【シゴトを知ろう】公認会計士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】公認会計士 ~番外編~

2017.04.04

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】公認会計士 ~番外編~

中小企業の支援を軸に活動されている椎木秀行(しいきひでゆき)さん。公認会計士としてのデビューは、東京の大手監査法人だったそうです。9年間の修業を経て独立し、現在は、宮城県仙台市で公認会計士事務所と税理士法人を経営されています。定年退職制度がない公認会計士ならではの業界事情などについてお話しいただきました。

この記事をまとめると

  • おとなしくてまじめ!? ビジネスに関わる専門知識を持つ公認会計士たちの実態とは
  • 定年がないので生涯現役を貫ける。80歳を超えてもなお仕事を続けている方も!
  • 商品ではなく信頼を売る。お客さまの悩みを解決するにはコミュニケーション力が重要

明るく話しやすい公認会計士を目指して奮闘中!

――公認会計士の方はまじめなイメージがありますが、実際にはどんな性格の方が多いですか?

公認会計士には、おとなしくて、まじめで、カチッとしている人が多いイメージがあるようです。やっぱり、事務職のイメージが強いのかなと思います。
数字や計算、法律に強く、会社の将来を左右する重要な情報と向き合う仕事なので、堅い職業だというイメージは間違っていません。お客さまからは「先生」と呼ばれますしね。実際、そういう方も多いと思いますよ。

ただ、私はそういったイメージを変えたいという思いがあって、「明るくて怖くない、話しやすい会計士になろう」と心がけています。というのも、仕事のほとんどが相談対応だからです。相手に「話しにくいな……」と思わせるのではなく、「これとこれも教えてもらおう」と身構えずに率直に話をしてもらいたいんです。
そうれすれば解決策が見つかるのも早いですし、お互いに気持ちよくお仕事ができると思うんですよね。私の持って生まれた性格もあるとは思いますが(笑)。


――確かに、椎木さんはいつも笑顔ですね。ちなみにご自身はどんなタイプですか?

私は人が好きなので、誰かとコミュニケーションを取ることが好きですね。好奇心は旺盛なタイプだと思います。
それから、細かな数字を確認したり、書類の不備を見つけたりするのが得意です。公認会計士になってからよく感じるのは、数字に強いととても重宝がられることです。得していますね(笑)。

40代はまだ若手! 年齢と経験を積み重ねて信頼感を得る

「会計や経理の知識はビジネスパーソンの必須スキルだと思います」と椎木さん

「会計や経理の知識はビジネスパーソンの必須スキルだと思います」と椎木さん

――一般の人が知ったら驚くような業界の常識はありますか?

公認会計士業界と税理士業界は、実はとても高齢化が進んでいます。会社員のように定年退職制度がないことや、年齢=経験値として信頼していただける側面があるので、年齢層は高いです。
特に当法人がある仙台のような地方都市の場合は、クライアントとの関係が密接なことも多く、一般的な企業に勤めていれば退職しているはずの65歳以上の方でも現役で精力的に活動されていますし、中には80歳を超えている方もいます。
私は今44歳なので20年近く公認会計士としての経験がありますが、この業界ではまだまだ若手ですね。


――公認会計士の職に就いてから、一番驚かれたことは何ですか?

元気な方が多いことですね。監査法人に勤めていた時、飲みに行くと、平日なのに夜中の2時3時まで帰らない先輩や上司が多いことに最初は本当に驚きました。次の日も仕事なんですよ!? 「タフだな〜」と思っていました。
私にも、会計士はおとなしくてまじめだという先入観があったのかもしれませんね(笑)。


――業界内の横のつながりは多いですか?

それほど多くはありません。同業種の会合は、年に数回、総会や忘年会などがある程度です。
私の場合は、経営者同士の異業種交流会の方が多いです。建設・土木・医療・福祉・サービス・ITなど業種はさまざまですが、経営者同士で学びを深めることが私の刺激になっています。

近道なし! 日々の積み重ねが信頼を形づくる

――公認会計士にはどのようにしたらなれますか?

公認会計士に興味を持ったら、高校で簿記検定を受けておくといいでしょう。
一般的には大学の経済学部や商学部などで専門的な教育を受け、公認会計士試験を受けます。専門学校に通う人も多いですね。一回のチャレンジで合格するのは難しいので、大学卒業後は、浪人したり仕事をしたりしながら何年か連続して受験することが多いと思います。
公認会計士事務所や税理士事務所に就職して、実務経験を積みながら試験にチャレンジする人も多いですよ。


――公認会計士の業界ではどんな人が成功しているのでしょうか?

私たちの仕事は、何か商品を作ってそれを売るのではなく、お客さまから決算書などの大切な企業情報を預かってチェックを行い、経営にとって有益な情報を付け加えてお客さまの利益を上げることです。それが公認会計士のサービスであり、お客さまへの提供物となります。
「お客さまにとって役に立つ的確な情報であり、質が高いこと」、また「お客さまの不安を解消し、満足してもらい、さらに強い信頼を得られること」が大切だと思っています。
これまで20年間この業界で仕事をしてきて思うのは、成功されている方はその積み重ねができている方だということですね。


大学生の時、就職活動ギリギリまで進路を決められなかったという椎木さん。きびきびとした立ち居振る舞いと現在の活躍からは想像ができませんが、進路を決めるタイミングは、自分の決意と覚悟があってこそなのだと感じました。
人と話すことが好きで専門性のある仕事に興味がある人は、「経営とは何か」について調べてみるところから始めてはいかがでしょうか。


【profile】アイアンドエス税理士法人 代表社員 椎木秀行(しいき ひでゆき)

アイアンドエス税理士法人 http://is-tax.or.jp/

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「公認会計士」
はこんな仕事です

企業が経営状態について毎年公表する財務諸表に、正しい情報が記載されているかどうかを公平に判定するのが主な仕事。企業には、取引先や株主など利害関係者が複数存在する。たとえば、業績が悪化しているにも関わらず経営が安定していると、企業が虚偽の情報を公開することで、多くの関係者が損失を被る可能性がある。そのようなことがないように、第三者の立場から監査をすることが公認会計士に求められる。法律で公認会計士だけに認められた業務だ。

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