映画好きも廃墟ファンも注目! 長崎の「軍艦島」ってどんな島?

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映画好きも廃墟ファンも注目! 長崎の「軍艦島」ってどんな島?

2015.10.22

提供元:マイナビ進学編集部

映画好きも廃墟ファンも注目! 長崎の「軍艦島」ってどんな島?

先日、世界遺産に認定された軍艦島は、かつては炭鉱として栄えていた島でした。現在は観光スポットとして人気を集めているこの島についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 世界遺産に認定された軍艦島は、かつては日本有数の炭鉱だったが、現在では廃墟になっている
  • 多くの生活施設を有すとともに、地下に巨大な生産施設を持つ、炭鉱の島だった
  • 「鉱山学」を学ぶことは、限られた地球の資源の有効活用を考えることにつながる

『進撃の巨人』実写版映画の舞台となった、廃墟の「軍艦島」

今年8月に公開された、大ヒットコミックを原作とする実写版映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』。その現実離れした世界観を表現するために撮影場所となったのが、長崎県・端島。通称「軍艦島」です。

今回は、2015年7月に全国23施設の「明治日本の産業革命遺産」の一つとして世界遺産に認定されたことで話題の、この軍艦島についてご紹介します。

軍艦島は、長崎の南端に浮かぶ無人島で、正式名称は端島(はしま)といいます。明治時代には石炭が採れる海底炭鉱の島として栄えていて、一時期は狭い島の中に5,000人もの人が住む世界一の人口密度を誇る島でした。

しかし後のエネルギー革命や、世界の主要燃料が石炭から石油へ移行していくことにより、炭鉱は全国的に衰退していき、軍艦島の炭鉱も昭和49年に閉山されてしまいます。まもなく住人も島を去り、島の設備の解体が遅れたこともあり、その後しばらく放置されていた軍艦島はいつしか「廃墟の島」になっていきました。

地下1,000mもの炭層を持つ炭鉱の島だった!

廃墟の島になった軍艦島は、それから長いときを経て、2004年から船で周囲を巡る周遊ツアーが定期便化され、長崎市の条例が改正されたことにより、2009年から島の中に立ち入ることができるようになりました。現在では「軍艦島コンシェルジュ」など、軍艦島をクルーズで周遊・上陸できるツアーが、日本中の廃墟ファンから人気を博しています。軍艦島ツアーは、長崎市にもとても大きな経済効果を出しているそうです。

ツアーでは、炭鉱で働いている人とその家族が生活していた集合住宅や小中学校、病院の廃墟などを見ることができます。多くの生活施設を有すとともに、海底で採掘するため、地下に巨大な生産施設を持っていた軍艦島は、地下1,000mもの炭層を持つ炭鉱の島でした。

ツアーや写真などで見ることができる、廃墟となった現在の軍艦島の風景は、いかに時代とともに産業が移り変わり、人々の生活に影響を与えていたのかを物語っています。そしてこのような炭鉱の盛衰から、私たちはかつてなくてはならなかった産業や燃料の重要性について学ぶことができます。

限られた資源を有効活用するために必要な「鉱山学」

こうした炭鉱や鉱山について学ぶ学問を「鉱山学」といいます。もともとは鉱山開発についての研究が目的だった鉱山学ですが、現在では鉱石が存在している場所を見つけるための探査や、鉱石を採る方法を研究する採鉱、その中から役立つ鉱石だけを分離する選鉱、材料として加工できる元素として抽出する精錬など、細分化された学問になっています。

鉱山学を学ぶことは、人間の生活の歴史を振り返り、産業を支える地球の資源を知ることにより、地球上の限られたエネルギーをいかに有効活用するかを考え、人間が共存して行くかを考えることです。あまり豊かな資源を持っていない私たち日本人にとっては、とても大切な学問といえるのではないでしょうか。

この記事のテーマ
地球・環境・エネルギー」を解説

私たちの暮らす地球では、火山噴火、地震、台風、干ばつなど、人類にとっては有害な現象がいまも続いています。こうした現象を研究・解明し、うまく折り合いをつけていくことが必要です。また、豊かな生活を求めるあまり、限りある地球資源を枯渇させてしまったり、自然環境を破壊してしまうことは、人類の絶滅を意味します。こうしたことを防ぐためには、技術系の学問だけではなく、政治や行政などに関する幅広い知識も必要な分野です。

「地球・環境・エネルギー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「鉱山学」
はこんな学問です

鉱山学とは、もともとは鉱山開発についての研究が目的だった。まず、鉱石が存在している鉱床をどうやって見つけるかという「探査」、次に見つけた鉱床からどうやって鉱石を発掘するかという「採鉱」、さらにそこから役立つ鉱石だけを分離する「選鉱」、最後に材料として加工できる元素として抽出する「製錬」がある。現在では鉱山のみならず使用済みの電子機器からレアメタル(希少金属)を「採鉱(回収)」するリサイクル技術にも生かされている。

「鉱山学」について詳しく見る