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お金の価値っていつも一緒じゃないって知ってた?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

お金の価値っていつも一緒じゃないって知ってた?

この記事をまとめると

  • 円やドルなどのお金は、つねにその価値が変動している
  • そういった価値の変動を予測して、お金を増やそうとする仕事がある
  • その仕事は「為替ディーラー」と呼ばれ、数千万円という大きな金額を扱うことも

お金の価値は変動する!?

100円は100円、1万円は1万円……だと思っていませんか? お金が大好きな高校生のカネタロウもそう思っていたようです。久しぶりに再会した兄のタケルが、お金の価値について特別授業を行ってくれました。

もっとも価値の高い「お金」は、どの国のもの?

カネタロウ「ああ、お金が欲しいなあ。友だちと遊びにも行きたいし、欲しいものもたくさんあるし、とにかくお金が欲しい」

タケ兄「カネタロウ、久々に会ったら相変わらずか……。お前はいつもお金のことしか考えていないじゃないか。そうだ、そんなお前にひとつ質問がある。お前は日本とアメリカで、お金の種類が違うのを知っているかい?」

カネタロウ「そのくらい知ってるさ! 日本が『円』で、アメリカは『ドル』や『セント』だろ?」

タケ兄「ああ、その通りだ。ちなみにイギリスでは『ポンド』などが使われている。ひと口にお金といっても、住む地域によって種類が違うわけだな」

カネタロウ「国が違うんだから、当たり前だろ」

タケ兄「まあそうだな。そしてここからが本番の質問だ。もしお前が、100円か100ドルか100ポンドのどれかをもらえるとしたら、一体どれを選ぶ?」

カネタロウ「え? それは、100円だろ。ドルやポンドは使えないから」

タケ兄「ハーハッハ! お前は甘いなあ。確かにドルやポンドは日本で使えない。でも、だからといって、100円がもっとも価値が高いとは限らない」

カネタロウ「なんでだよ。どういうことなんだよ!」

タケ兄「ヒントをあげよう。ドルやポンドは日本で使えないが、それを専門機関で円に換えることは可能だ。問題はその時の価値。100ドルや100ポンドを円に換えたら、いくらになるのかを考えるんだな。そのとき一番高くなるお金を選ぶのがトクだろう」

ドルや円など、お金の価値はどんどん変わる!

カネタロウ「お金の価値はどれも同じだろ?」

タケ兄「ニュースを見ていると、よく『1ドル=◯◯円』って言葉を聞かないか? これはつまり、『1ドルを円に換えると◯◯円ですよ』という意味なんだ。最近だと、1ドル=100円とか、1ドル=120円とか。ということは、1ドルと1円では、1ドルの方がずっと価値が高い。そして、ポンドになるとさらに高い。というように、世界の通貨は種類ごとで価値が違うんだ」

カネタロウ「じゃあさっきの質問なら、100ポンドを選ぶのが一番トクなんだね」

タケ兄「その通り。100ポンドをもらって円に換えれば、軽く1万円は超える。ただし通貨の価値は変動するから、たとえばドルなら、時期によって1ドル=110円になったり、120円になったりする。そしてその変動を利用して、お金を増やすこともできるんだ」

カネタロウ「何それ、どういうこと? どうやってお金を増やすの?」

タケ兄「たとえば1ドル=110円の時に、110円を渡して1ドルをもらうとする。その後、もし1ドル=120円に変動したら、前もらった1ドルを返せば120円がもらえる。つまり、ドルと円を交換していただけで10円増えたことになるんだ。もちろん、逆のパターンで損する可能性もあるよ」 

カネタロウ「そういうことか! それにしても、お金の価値ってそんなに変動するんだね」

タケ兄「ああ、普段はなかなか気づかないけど、円やドルなどの価値は日々変わっている。そこには経済状況や、そのお金がどのくらい世の中に流通しているかなど、細かな材料が関係しているんだ」

価値の変化を見抜いて、お金を増やす仕事もある

カネタロウ「はあ、お金って不思議だなあ」

タケ兄「まだまだ話は終わらないぞ。世の中には、お金の価値の変動を予測して、利益を出そうとする仕事もある。『為替ディーラー』なんて呼ばれる人たちだね。彼らはつねに外国の経済状況などを見ながら、お金の価値がどう変わるか予測している。そして、その予測をもとに各国のお金を交換、正確には売り買いして増やすんだ。ドルを売って円を買ったり、円を売ってポンドを買ったり、ね」

カネタロウ「そんな仕事があるんだね。すごく難しそうだけど……」

タケ兄「しかも彼らが扱う金額はすごく大きい。何千万円なんてのも珍しくない。とてつもないリスクを背負うんだよ」

カネタロウ「なんて仕事なんだ……。僕には無理だね」

タケ兄「ちなみに、お金の価値の変化は、旅行会社の仕事にとっても重要だよ。たとえば、円が高くてドルが安い時にアメリカに行けば、日本人にとっては『おトク』だからね。だって、同じものを買うにも、ドルが安いから低価格で買えるんだ」

カネタロウ「そうか、旅行するにも費用が変わってくるんだね」

タケ兄「そう。だから旅行会社は、そういうタイミングでどんどん旅行に行くよう盛り上げる。こういうのも仕事のひとつなんだね」

カネタロウ「そうか。お金と仕事の関係って深いんだね。タケ兄、俺もっと勉強するよ!」

タケ兄「ああ、一緒に頑張ろう。そして、俺のような立派な男になれ!」

カネタロウ「う、うん……」

価値の変動が影響する仕事は意外と多い

お金の価値の変動そのものを利用する為替ディーラーのほかにも、海外旅行を取り扱う旅行会社、商品を輸出しているメーカー、食材を輸入している飲食店など、外貨と関わる仕事は案外多いもの。将来自分でビジネスを始めたいと思っている人は、朝のニュースで「為替」をチェックしてみると面白いですよ。

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「為替ディーラー」
はこんな仕事です

ドルやユーロなどの外国の通貨を、売ったり買ったりして差額で利益を生み出すのが為替取引であり、FXとも呼ばれる。顧客から託された外貨を代理で売買するのが為替ディーラーの仕事だ。職場は主に銀行や証券会社となり、取引行為そのものはコンピュータを介して進めていくが、為替相場は24時間めまぐるしく変動し、タイミングを逃すと大きな損失につながる。したがって為替の知識と取引経験、判断力が求められる。世界各国の金融のみならず政情にもアンテナを張り巡らせ、海外のディーラーとも情報交換をすることも重要となる。

「為替ディーラー」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「証券アナリスト」
はこんな仕事です

株式や債券市場、外国証券といった投資対象を分析・評価する仕事。多くの証券アナリストは証券会社や銀行に勤めており、投資家に有望な株や債券の情報を提供するほか、売り時・買い時をアドバイスする。企業の株価は、経営や製品開発など自社の状況のほか、国内外の経済や政治動向にも左右される。そのため、証券アナリストは商品市場や景気動向なども分析し、株価を予想しなければならない。さらに、この情報を基に投資家が株の売買を行うため、証券アナリストの社会的責任は大きい。

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