ネイリストの技術がハンパない! 個性派ネイルが進化中!
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この記事をまとめると
- ネイリストという職業は19世紀後半にアメリカで誕生した
- 新しい技術が開発され、ネイルアートはどんどん進化している
- 手先の器用な日本人ネイリストは世界からも注目される存在
ネイリストという職業は19世紀に誕生していた!
おしゃれ大好きな女子が、洋服や髪型と同じようにこだわっているのがネイル。指先数センチの中にはたくさんの夢が詰まっています。
家で手軽にできるセルフネイルもはやりましたが、ジェルネイルが登場してからはネイルサロンで本格的なネイルアートを楽しむ人が一気に増えました。柄を描いたり、長さを出したり、セルフネイルではできなかったことができるようになり、爪だけで個性を出せるようになったのです。
そんなネイルアートを職業としているのがネイリスト(ネイルアーティスト)。ネイリストという職業は19世紀後半にアメリカで誕生しました。ハリウッドのメークアップアーティストが特殊メークとして“つけ爪”を開発したのをきっかけに、一般女性でも気軽にできるネイルチップやスカルプチュアネイルなどが誕生しました。その後ネイルブームはアメリカ全土に広がり、ネイルサロンがたくさんできたのです。
1990年代には、アーティストやモデルがいち早く注目し、日本にもネイルの文化が浸透。メディアが取り上げたこともあり、ネイリストという職業も広く知られることとなりました。
ネイリストの技術とセンスで進化していくネイルアート
ネイルサロンは世界中のどこでも見かけるようになり、ネイルサロンでネイルアートをすることは美容院で髪の毛を切ることと同じくらい一般的になりました。そして、最近では身だしなみとしてのネイルはもちろんですが、アートとしてのネイルがどんどん進化しています。
数年前まではポリッシュネイルという色をつけるためのものが主流でしたが、その後、立体感のあるジェルネイルが流行すると、模様が浮き出るようなマグネットアートや3Dアートといった新しい技術がどんどん増えていきました。ネイリストはそれらの技術を巧みに使って、斬新なネイルアートを生み出しているのです。
最近人気なのは個性的な痛ネイルやキャラネイル。痛ネイルやキャラネイルとは、好きなアイドルやアニメ・ゲームのキャラクターなどを描いた個性的なネイルのことです。とても繊細でセンスが必要なデザインですが、ネイリストはたった数センチの爪の上にその世界観を表現できてしまいます。
世界から注目される日本のネイリスト
エレガントなデザインはもちろんですが、痛ネイルやキャラネイルといった細かいデザインまでこなしてしまう日本のネイリストは、世界からも注目されています。ネイリストの松下美智子さんが「IBS New York」という世界大会で日本人初の1位を獲得したのをはじめ、国内外のネイルコンテストで入賞する日本人はたくさんいます。海外にネイルサロンを開店したり、より芸術性を極めたネイルアーティストとして活躍したりするネイリストも多いですね。
手先が器用な日本人にとって、ネイリストはまさにぴったりな職業といえます。今後も、世界に羽ばたくカリスマネイリストがたくさん誕生するのではないでしょうか。
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「エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説
ネイリストやエステティシャンといった美容のスペシャリスト、アロマテラピストなどリラクゼーションのスペシャリストとして活躍する仕事です。いずれも高いホスピタリティや接客能力が求められるだけでなく、自ら学び続け、新しい技術やトレンドを取り込む好奇心やセンスが必要となります。
この記事で取り上げた
「ネイリスト」
はこんな仕事です
来店客の爪を美しく整える仕事。「ネイルアーティスト」と呼ばれることもある。マニキュアを塗ったり模様を描いて美しく飾る他、傷みなどのトラブルに対応したり、人工爪による整形など、サービス内容は爪に関すること全般にわたる。活躍の場はネイルサロンをはじめ、美容院、エステティックサロン、結婚式場など。「爪のおしゃれ」が日常生活の中で一般的になるのにつれてネイルサービス市場は年々拡大傾向にあり、近年では女性向けだけでなく男性向けのサービスも登場。確かな技術とセンスを身に付ければ、活躍できる場は幅広い。
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