美容院や理容室って、どうして月・火休みが多いの?

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美容院や理容室って、どうして月・火休みが多いの?

2015.06.01

提供元:マイナビ進学編集部

美容院や理容室って、どうして月・火休みが多いの?

この記事をまとめると

  • 美容院や理容室の多くは月・火休み。これには昔の電力事情が関係している
  • 昔は電気を使えない「休電日」があり、それに合わせて美容院も休みになった
  • ヘアカットやネイルなどの仕事には、電気を含めた多くのエネルギーが注がれている

美容院の定休日の不思議

学校も会社も土日休みが基本なのに、美容院の多くが月・火休みなのはなぜ? 美容室を経営している母親に、娘のナミが素朴な疑問をぶつけました。

よく考えると、美容院の休みは月・火ばかり?

ナミ「ねえ、お母さん。実は私、最近疑問に感じていることがあるの……」

母「どうしたの、ナミ。深刻な顔して。かわいい顔が台無しよ。せっかく私が素晴らしい容姿を与えたのに……」

ナミ「うるさいわ、お母さん。ねえ、それより一つ聞いていい? どうしてうちの美容院は休みが月曜なの? 私の友達の親はみんな会社員なんだけど、休みは土日。なのにどうして、うちだけ月曜休みなの? ねえ、教えて?」

母「何を言ってるのよ、ナミ。そりゃあ美容院は、みんなが休みの日に来るところだもん。髪を切るのは、仕事の日より休みの日が都合いいでしょう? だったら、お客さんの仕事がない土日は営業して、私たちは平日に休むのがいいじゃない」

ナミ「なるほど、そうきたわね。確かにお母さんの言う通り、土日に営業すべきかもしれない。でも不思議なのは、どうして休みは月曜か火曜なの? ほかの美容院や理容室を見ても、このあたりは月曜休みばかり。関東の方では火曜休みの美容院が多いらしいし。土日以外の曜日で自由に休めばいいのに、なんで美容院や理容室だけ違うの?」

母「(顔つきを変えて)ナミ、ついに気づいてしまったのね、その問題に……。それなら、言うしかないわね、あの秘密を……」

ナミ「ゴクッ……。一体なんなの、お母さん!」

電気の足りなかった時代が関係している!

母「確かに美容院や理容室の多くは、月・火休みだわ。これにはね、ちょっとした理由があるの。今からずっと昔、まだ日本でも戦争が盛んに行われていた時代までさかのぼって説明する必要があるわね」

ナミ「いいわ、どんどんさかのぼって! 思い切りさかのぼっていいわ、お母さん!」

母「今では当たり前に使える電気も、戦争が行われていた頃はとても貴重だったの。電気の量が足りなかったのよ。そこで日本では、電気を停止させる『休電日』という日を設けたわ。こうやって、電気が足りなくならないように工夫したの。そうなると、もちろん電気をたくさん使う当時の美容院や理容室は、この休電日に営業できない。電気がないからね。そこで、ほとんどのお店はこの休電日を休みにしたのよ」

ナミ「ということは、もしかして……。お母さん、まさかそういうことなの!?」

母「ナミ、勘がいいわね。さすが私の娘。そう、つまり休電日が月曜日だったのよ。そしてその時にできた『美容院・理容室は月曜定休』という文化が残り続けた。関東の方では休電日が火曜日だったのね。そして休電日がなくなった今も、美容院や理容室は月・火休みが多いというわけよ」

ナミ「そうだったんだ。じゃあ、今なら別の日を休みにしても問題はないのね」

母「そういうこと。定休日が月・火ばかりなのは『昔の名残り』というやつね」

技術とエネルギーが詰め込まれた、オシャレを生む仕事

ナミ「そんな理由があったのね。おもしろいわ。ということはつまり、美容院や理容室はそれほど大量の電気を使っているってことよね」

母「そうよ。髪を切るのはほとんど手作業だけど、パーマをかけたりドライヤーを使ったり、相当な電気を使っているのは確か。私たちのような『髪を扱う仕事』は、それだけのエネルギーを使って皆さんのオシャレを作っているのよ」

ナミ「最近は髪の毛だけでなく、ネイルやエステのお店も多いわよね」

母「さすが、よく見てるわね。その通りよ。ネイルなんて、あんな小さな爪に対してすごくいろいろな技術が使われている。電気とは違うけれど、あの小さな面積の爪に、ネイリストの細かな技術とエネルギーが詰め込まれているのよ! 素晴らしいことだわ!」

ナミ「お母さん、興奮しすぎだわ! でも、言いたいことはわかる。オシャレにかかわる仕事は、それだけいろいろなエネルギーがかけられてるのね。勉強になったわ」

母「そう言ってくれて、本当にうれしいわ。こちらこそありがとう、ナミ。(……フフフ、これでナミが店を継いでくれそうね)」

「美」には最新のテクノロジーが詰まっている!?

このように、美容師をはじめ、人々をきれいにする仕事には、人の技術とテクノロジーの両方が必要なんですね。普段何気なく訪れている美容院で、その点に注目してみると新たな発見があるかもしれません。

この記事のテーマ
美容・理容・メイクアップ」を解説

美容師や理容師、メイクアップアーティストなど、確かな技術と感性を備えた「美」の専門家を目指します。理容師や美容師の国家資格取得を目指すほか、それぞれの職種に応じた技術力や表現力の習得、接客能力を身につけます。従来のように美容室や理容店で働くだけでなく、高齢者や障害者のもとへ出張する技術者へのニーズも高まっています。

「美容・理容・メイクアップ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「美容師」
はこんな仕事です

髪のカットやパーマ、カラーリングなど、髪を美しく整える美容師。客に対して髪だけではなく化粧なども施し、容姿を美しく整える技能のプロである。料金をもらって行う染髪は、美容師と理容師以外には認められていない。顧客が付き指名されるようになると、自分の技術とセンスに自信が持てるようになり、やりがいも大きくなるだろう。一人前の技術者になるにはある程度の年数が必要で、キャリアや職位によって仕事内容は異なるが、実力次第で独立開業も可能だ。

「美容師」について詳しく見る