【シゴトを知ろう】ブライダルプレーヤー 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】ブライダルプレーヤー 〜番外編〜

2017.02.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ブライダルプレーヤー 〜番外編〜

有限会社サウンドオフィス・コアのブライダルプレーヤーとして、結婚披露宴でのエレクトーン生演奏を届けている竹村由美子さん。披露宴でのリクエストはどこまで受け付けているのか・式までの練習期間はどのくらいなのか・普段気を付けていることなど、気になるブライダルプレーヤーのお仕事の裏側を伺いました。

この記事をまとめると

  • どんな曲でもリクエストを受け、楽譜がなければ自分で耳コピをして作る
  • 日頃からテレビ番組や外出先で、幅広い音楽を意識して聴くようにしている
  • 自分の演奏を喜んでくれる人がいることが大きなやりがい

リクエスト曲は何でも引き受け、準備期間は式までの約10日間

スタジオで練習中の竹村さん

スタジオで練習中の竹村さん

――竹村さんが結婚披露宴で弾かれる曲はどのようにして決まるのでしょう?

式を挙げる新郎新婦に自由に決めてもらい、リクエストを受けています。どんな曲がいいのか分からないという方のために、ある程度結婚式の定番曲リストのご用意はしていますが、その中からお選びにならなくても構いません。音楽にこだわりを持ったお客様も多く、披露宴の曲は全て特定のアーティストや作品の曲にしてほしいというリクエストもありますよ。


――リクエスト曲が竹村さんの知らない曲だった場合、どのように準備をされるのでしょうか?

演奏曲の楽譜はお店で買ったり、プリントするなどして用意していますが、既存のものが無いときは自分で耳コピをして楽譜を作ります。リクエスト曲を耳で聴いて、楽譜に起こしていくという作業です。曲数が多い場合や知らない曲があった場合を含め、どんなリクエストでも準備期間はだいたい10日ほど。式を挙げるお客様が曲を決める最終締め切りが式の10日前なので、そこから本格的な準備を始めます。

披露宴をいいものにしたいから、楽譜がない曲でも演奏したい

竹村さんがリクエストに応えるため制作している楽譜

竹村さんがリクエストに応えるため制作している楽譜

――楽譜制作まで含めて、そんなに短い期間で準備をされるのですね。その短期間での準備が大変に思われることはないのでしょうか?

「楽譜がないものでも何でもリクエストできます」と言うと、驚かれる方が多いです。この仕事を始めてしばらくは、いい演奏を当日までに準備するということに必死でした。しかし、楽譜がないから演奏できませんというのはやっぱり寂しいですよね。
なので今は、できるだけお客様のリクエストに応えたい、披露宴をいいものにしたいという想いから、どんな曲でも何とか楽譜を作って演奏したいと強く思っています。

――今までの依頼で印象的だったリクエスト曲はありますか?

新郎さまがご自身で結成されているバンドのオリジナル曲を、エレクトーンのアレンジで弾いて欲しいというオーダーが印象的でした。レゲエやラップ曲のリクエストがあったこともありましたね。それらも楽譜がない曲でしたので、どのように原曲の雰囲気を表現するか、いろいろと考えながら楽譜制作をしました。


――ブライダルプレーヤーというお仕事のために、普段から意識されていること・気を付けられていることはありますか?

代わりを頼めない仕事なので、体調管理は常に気を付けています。そして音楽については、普段から幅広いものに耳を傾けるようにしています。歌番組やテレビで放送される流行りの音楽はなるべく聴くようにしていて、あとはカフェなどで流れている音楽も気になりますね。スタンダードな曲をアレンジしたものが流れていたりするので、「今度の式にはこういうアレンジが合うかもしれない」と、参考にすることもあります。


――高校時代はエレクトーンに夢中だったと伺いましたが、お仕事以外でも、好きな曲を弾かれることも多いのでしょうか?

定期的に社内のコンサートに出演させて頂いていて、そちらでは好きな曲を弾いています。コンサートではフュージョンやロックなど、派手めの曲を弾くのが好きです。

大変に感じることも、今後の自分のためになると思って楽しむ

――今の仕事をしていてよかったと思う瞬間は、どんな時ですか?

「生演奏をお願いしてよかった」「素敵な音楽をありがとう」などと言って頂けるとうれしいです。以前“選曲から演奏まで、披露宴の音楽を全てお任せします”というオーダーを頂いたことがありました。演奏が終わったあと、「どのシーンもタイミングや雰囲気に合わせて盛り上げてくれてすごくよかった。生演奏だからできることですね」と言って頂き、この時は本当にうれしかったです。自分の演奏をこんなにも喜んでくださる方がいると、すごくやりがいを感じます。

――最後に、ブライダルプレーヤーというお仕事において大切にしていることを教えてください

「自分も楽しむ」ことです。先ほどもお答えしたように、新人の頃は当日まで「いい演奏をしなくては」ということに必死だったのですが、今ではどんなに大変なご依頼を頂いても、何とかできる自信を持てるようになったんです。リクエスト曲を実際に聞いて音を取る作業をすると、歌詞やメロディが素敵で新郎新婦さんがこの曲を選んだ理由が分かったり、楽しんで準備ができるようになりました。大変に感じることも今後の自分のためになると思って、楽しんでやるスタンスを大切にしています。



楽譜がない曲でもリクエストに応え、短期間で心に響く演奏に仕上げる業は、まさに音楽のプロならではですね。 穏やかな雰囲気の竹村さんですが、お話からはブライダルプレーヤーというお仕事への強い情熱が伝わってきます。
大変に感じることも自分のためになると思って楽しむ、という竹村さんのメッセージは、高校生活を今以上に楽しみ充実させる上でも参考になりそうですね。


【profile】有限会社サウンドオフィス・コア ブライダルプレーヤー 竹村由美子 

有限会社サウンドオフィス・コアのHPはこちら

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ブライダルプレーヤー」
はこんな仕事です

結婚式や披露宴などブライダルの席で演奏を行う人。ピアノ、エレクトーン、ハープ、バイオリンなどの楽器が主で、ソロから四重奏までの編成が組まれることが多い。新郎新婦の入場、ケーキ入刀、歓談中などの場面にあったBGMを演奏して、式の演出を密かに支える。選曲や音量のコントロール、アレンジなど、通常の演奏にはない配慮が必要となるため、式場とコンタクトのある企業に属し、そこでのアドバイスやレッスンを受けることになる。最新のヒット曲や突然のリクエストにも対応できることで、宴はさらに盛り上がるだろう。

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