【シゴトを知ろう】ビデオジャーナリスト ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ビデオジャーナリスト ~番外編~

2017.05.11

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ビデオジャーナリスト ~番外編~

1人で撮影・編集・リポートをこなすビデオジャーナリスト。日本で活躍する人はまだ少なく、“YouTuber”と混同されることも。そこで、主に女性のファッション・美容・ライフスタイルなどの分野で活躍するビデオジャーナリストの上原未來さんに、その仕事内容や気になる業界の裏話などを伺いました。

この記事をまとめると

  • 大手出版社の動画チームでキャリアをスタートさせるのが最適
  • この仕事はスピードや生産性も大事。自分の時給を意識する
  • 物怖じせず堂々と振る舞うことが求められる仕事

ジャーナリストは客観的に語ることが求められる

――自ら出演・撮影したビデオを公開する、いわゆる “YouTuber”という人たちもいますが、ビデオジャーナリストはYouTuberとはどう違うのでしょうか

私もYouTuberとしても活動していますが、ビデオジャーナリストにはその事象について客観的に語ることが求められます。たとえば、おいしいものを食べて「おいしい!」と言うだけではなく、それがどんな過程でできて、どんな味なのかを詳しく解説できないといけません。


――ビデオジャーナリストになるにはどういう方法がありますか?

私のような仕事をするなら、採用枠は非常に少ないですが、大手出版社の動画チームに入るのが一番だと思います。テレビ番組・CM制作会社に入るという選択肢もあるかもしれませんが、何年も下働きでカメラに触れられないかもしれません。または経済的に余裕がないと難しいですが、無給覚悟でフォトグラファーに弟子入りをしていろいろな撮影現場の経験を積むのもいいと思います。日本では教えられる人が少ないので、海外の学校に入学しても良いかもしれません。語学も習得できるので強みになると思います。

仕事は紹介や口コミから発生する

インタビュー後にサイモン・ベイカー氏と。

インタビュー後にサイモン・ベイカー氏と。

――フランスでビデオジャーナリストとしてのキャリアをスタートして、その後、日本でも仕事するようになったきっかけは何だったのでしょうか

フランスの大学に通っていたときに、インターン先の映像プロダクションでビデオジャーナリストとして働き始めました。パリコレのバックステージを撮ったり、「セレブなりきりメイク」のようなメイクアップ動画を撮って配信したり、動画を楽しむカルチャーは海外の方が進んでいました。
そのうち日本でも動画が注目され始め、フランスに本社がある日本の出版社に引き抜かれたんです。本社の方針で、日本の女性誌の編集部も動画での情報発信に力を入れることになり、日本語・フランス語・イタリア語・英語が話せて、ファッションを語り、女性視点で動画を作ることができるということで私が抜擢されたようです。そちらに何年か在籍した後、独立しました。


――フリーランスの今、仕事はどのように発生するのでしょうか

営業はしていません。ありがたいことに紹介や口コミでお仕事をいただくことがほとんどです。編集者の横のつながりでご紹介いただいたり、その方が別の出版社に転職してからも声を掛けていただいたり。出版社同士は競合ではありますが、意外と仲が良くて持ちつ持たれつの関係。私が複数の出版社と仕事ができるのも、そのような文化があるからだと思います。もちろん守秘義務は遵守しますが、いろいろな出版社と仕事をしているからこそ良い提案ができるし、そこを期待されることもあります。


――一つの仕事にはどれくらい時間がかかりますか?

仕事のスパンは短いです。インタビュー1時間(待機時間含め)+編集15分ということも。何日かかかることはあっても、足掛け1カ月になるような仕事はあまりないですね。この仕事はスピードや生産性も大事。時間をかけ過ぎて「時給に換算したら100円に……」なんてことにならないようにしています(笑)。

雑魚キャラだと思われてはいけない

――フットワークが重要なお仕事ですが、住む場所にも気を使っていますか?

撮影スタジオやロケ撮影があるのは表参道・渋谷・赤坂・六本木の辺りが多いので、その近くに住んでいます。たまに当日に依頼されることもありますし、撮影は夜遅くなることも多いので、家が近いと便利です。頼む方も楽なんじゃないかなと思います。

――ビデオジャーナリストにはどんな性格の人が多いですか?

物怖じしない人ですね。私も、幼少期をアメリカで過ごしたこともあり、積極的な性格です。そういう勢いがないと良いものは撮れません。最近の若い子は遠慮しがちですが、周りから変な目で見られても気にしてはダメです。もちろん人に嫌われてはいけないのでバランスは必要ですが。記者会見の撮影現場ではボス猿みたいなおじさんカメラマンが一番いい場所を取っています(笑)。そこでモジモジしているとなめられます。雑魚キャラだと思われてはいけません。堂々と振る舞えば、相手も気を使ってくれるようになります。


――今後チャレンジしたいことは何ですか?

テレビ番組を持つこと! 今も自分のサイト「miki.tv」で、自分で企画して撮った動画を公開していますが、もっとスケールの大きなことをやりたいという思いはあります。プロデューサーさんからのご依頼をお待ちしています(笑)。



ビデオジャーナリストとして活躍するには、遠慮がちな性格では難しいようです。ただし、それは“わがまま”ということとは違っていて、仕事で信頼を得るには常識や気遣いも必要。それを備えたうえで自分の “個”を出していくと、周りからも一目置かれる存在になっていくようです。


【profile】ビデオジャーナリスト 上原未來
https://mikitv.jp

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ビデオジャーナリスト」
はこんな仕事です

小型のビデオカメラを自ら回し、撮影、録音、編集、解説の全てを一人でこなすジャーナリスト。1990年代にビデオカメラの小型化が進んだことによって、初めて可能となった職業である。通常のテレビ取材は「質の高い映像」を放送できるものの、撮影、録音、照明などは大勢のスタッフが必要。小回りが利かないというデメリットがある。しかし、ビデオジャーナリストはそれらを一人でこなせるため、「優れた取材力」と「映像の力」を低コストで両立させることができる。フットワークのよい、新たな手法として期待されている。

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