もし「デスノート」があったら。使う? 使わない?

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もし「デスノート」があったら。使う? 使わない?

2015.10.08

もし「デスノート」があったら。使う? 使わない?

もしも、あのデスノートが現実で使えたら、本当に「名前を書いて」しまったら、日本の法律では殺人罪に問われるの?

この記事をまとめると

  • 「名前を書かれた人が死ぬ」デスノートを、現実で使ったら?
  • 殺人罪に問われる? 無罪? 場合によっては過失致死罪?
  • 犯罪か、犯罪ではないのか、その線引きは社会が決める

「名前を書かれた人が死ぬ」ノート。書いた人は、殺人犯?

「名前を書かれた者は、死に至るノート」という衝撃的な設定で、漫画、アニメ、ドラマ、映画と、注目を浴び続けている「DEATH NOTE」(デスノート)。うまくいかないことがあったとき「あんなやつ、いなくなったらいいのに」と、つい思ってしまった経験、誰にでもあるのでは? 「もしデスノートが手に入ったら、どうする?」という想像をしてみたことのある人も、いるかもしれませんね。
その「もし」が起きた場合、疑問が湧いてきませんか。
ノートに名前を書いた相手が、本当に死んでしまったら、名前を書いた人は殺人罪に問われるのでしょうか? もっと真面目な話をするなら「デスノート」を使用した人を殺人罪に問うことは、今の日本の法律で可能なのでしょうか。

殺人? それとも「ノートに名前を書いただけ」?

日本の刑法における殺人罪は、故意による殺人を指します。過失の場合は過失致死罪ですから「わざと殺した場合のみ、殺人罪に問われる」わけです。
ここが難しいのですが「わざと」かどうか、どうやって決めるのでしょう。「デスノート」のからくりを知らない人が、誰かの名前を書いたら死んでしまった……という場合は過失致死罪にあたりそうですが、ノートのからくりを知っていたかどうかは本人にしか分かりません。
また「私は誰も殺してない、ノートに名前を書いただけ」と、開き直ることもできそう。作品中にも実際、そうした発言が出てくるようです。
ちなみに、かつての日本では何らかの呪詛であるとされた場合、犯罪と認定されたそうです。今の常識では、とても考えられないですね。

人が法律を整備し、人が人を裁かなければならない

今の日本の法律では、仮に「デスノート」が実在して使用したとしても、殺人罪で起訴するのは難しいとされています。「人の名前を書き込むことによって、なぜ人が死ぬのか」が科学的に解明され、人の死につながる危険性を持っていると多くの人が認めない限り「デスノート」も一般的なノートと同じだからです。
科学的な証拠もなく、解明されてもいないのに心証だけで殺人だと決めつけてしまうのでは、決してフェアといえませんよね。
とはいえ「人の死につながる危険性」は時代によって多様化しているのも事実です。昔では考えられないような殺人が可能になるかもしれません。「デスノートを使うかどうか」と迷っているうちに「使われてしまう」かも……。あなたが法律を定める立法の立場、もしくは裁判官だったら、どうしますか?

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「裁判官」
はこんな仕事です

裁判所で司法権を行使する職業。刑事・民事訴訟を受け、法廷では原告と被告双方の言い分や証拠を精査し、法律に従って公正な判決を下す。裁判官、検察官、弁護士をめざす人は「司法試験」に合格後、司法修習を1年間にわたって受ける。その中でも裁判官になるのは狭き門。判決が社会へ及ぼす影響力は大きく、成績優秀、頭脳明晰、公明正大な人が裁判官への道を歩む。判事補として約10年間働いた後、判事となる。裁判官は地方(簡易)・家庭・高等・最高裁判所の各事件を担当している。

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