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「かっこいい」だけがデザインじゃない!

2017.04.03

提供元:神戸芸術工科大学

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「かっこいい」だけがデザインじゃない!

イタリア・ミラノで毎年開催される、世界最大規模の国際家具見本市「ミラノサローネ」。その事前審査を通過し、2011年から出展を続ける日本のチームが、神戸にあります。ヨーロッパの企業やデザイナーにもその名が知れ渡るプロジェクトチーム、「Design Soil」の秘密、そして、家具やインテリア雑貨などの製品をデザインするおもしろさについて迫ります。

この記事をまとめると

  • 国際家具見本市で名を馳せる日本のチームとは?
  • プロジェクトチーム、「Design Soil」の活動と意義
  • 人の行動にまで影響を与えるデザインのおもしろさ

世界中のプロと学生がガチンコ勝負!

「Design Soil」の展示風景。 ミラノサローネの6日間の会期中に、世界中から数十万人の人々がミラノを訪れる。デザインを見る目の肥えた人々が集うミラノサローネの会場でも、「Design Soil」のブースは注目を集めており、多くの人々が足を止める。

「Design Soil」の展示風景。 ミラノサローネの6日間の会期中に、世界中から数十万人の人々がミラノを訪れる。デザインを見る目の肥えた人々が集うミラノサローネの会場でも、「Design Soil」のブースは注目を集めており、多くの人々が足を止める。

小中学校の年代からデザイン教育に熱心で、建築・デザイン誌『ドムス』やファッション誌『ヴォーグ』が駅の売店にまで平積みされる、“デザイン発信地”ミラノ。そこで毎年4月に開催されるデザインの祭典「ミラノサローネ」に参加しているのが、神戸芸術工科大学の教員と学生によるプロジェクトチーム「Design Soil」です。出展し始めた当初、大学のチームであることを特に名乗っていませんでした。「学生」というフィルターを通してではなく、純粋に作品を見てもらいたいという思いがあったからです。ミラノでは、有名デザイナーも学生も関係なく、モノさえよければ注目を集めることができます。結果、「Design Soil」にはヨーロッパの一流メーカーからも、たびたび商品化の問い合わせがあるといいます。つまり、ミラノサローネは、世界中のプロと学生がガチンコ勝負できる舞台なんです。
ミラノサローネの会期は6日間。「Design Soil」に参加する学生たちは、準備を含め約10日間、現地に滞在し、世界に触れることができます。

大学全体のレベルを引き上げる、スター育成システム

毎週行うミーティングの風景。 この写真は、プロジェクトのテーマをどう解釈していくかを、イメージを持ち寄って議論しているところ。ひとりひとりが個人でデザインを進めるのではなく、メンバーがそれぞれのアイデアに意見を出し合い、議論をしていく。作品をよりよいものにしていくのはもちろん、お互いにデザインのスキルを磨き合い、高め合っていく場となっている。

毎週行うミーティングの風景。 この写真は、プロジェクトのテーマをどう解釈していくかを、イメージを持ち寄って議論しているところ。ひとりひとりが個人でデザインを進めるのではなく、メンバーがそれぞれのアイデアに意見を出し合い、議論をしていく。作品をよりよいものにしていくのはもちろん、お互いにデザインのスキルを磨き合い、高め合っていく場となっている。

「Design Soil」は、大学の授業のレベルや先生の評価という「枠」を超えたところで、社会や世界を肌で感じ、学生自らが“新しいモノサシ”を手に入れる教育プログラムです。ミラノサローネ以外にもさまざまなワークショップを実施したり、家具メーカーなどの企業とコラボ商品開発を行ったりしています。学生は受け身になるのではなく、それぞれの意見や考えを主張し、議論するなかで、自主性を育んでいきます。大学生とは、いわば“プレ社会人”。学生のうちに社会や世界に触れる経験が、将来の大きな成長へとつながるのです。

ただし、「Design Soil」は選抜制であり、すべての学生が参加できるわけではありません。担当教員の田頭助教が「他の学生から憧れられるような“スター”をつくりたい」と言うように、プロジェクトは、それ自体の質を保ちながら大学全体のレベルを引き上げ、活性化を図る狙いがあります。志の高いメンバーが刺激し合いながら、自らの腕や意識を磨き、ときには先輩から知識や経験を授かる。「Design Soil」は教育プログラムであり、“あこがれの場所”として機能します。

アイデアのあるモノが、人をワクワクさせる

ミラノの展示会場で自分の作品を説明する「Design Soil」のメンバー。 「Design Soil」の作品は、考え方、アイデアが面白いと評判だ。ミラノでは、主婦や学校の先生、こどもたちも、老若男女問わずデザインへの関心が非常に高い。面白いアイデアには即座に反応してくれる。そんな人たちに英語でプレゼンし、直接素直な反応や意見をもらえるということは、日本ではなかなか得難い貴重な経験となる。

ミラノの展示会場で自分の作品を説明する「Design Soil」のメンバー。 「Design Soil」の作品は、考え方、アイデアが面白いと評判だ。ミラノでは、主婦や学校の先生、こどもたちも、老若男女問わずデザインへの関心が非常に高い。面白いアイデアには即座に反応してくれる。そんな人たちに英語でプレゼンし、直接素直な反応や意見をもらえるということは、日本ではなかなか得難い貴重な経験となる。

家具やインテリア、プロダクトのデザインとは、「形の良いものをつくる」という自己表現と思われがちですが、「どういう状況をつくりだしたいか」という考え方がより重要です。たとえば、「家族でダイニングテーブルを囲み、楽しく談笑してほしい」など、使う人の立場で考え、その人がいかにハッピーになるかを描くこと。使う人ありき――。そこに、アートとの違いがあります。田頭助教は、「デザインには、人間の行動をコントロールしたり、生活の仕方を変える力がある。そして、人にワクワク感を提供することができる。だから、モノづくりは楽しいんです」と説きます。優れたデザイナーの条件は、観察力と発見力。一つの対象を見て、どれだけ気づきを得られるかにかかってきます。そのスキルや蓄積がアイデアの引き出しになるのです。その点、高校の授業や雑学も、すべてが財産になります。


「Design Soil」ウェブサイト http://www.designsoil.jp

【広告企画】提供 : 神戸芸術工科大学

この記事のテーマ
工学・建築」を解説

工業技術や建築技術の発達は、私たちの生活を画期的に快適で安全なものに変えてきました。先人たちの生み出した知恵に新しい技術をプラスすることで、その進歩はいまも日々、進んでいます。インフラの整備や災害に強い街作り、エネルギー効率の高い動力機械や高い知能を持ったロボットの開発など、工学や建築に求められるものはますます増えるでしょう。自然との共生も大きなテーマです。理系の中でもより実地的な分野だと言えます。

「工学・建築」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「インテリア」
はこんな学問です

建築物の内側にある空間を設計、デザインする知識と技術を学ぶ学問。対象となる空間は、住まいのほか、オフィス、商業施設、イベントスペース、ステージなどさまざま。その空間の照明や家具がどうあるべきかを設定するコンセプトづくり、空間演出のためのデザインやコーディネート、思い浮かぶ空間イメージを手描きや3DCG(コンピュータグラフィックス)で表現する技術などを学ぶ。また、コンセプトやデザインを伝えるプレゼンテーション力など実践力も養う。

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