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日本の未来を支える医療のシゴト白書

1. スペシャルインタビュー|1人ひとりに合わせたプログラムで、「こころ」の難関に立ち向かう。|ブレインケアクリニック 院長・医学博士 今野裕之

他の科と比べて特有の曖昧さがあることに興味を抱いた今野院長は、
精神科医としての道を歩み始めました。
その中で、いつしか道標となっていた認知症への思い。
それはやがて独自の予防方法を産み出すに至りました。

認知症の患者を助けられない。
精神科医として無力さを感じた。

整形外科のクリニックを開いていた父から、医者になることは強く勧められていました。反発もあって他の進路を模索していたのですが、実際に医学について調べてみると思いの他関心を持つことができました。中でも精神科は、患者さんが満足すれば治療として成功だと言える一方で、医学的に正しい処置を行っても良い結果が得られないこともあります。判断基準の曖昧さに興味を抱き、精神科医としての道を歩むことを決めました。
精神疾患は根本的な治療法が解明されていないことが多いですが、特に難しいのが認知症です。他の精神疾患が環境調整や薬の投与で症状を和らげられるのに対して、認知症の場合は症状をコントロールできたとしても一時的な話で最終的には寝たきりになってしまうケースが非常に多いです
大きな無力感を覚え、医者として自分に何ができるか考えたとき、行きついたのが認知症を予防するという考え方でした。認知症は高齢者がかかるもの。老化現象を抑えれば、認知症が発症する前に寿命を迎えられるのではないかと考えたのです。臨床を離れて大学院で研究に取り組み、師事していた先生と研究を行い、ある物質が認知症の症状を改善する可能性があることを確認しました。当時としては画期的で、ぜひこの結果を世に広めたいという思いでいっぱいでした。クリニックの開業は、「認知症は予防できる」という考えと、認知症予防の具体的な方法を一般の方に伝えていくための手段と位置づけています。

患者にベストな治療法を提案する。
そのために、徹底的に話を聞くことから始める。

治療においては、それぞれに最適な処置を提案することを大切にしています。そのために最初に行うのが面接です。初めにしっかりとお話を伺い、症状の背景に何があるのかを確認するのです。同じ症状でも原因がストレスなのか、併発している病気なのか、性格なのかで対処の方法は全く異なります。さらに家庭や職場での人間関係なども加味する必要があるので、可能であればご本人以外からも積極的にお話を伺うようにしています。十分に状況を把握したうえで、血液検査を始めとしたさまざまな検査を行うのです。
医療の分野において、予防は一次・二次・三次と3段階に分けられます。私は認知症において、一次予防と呼ばれる「病気にならないための予防」を広げたいと考えています。認知症については世界中でさまざまな研究が行われています。例えば、ビタミンDの不足や糖尿病の発症がリスクを高めるなど、特定の要素とリスクの関係も実証されています。そこで、患者さん一人ひとりの検査結果に合わせて、食事や運動、睡眠などについて細かくデータ化し、認知症予防に有効な成分を含む食品の摂取や血糖値の改善など、生活習慣に関する具体的なアドバイスを行います。医学は日進月歩の世界です。常により的確なアドバイスを行うために、精神科以外の学会に顔を出して最新の情報収集を行っています。

今野先生が提唱する認知症を予防するための5つのポイント

高校生へのメッセージ

迷いながらでも前に進んでいく。
そうすれば、必ず道が開けてくる。

目の前のことに一生懸命取り組んでいれば、道は切り拓けると思います。
早い時期に人生の目標を設定し、それに向かって一直線に進んでいくことは、もちろん素晴らしいことです。しかし、さまざまなことを経験して、迷いながら自分に合うものを見つけるというのも1つの手ではないでしょうか。私自身医学部への入学を決意するまでは、経済学や工学に興味を持っていました。また、医学を学ぶようになってからも、宇宙医学や整形外科の分野に進もうと考えたこともあり、研究に没頭していた時期もあります。そうした経緯の後に、現在では精神科医としてクリニックを開業するに至りました。
高校生時代に、私を説得する父から聞いた「医療の分野ならいろいろなことに挑戦できる」という言葉を、今になって実感しています。
努力が結実し、「認知症の予防」という概念が徐々に根付いてきていると感じています。しかしまだまだこれから。このコンセプトを、今後もさらに続けていくことが大切だと考えています。少しでも実績を出し、エビデンスとしてデータを積極的に発信していくことが必要ですね。

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