【シゴトを知ろう】弁護士 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】弁護士 〜番外編〜

2017.02.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】弁護士 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】弁護士 編」では、東京弁護士会の広報業務の担当であり、新虎通り法律事務所で弁護士として活躍中の西岡 毅(にしおか・つよし)先生にお話を伺いました。

もともと弁護士に憧れていた人はもちろんのこと、そうでない高校生も、西岡先生のお話には惹かれたのではないでしょうか。そこで、こちらの記事では番外編として、お仕事の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺ってみました!

この記事をまとめると

  • 事件は、過去の同種の裁判例に従って解決されることが多い
  • 弁護士が裁判をやる場合、ほかの弁護士に弁護を依頼することが多い
  • 弁護士の仕事においては、自分から動くことが大切

「弁護士つけるぞ!」は、弁護士にとっては脅し文句にならない

――弁護士のお仕事ならではの、仕事上の「あるある」なことを教えてください。

相手と交渉していると、本人から、「そんなに言うなら、弁護士つけるぞ!」と言われることがあります。これは、一般的には脅し文句のように使われていますが、弁護士からすると、「ぜひ、弁護士をつけてください」と思ってしまいます。そのほうが、法律の話がしやすくなるからです。

事件は、過去の同種の裁判例に従って解決されることが多いです。そのため、ある事例において100万円の支払を認めた判例があれば、それが基準や目安になるのですが、一般の方が「いや、俺は1,000万円もらわないと気が済まない」と考えていたりしますと、事件がなかなか解決できないこともあります。そのため、法律の分かる弁護士と話をしたいんですね。
 
 
――日本において法律的なトラブルにあっている人は相当数いるものの、実際に弁護士に相談する人は少ないと聞きました。一般人が弁護士さんに相談をしづらいのはなぜだと思われますか?

今まで、一般の方の場合、弁護士を人から紹介してもらうことが多かったと思うんです。でも、そもそも「弁護士って、誰から紹介してもらえばいいんだろう?」と感じる方もいたでしょうし、なかなか相談に行きづらかったのではないでしょうか。現在は、弁護士の開設したWebサイトも多くありますし、市区町村などで「法律相談会」なども行われています。私の所属する東京弁護士会でも、弁護士による法律相談を行っているんですよ。以前よりは、一般の方と弁護士の距離は縮まっていると思います。

謎の模様のバッジをつけている人がいたら、実は弁護士かも?

――弁護士のお仕事における、知られざる事実・トリビアを教えてください。
 
弁護士が自分のことで何か裁判をやることになったときには、弁護士に依頼することが多いと思います。本業ですので自分でもやれるはずですが、自分のことは客観的に見られませんので。

あとは、いわゆる「弁護士バッジ」は、「金色のひまわり」の中心に「天秤」の模様が彫られているデザインなのですが、なぜかこれを裏返しにつける弁護士も多いんですよね。理由はよくわからないのですが……(笑)。


――東京弁護士会の広報業務の中で、印象的なエピソードを教えてください。

現在担当している広報の仕事では、東京弁護士会が発行している『LIBRA』という会報誌で著名人の方にインタビューをすることもあるのですが、その仕事の一環として、大好きだったミュージシャンの方に取材をさせていただきました。学生のころに自分が憧れていた方々にお会いできて、本当に夢のようでした。

ほかにも、今まで知事や女優、漫画家、お笑い芸人の方々に取材をさせていただいたこともあります。

大ファンの企業で仕事ができたことは、一番の思い出

――最後に、今までお仕事をやってきた中で一番の思い出を教えてください。
 
私は以前から、ある外資系企業の製品のファンで、ずっとその企業で仕事をしたいと思っていました。そして、実際にその会社の「企業法務(*1)」を担当することになったときは、うれしかったですね。いろいろな契約書を見て、「あの製品が、こんな形で世に出るんだ」と感心しながら仕事をしていました。ちなみにきっかけは、司法修習(*2)時代、先方に「ぜひ、そちらで研修をさせていただきたい」とメールで働きかけて、実際に研修をさせていただいたことでした。弁護士の仕事においては、自分から動くことは大切だと実感しています。

*1 企業法務:会社の契約書などのチェックを行う業務。
*2 司法修習:司法試験に合格した後、裁判官、検察官、弁護士になる人が、最高裁判所で1年間受けることとなる法律に関する研修。
 

どのお話も興味深いですが、弁護士バッジを裏返しにつける人がいるというのは、まさに「知られざる事実」でした。弁護士の仕事においては、「自分から動くことは大切」だとお話してくださった西岡先生。弁護士の仕事に興味が湧いた人は、自分から動いて、弁護士に必要な知識や経験を身に付けていってくださいね。

 
【profile】新虎通り法律事務所 弁護士 西岡 毅 
【取材協力】
東京弁護士会
http://www.toben.or.jp/
新虎通り法律事務所
http://www.shintoradori.jp/index.html

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「弁護士」
はこんな仕事です

法律の専門家として、依頼者の利益となることを主張して権利を守る仕事。借金返済や離婚・相続など企業や個人の間のトラブルを扱う「民事事件」と、国が刑事被告人を裁く「刑事事件」の2種類がある。法廷に立つだけでなく、依頼者の相談内容をヒアリングしたり、書類を作成したりと、その業務は多岐にわたる。当然、膨大な法知識が必要であり、弁護士になるためには国家試験のなかでも最難関といわれる「司法試験」を突破しなくてはならない。

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