【シゴトを知ろう】シューフィッター 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】シューフィッター 〜番外編〜

2017.04.25

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】シューフィッター 〜番外編〜

足のサイズや形を計測・分析し、一人ひとりに合った靴選びをサポートしてくれるシューフィッター。足や靴に関する豊富な専門知識が必要とされるお仕事です。ではその知識や技術は、どのように身につけているのでしょうか。テニス・バドミントンの専門店「ウインザーラケットショップ」のシューフィッター鈴木博之さんに伺いました。

この記事をまとめると

  • シューフィッターは靴専門店やスポーツ専門店、百貨店、メーカーなどで働く人が多い
  • スポーツシューフィッターやフットケアの資格も取得
  • 普段から道行く人の足元をついチェックしてしまう

足の幅や長さのほか、形や歩き方なども細かくチェック

――足の計測はどのように行うのですか?

専用の器具を使って足の長さと幅を計測し、さらにつま先や甲など足の形を見ます。可能であれば、足首から下だけでなく脚全体を確認することもありますね。また必要な場合はシューズを履いて実際に歩いてもらい、歩き方や力の入り具合をチェックしています。機械による計測方法もありますが、爪の状態やケガなど細かい部分は目で見ないと分からないので、シューフィッターによる判断は非常に重要だと考えています。


――情報収集のために心がけていることはありますか?

私がシューフィッターの認定を受けた養成機関では年に数回講座を開講しており、積極的に参加するようにしています。ショップで扱うテニスシューズについては、メーカーさんと情報交換をすることも多いですね。新しいシューズの開発にあたり、メーカーさんから意見を求められることもあります。また身体や足に関することは、インソールを作成する理学療法士さんからも知識を得ています。

足や靴に関する知識を幅広く吸収

――スキルアップのために行ったことはありますか?

シューフィッターの認定を受けた後に、スポーツシューフィッターの資格も取得しました。その名の通りスポーツシューズを中心に、身体の仕組みなどについても学ぶことができました。
足や靴に関する知識を幅広く身につけるため、フットケアの資格も取りました。爪を削るなどの足の手入れに加え、ウオノメやタコ、巻き爪といった足のトラブルについて勉強し、仕事にとても役に立っています。巻き爪や痛みのある方に一般的な靴の合わせ方をすると、足に負担をかけてしまうことがあります。トラブルの原因に合わせてシューズを選び、必要に応じてインソールをご提案するなど根拠を持ってアドバイスができるようになりました。


――シューフィッターとして働くにはどんなスタイルがあるのでしょうか?

私のようにスポーツ専門店で働くシューフィッターもいますが、一般的なのは靴専門店や百貨店の靴売り場での勤務です。そのほかには靴のメーカーに勤めている方もいますね。スポーツシューフィッターの資格をリハビリや整体のお仕事に生かしている方も多いです。
また、幼児・子どもとシニアに特化したシューフィッターの資格もあります。特にシニア専門シューフィッターは、健康や転倒防止の観点からも今後ニーズが高まるのではないでしょうか。

意外と知られていない、ファッションシューズとスポーツシューズの違い

――お仕事に関わる「あるある」エピソードがあれば教えてください

自然と人の足元を見るクセがついてしまいました。街を歩いていて歩き方や靴底の減りが不自然な人がいると「無理をしているんじゃないかな」と気になります。電車に乗っている時も、周りの人を見ながら「この人はなぜこの靴を選んだんだろう」などと考えてしまいますね。


――一般の方が知らないような業界の常識はありますか?

自分の利き足が右か左かは、ほとんどの方が知っていると思います。でも軸足はどっちの足かと聞かれて答えられる人は少ないのではないでしょうか。それを簡単に調べる方法があります。「ボールが転がってきました。蹴って飛ばしてください」と言われて蹴る方の足が効き足で、自転車を乗っていて信号待ちをする時に地面に着く足が軸足です。軸足は自分の身体の60%を支えているとも言われていますが(個人差はあります)、皆さんはどうですか? 

またパンプスやブーツなどのファッション性の高い靴は、スポーツシューズと規格が大きく異なります。特にパンプスなどは、サイズがS・M・Lで表記されているものも多いですよね。普段の靴と同じ感覚でスポーツシューズを選ぶと合わないことがあるので、購入時にはお店できちんとアドバイスを受けた方がいいと思います。



鈴木さんはシューフィッターの資格を取得した後も、スポーツシューフィッターやフットケア、メーカーとの情報交換など常に勉強を続けているそうです。足の健康や疾病予防の観点から正しくフィットする靴をアドバイスするシューフィッターには、靴だけでなく幅広い知識が必要とされるのですね。シューフィッターのお仕事に興味のある方は、一度自分の足を計測してもらい、自分に合った靴の履き心地を実感してみてはいかがでしょうか。


【profile】ウインザーラケットショップ 横浜店 店長代理 鈴木博之
http://www.windsorracket.co.jp/

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「シューフィッター」
はこんな仕事です

靴を足に合わせて調整し、履き心地を向上させる専門家。主に靴販売店などに勤務して、靴の使用者一人ひとりの異なる足のサイズ、歩き方などを調査・分析してフィッティングさせる。フィッティングは主に健康と疾病予防の観点から行うもので、ときには医師とも連携する。必須資格ではないが、「(社)足と靴と健康協議会」の認定資格など受験して取得しておくと、技術レベルの証明となる。スポーツシューズ専門のシューフィッターも存在するなど、健康意識が高まるなか、ニーズは広がっているといえる。

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