ワインが痛みを和らげる!?学生と企業の共同研究で新たな効能が明らかに!

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ワインが痛みを和らげる!?学生と企業の共同研究で新たな効能が明らかに!

2017.04.03

提供元:麻布大学

ワインが痛みを和らげる!?学生と企業の共同研究で新たな効能が明らかに!

赤ワインに含まれる成分「レスベラトロール」が炎症による痛みを緩和する─ 日本の学生による研究成果が、神経科学専門の国際誌「Brain Research Bulletin」と「Molecular pain」に掲載され、日本神経科学大会で発表されました。
世界からも注目される、その研究内容とは?

この記事をまとめると

  • ポリフェノールの一種「レスベラトロール」が痛みを和らげると証明された
  • 麻布大学 生命・環境科学部 食品生命科学科では痛みを抑える食品成分が研究できる
  • 食品生理学の研究は、最先端医療やサプリメント開発など幅広く応用できる

ポリフェノールの一種「レスベラトロール」ってなに?

「レスベラトロール」と聞いて、何かすぐにピンとくる人は、なかなかいないと思います。「レスベラトロール」とは、赤ワインに含まれる食品由来の成分で、ポリフェノールの一種。老化を抑える効果があるとして、すでにアンチエイジングのサプリメントなどに使われています。今回発表された研究では、新たに「レスベラトロール」に痛みを和らげる作用があることを証明されました。今後は、腰痛や関節痛などに効果のある、鎮痛剤に代わる副作用のないサプリメントの開発などにつなげていくとのことです。
今回の研究は、麻布大学 生命・環境科学部 武田守教授の研究室と、化粧品・健康食品メーカー「株式会社ファンケル」の研究グループが行ったもの。わたしたちが普段口にする食品がもっている「生体調整機能」の新たな可能性として、痛みの緩和に着目して共同研究がスタートしました。武田教授はこれまでも生理学のさまざまな研究に携わり、数多くの論文を発表してこられました。そして現在は、食品成分の持つ「統合的生理機能」の解明に取り組んでいるそうです。そこで、今回は実際に研究室にお伺いし、研究内容について詳しくお話を聞いてきました。

“痛み”を食で抑える!薬に頼らない安全性の高い治療をめざして

今回お話をうかがった麻布大学の武田教授

今回お話をうかがった麻布大学の武田教授

「キーワードは“痛み”です。痛みはどのようにしておこるのか、そのメカニズムを解明しながら、痛みを抑える食品成分の研究を行っています」とお話ししてくれたのは、麻布大学の武田守教授。みなさんは、頭が痛い・お腹が痛い・歯が痛い・・・そのようなとき、どうしていますか?痛み止めの薬をのむという人が多いのではないかと思います。しかし、副作用のことを考えると、頻繁に薬をのむのは身体によくないですよね。もし、食品に含まれている成分で痛みを抑えることができたなら、薬に頼らず安全性の高い治療「代替治療」が可能になります。
武田教授の研究室では、「食品」という視点で「人体の機能」をとらえ、食品成分が持つ『栄養機能(栄養素)』、『感覚機能(味や香り、舌触りなど)』、『生体調節機能(老化防止・免疫増強など)』のメカニズムの解明に取り組んでいます。
痛みに効果があることがわかっている食品成分は、レスベラトロール(ブドウの種子・赤ワイン)、クロロゲン酸(コーヒー)、DHA(魚の油)、イソフラボン(大豆)などがあり、今後は、さらに効果の高い成分の探索研究や作用メカニズムに関わる研究を進めていくそうです。「レスベラトロール」の研究のように、企業や病院などの外部機関からの依頼による共同研究も続けられています。

最先端医療にもつながる、大きな可能性を秘めた『食品生理学』の研究

痛みを測定する特殊な機器

痛みを測定する特殊な機器

麻布大学 生命・環境科学部 武田守教授の食品生理学研究室では、ほかにも麻酔や注射の針を刺す前に塗る軟膏に、痛みを和らげる食品成分を活用する研究も行われています。食品由来の安全な成分により注射が痛くなくなるかもしれない・・・研究が活かされるのは、サプリメントのように口から取り入れるものに限ったことではないのです。
「人と食品の関わりを研究し、学生にはそのスキルを社会で活かしてほしいと考えています。病院や保健所、サプリメントや化粧品メーカーなど、活躍の場は非常に幅広いです」。
食品生理学の研究は、人の健康にそして医療へとつながっていきます。生体の機能に関わる神経生理学や脳機能を学ぶことで専門性の高い、最先端の医療に役立てることが可能です。
研究室には、活動電位を数量化して痛みを測定する特殊機器が設置されるなど、充実した研究環境が整っています。今回、研究室におうかがいして、充実した環境のもと、各々の研究課題に取り組む熱心な学生の姿がとても印象的でした。
自分が研究した食品成分を含む商品が開発され、店頭に並ぶのも夢ではありません。医療分野への応用の可能性も広がっています。みなさんも自分の研究を社会に役立て、大きなやりがいを感じてみませんか?

【広告企画】提供 : 麻布大学

この記事のテーマ
医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」を解説

病気やケガなどによる身体機能や生理機能の変化を治療し、健康な生活が送れるようにするのが、医療の役割です。今日のように高齢化が進んだ社会では、健康で長生きできるようなサポートも重要です。これらの役割を担うのが、医師、薬剤師、看護師、理学療法士などの専門家です。医師であれば解剖学や病理学、薬剤師であれば薬学など、それぞれが専門的な知識と技術を身につけ、連携することで医療の質を向上させる方法も学びます。

「医学・歯学・薬学・看護・リハビリ」について詳しく見る