学校を決めるときに、皆が見ているのはここだ!
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高校生にとって、ウキウキするけれど難しい進学先の選定。さまざまな分野の大学や短大、専門学校があることから、どのように決めるべきかわからなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。進学先を決めるとき、いったいどんな要素が重要視され、決め手となっているのでしょうか。そもそもの情報収集から志望校の選択、最終的な入学先を決めるまで、みんなが何を参考にしているのかをランキングをもとに発表します。
この記事をまとめると
- 90%以上の人が、パソコンやスマートフォンなどネット経由で大学のパンフレットを取り寄せている
- 専門分野をいかに深く学べるかどうかが、大学を決める際に最も重要視されるポイント
- パンフレットやホームページはあくまで補助的に。自分の目で見て感じることが大切
スマホやPCで学校パンフレットを取り寄せて、比較検討
志望校を決める際には、まずいろいろな大学の情報を集めることが必要不可欠です。その際に多くの人が参考にしているのが、それぞれの学校が発行しているパンフレット。
パンフレットには、Webサイトよりも学校や学部の特色が分かりやすいことが多く、進学先を決める際に最も役に立ったものとして44.5%の人がパンフレットを挙げています。学校ホームペ-ジや、進学情報サイトなどからパンフレットの請求を行い、進路選択の第一歩を踏み出しているわけです。
自分の学びたい分野をしっかり持つことが、学校を選ぶ最大の決め手になる
アンケート調査のランキングでは、最終的に入学する大学を決める場合に、最も重要視されているのは「専門分野を深く学べる」かどうか。2番目に就職実績、3番目は資格取得に有利なことでした。最終的にどこに進学するのか考える際には、このように将来を見据えて、有利になりそうである理由で決めている人が多いんですね。自分の進む方向性や学びたい分野について考え、学部学科を絞っておくことが、大学を決めるための大切なステップといえます。
出典:マイナビ「2015年5月 マイナビ進学会員対象 進学意識と進路選択に関するアンケート」を基に作成