憧れちゃう♡ウエディングプランナーに聞いた、感動の結婚式
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結婚式は一生に一度の晴れ舞台。そんな結婚式を作るお手伝いをするウエディングプランナーの仕事は憧れますよね。プランナーの方は、実際に素敵な式をたくさん見てきていそうです。これまであった感動的な結婚式はどんなものだったのか、ウエディングプランナーの方に聞きました。
この記事をまとめると
- ふたりの出会いのきっかけになったものを使った演出に感動
- 地域ならではの温かいムードに和んだ
- 新郎新婦とともに両親へのプレゼントを用意した
手紙を使ったサプライズ演出
「遠距離恋愛の末、ゴールインしたカップル。今どきメールではなく、手紙でのやりとりもたくさんしていたというのをお二人から打ち合わせで聞きました。その後、式の準備を進めていくなかで新郎から『二人が結ばれるきっかけになった手紙を使って、当日は奥さんに何かサプライズをしたい』との申し出が。
そこで新婦さんには内緒で、披露宴の参列者からの新婦への手紙を集める計画を立てました。当日は、『実は内緒で用意していたものがあります』という新郎の掛け声とともに、みんなが手紙を持って立ちあがる演出。それには思わず新婦さんも泣いていて、私ももらい泣きしてしまいました」
二人が結ばれるきっかけになった手紙を使った演出というのがにくいですね。
沖縄ノリでどんちゃん騒ぎ
「披露宴自体は新郎新婦が働いている東京でしたのですが、沖縄県出身のお二人。式には、沖縄から親戚の皆さんが多く参列していました。
式自体は予定通り進んだのですが、お酒に酔った親戚方が大暴れ(笑)。沖縄の方ってどんちゃん騒ぎをするイメージはあったのですが、実際に指笛を鳴らしたりして大盛り上がり。しかし『うるさい』という感じではなく、独特の温かみを感じて、田舎が恋しくなるような素敵な式でした」
地域によっても結婚式に違いがあるといいますよね。その土地ならではの祝福の仕方も、それぞれの味が出て素晴らしい式になりそうです。
両親に〇〇のぬいぐるみをプレゼント
「新婦さんから『結婚式当日には、ここまで育ててくれた両親に感謝のサプライズをしたい』との申し出がありました。聞けば、生まれたときは未熟児で体が弱く、ずいぶん心配をかけてきたとのこと。新郎とも相談しあって、あるプレゼントを贈ることにしました。
式当日、新婦が両親への感謝の手紙を読み終えたとき、『これを受け取ってください』と用意したのが大きなぬいぐるみ。実は、そのぬいぐるみは新婦が生まれたときの体重と同じ重さのもの。
受け取ったご家族が『生まれたときは小さくて心配だったのに、こうやって見るとずいぶん大きかったんだね……』としんみり言っているのを聞いて会場中からすすり泣きの声が。私たちスタッフも涙が止まらなかったです」
結婚式は新郎新婦だけではなく、家族にも感謝を伝える場。
ウエディングプランナーはこんな感動的な場面に立ち会える仕事。一人ひとりに合った式を提案するからこそ素敵なものになるのかもしれません。もちろん準備期間はたいへんなこともありますが、最高の式をつくりあげた瞬間の感動は何物にも変えられないのではないでしょうか?
この記事のテーマ
「旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説
目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。
この記事で取り上げた
「ブライダルコーディネーター」
はこんな仕事です
結婚を控えるカップルに、予算や希望に沿った結婚式・披露宴をプロデュースするのがブライダルコーディネーターの仕事。ブライダルプランナー、ウエディングプランナーとも呼ばれる。衣装選びから式の演出、引出物、案内状の手配まで、式に関わるあらゆる相談ごとに対し、最適なアドバイスを行う。結婚式場やホテルで働く他、経験を積めばフリーランスとしての活躍も夢ではない。ライフスタイルが多様化する中で、自分たちらしい挙式をしたいと希望するカップルの理想をかなえ、結婚式を盛り上げることが仕事のやりがい。
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