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同じ文字をずっと見てると、「こんな形だっけ?」ってなることない?

2015.09.17

提供元:マイナビ進学編集部

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同じ文字をずっと見てると、「こんな形だっけ?」ってなることない?

同じ文字を見つめていると、それが何という文字であったか分からなくなる現象、ゲシュタルト崩壊。この不思議な現象が起こる原因についてご紹介します。

この記事をまとめると

  • 「こんな形だっけ?」となる現象はゲシュタルト崩壊という
  • 文字を構成する「部分」に意識がいってしまうことで起こる
  • ゲシュタルト崩壊はまだ解明されていないことも多い

見慣れた文字が分からなくなる、「ゲシュタルト崩壊」

はじめに、この文字列をしばらくの間、じっと見つめてみてください。

粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉粉

この漢字は、小学校4年生で習う「粉」という字です。「パン粉」「粉末」など、日ごろ見かけることも多く、高校生なら簡単に書ける漢字です。でも、この「粉」という漢字をずっと見続けていると「こんな形だったっけ?」と不思議に思えてくることがあります。

このように、同じ文字をずっと見続けていると、それがなんという文字であったか分からなくなる現象を「ゲシュタルト崩壊」といいます。ゲシュタルトとは、ドイツ語で形や形態、状態を意味する言葉。このゲシュタルト崩壊は、本を読んでいるときや勉強中など、ふとしたときにも起こりがちです。もっと簡単なひらがなやカタカナが分からなくなることもあります。なぜこのような現象が起こるのでしょうか?

文字の“全体”ではなく、“部分”に意識がいってしまう

普通、人間は1つの文字を見るときに、その文字を構成する“部分”には注目しません。たとえば、「粉」という漢字を「米」と「八」と「刀」から成立している文字とは考えず、一つの文字として認識します。つまり、「粉」という漢字の“全体”を見ているのです。

しかし、「粉」という字だけをずっと見続けることによって、脳が「粉」という漢字の全体ではなく、「米」「八」「刀」といった部分だけをバラバラに認識してしまいます。その結果、なんという漢字か分からなくなるというのがゲシュタルト崩壊のメカニズムなのです。

また、ゲシュタルト崩壊は文字だけではなく、図形や人の顔、音などでも起こることがあるのだそうです。

まだまだ不思議が多いゲシュタルト崩壊

ゲシュタルト崩壊は、心理学の中の一つの分野である認知心理学などの視点から研究されてきました。しかし、まだまだ解明されていないことが多い不思議な現象でもあります。一つ分かっているのは、ゲシュタルト崩壊は誰にでも起こり得る現象であること。心理学の分野に興味がある人は、この不思議なゲシュタルト崩壊について自分なりに調べたり、考えたりしてみると新たな発見をすることができるかもしれませんよ。

この記事のテーマ
人間・心理」を解説

人を研究対象として、人間の心理や身体、人間が作る社会集団、生活の特徴やあり方を研究します。人間科学は、人間という存在や関係性そのものを研究し、学習範囲は栄養学から文化人類学、スポーツ科学まで広範囲にわたります。心理学は人間の心や行動の特徴を分析・解明します。ストレス社会と呼ばれ、心の病に苦しむ人が増加している現代では、なかでも臨床心理学の重要性が注目されています。人間の存在意義の基礎となる学問です。

「人間・心理」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「心理学」
はこんな学問です

人間の心理や行動がどのような原理で動いているのかを研究する学問である。それにはさまざまなアプローチがある。たとえば、認知心理学では対象を知覚してから言語化するまでの作用を情報処理のプロセスとして理解する。発達心理学は人間が誕生してから死ぬまでの心の変化が何によるのかを探究する。臨床心理学は心のバランスを崩してしまった人の状態の改善をめざす。志望校に自分の本当に学びたい心理学があるかどうかを必ず確認することことが大切だ。

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