世界で最初に上映された映画って何?

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世界で最初に上映された映画って何?

2015.09.29

提供元:マイナビ進学編集部

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世界で最初に上映された映画って何?

世界で最初に映画を上映したフランス人の「ルミエール兄弟」。彼らが上映した記録映像の内容など、映画にまつわるトリビアをご紹介します。

この記事をまとめると

  • 映画発祥の地はハリウッドではなく、フランス
  • 世界初の映画作品は、46秒の短編モノクロ無声ドキュメンタリー
  • 映像学でかつての映画と技術を学べば、今の映画をさらに楽しめるかも

映画発祥の地はアメリカではなくフランスだった!

みなさんは映画は好きですか? 日本はもちろん、世界中でさまざまな映画作品がつくられていますが、「映画の本場」と聞くと、多くの人たちがアメリカを思い浮かべるのではないでしょうか。

ところが、世界で初めて映画を撮影・上映したのは、アメリカ人ではなく、実はフランス人なんです。それが、映画の発明者や、「映画の父」と呼ばれているリュミエール兄弟。彼らが撮影した『工場の出口』が、世界ではじめて上映された実写映画とされています。

1895年当時、リュミエール家は写真乾板などの製造業を営んでいました。映画を観る装置である「キネトスコープ」はすでにトーマス・エジソンによって発明されていましたが、これはスクリーンに映像を映し出すような私たちのイメージする映画ではなく、動いている絵が投影されている箱を、一人ひとりが覗き込む仕組みでした。それをパリで見た兄弟の父・アントワーヌのすすめにより、兄弟は動画の研究を開始しました。

そして、キネトスコープを改良し、スクリーンに投影する仕組みをつけることにより、一度に多くの人々が鑑賞できる映写と、映像撮影の機能を持つ複合映写機が完成しました。これが、世界初の映画上映に使われる「シネマトグラフ」です。そしてパリのサロンに人々を集め、有料で見せた映像が『工場の出口』です。『工場の出口』は世界初の映画館で上映された映画となりましたが、同時にこのサロンも世界初の映画館となったのです。

世界初の映画作品は46秒の短編モノクロ無声ドキュメンタリー

しかし『工場の出口』は、私たちがイメージするような物語を追っていくようなものではありませんでした。『工場の出口』は、労働者たち(ほとんどが女性)がリュミエール家の経営する工場から出てくる様子を撮影した、わずか46秒の短編モノクロ無声ドキュメンタリー映画です。最初の映画は娯楽作ではなく、記録映像だったんですね。

その後、リュミエール兄弟は世界中にシネマトグラフとカメラマンを派遣して、約1,500本もの記録映画を撮りました。1897年には派遣されたカメラマンが日本にやって来たことにより、明治時代の日本の街の様子を記録した映像も残されています。これらの貴重な作品は、フランスのリヨンにある「リュミエール美術館」で上映されており、実際にその映像を観ることができます。

こうしたリュミエール兄弟の活動から新たな刺激を受けたエジソンは、1893年に研究所の敷地内にアメリカ初の映画スタジオ「ブラック・マリア」を設立し、さまざまな監督を起用して映画の制作を行いました。リュミエール兄弟と同様に、エジソンもまた「映画の父」と呼ばれています。

映像学を学ぶことで、映画をもっと楽しめるようになる?

このように映画の歴史を学ぶことは「映像学」の勉強にもなります。リュミエール兄弟の時代から、映像技術は見違えるほどの進化を遂げています。白黒からカラーへ、無声から有声のサラウンドシステムへ、そして今や映画は3Dの時代です。120年も前にリュミエール兄弟やエジソンが始めた映画制作が時を経て、こんなにも大きな進化を遂げて人々の娯楽になっているなんて、当時彼らは想像もできなかったのではないでしょうか。映像学を学び映画の歴史を知ることで、現在の映画をまた新しい視点で楽しめるかもしれません。

この記事のテーマ
芸術・表現・音楽」を解説

絵画や造形、声楽や楽器演奏、演劇や芝居、マンガやアニメーションなど、さまざまな芸術分野で、表現者としての感性や技術を磨きます。近年では、活躍の場を広く海外に求め、高い評価を受けている人たちも多くいるようです。作品の制作や演習などの実技はもちろんのこと、それを裏打ちするために専門分野の歴史や理論の授業も行われます。そのため、アーティストとして作品を発表する以外に、指導者や研究者としての道もあります。

「芸術・表現・音楽」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「映像」
はこんな学問です

映像制作に必要な知識と技術を身に付ける学問。映像は、監督、カメラマン、脚本家、音声、美術など複数の技術と知識を合わせて完成するもので、自分がどの役割を担当したいかを考えながら学ぶ必要があるだろう。また、映像のジャンルによって使われる技術も異なる。具体的には、映画、テレビ、プロモーション、TVCM、報道、アニメーションなどが挙げられ、学校では各ジャンルを網羅して概要を学ぶケースが多い。

「映像」について詳しく見る