ヒヨコのオスとメスを判定するだけの仕事があるらしい!

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ヒヨコのオスとメスを判定するだけの仕事があるらしい!

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

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ヒヨコのオスとメスを判定するだけの仕事があるらしい!

この記事をまとめると

  • 「初生ひな鑑別師」というヒヨコの性別を見分ける仕事がある
  • 性別を見分けるためには、羽毛か、「総排泄口」と呼ばれる器官を見る
  • 意外に収入が安定しており、海外でも需要がある

ヒヨコの性別を見分ける、「ひな鑑別師」とは?

「ひな鑑別師」。そんな言葉を突然聞くと、思わずポカーンとしてしまいますが、じつは実際に存在する職業なのです。ひな鑑別師の正式名称は、「初生雛鑑別師(しょせいひなかんべつし」といいます。おもにヒヨコの性別、つまりオスかメスかを区別するのが、ひな鑑別師の役目です。

一般的に、オスのヒヨコのほとんどは鶏肉として販売するために飼育され、メスは販売用の卵を産むように飼育されます。このように商業目的で飼育されるヒヨコというのは、性別の違いによって異なる役割を持ちます。性別に合った飼育へつなげるためには、事前に性別を見分けるひな鑑別師の役割が重要になります。

ヒヨコの性別を見極めるためには、熟練の技が必要

しかしながら、ヒヨコは性別による差が非常に少ないため、その鑑定は簡単ではないといいます。鑑定にはおもに2つの方法をとります。

まずは、羽毛による鑑定。羽の伸び方の違いによって判断する方法です。また、羽毛の色によって判別することもできます。羽毛の伸び方や色は、見た目で判断できる部分ではありますが、小さなヒヨコの羽毛を細かく見るだけでも、根気が必要な作業になりそうです。

また、プロのひな鑑別師は、羽毛の鑑定に加えて、「総排泄(はいせつ)口」と呼ばれる器官による鑑定を行います。雛(ひな)の肛門をわずかに開け、生殖器官の違いによって区別する方法です。この鑑定を行うには高い技術が求められるため、一般的には、習得までには3年間の講習と、その後、5〜6年間の実習が必要になるといいます。

私たちの食生活を陰から支える、ひな鑑別師

私たちの知らぬところで活躍するひな鑑別師は、鶏肉や卵の生産に大きく関わることから、職業として一定の需要があるそうです。日本人は、もともと指先の器用さと感覚にすぐれていて評価が高いことから、ヨーロッパでも需要の多い仕事だそうで、新人はまず海外で仕事をすることも多いのだとか。ヒヨコの性別を見分けるために海外へ行く、というのも何だかフシギな話ですが、私たちの食生活を支える、とても大事な役割を担っているといえます。

普段、私たちが鶏肉や卵をおいしく、好きなだけ食べられるのも、ひな鑑別師という職業の人たちのおかげとも言えます。食品を陰から支える人たちの努力を知ることによって、日常生活で何げなく食べていた食べ物への見方も変わってきそうですね。

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ひな鑑別師」
はこんな仕事です

ヒヨコは、雌雄でそれぞれの商業目的があり、飼育方法が異なる。そのため、孵化したばかりのヒヨコの雌雄を即座に見分ける技術を有する技術者がひな鑑別師である。ヒヨコを手にした瞬間、生殖突起に触れて鑑別する。現場では判別スピードが求められ、手先の敏感さが要求される。まず「初生雛鑑別師」をめざし、初生雛鑑別師養成所に入所(満25歳以下)、修了後は研修生として孵化場で学び、農林水産省指導の高等考査にパスして初めて職業鑑別師となれる。日本の鑑別師は鑑別精度が高く、海外で仕事をするケースも多い。

「ひな鑑別師」について詳しく見る