形や気候、史実やさまざまな事象、最新の研究結果や歴史的な遺構をもとに、その成り立ちから考える分野です。

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