【シゴトを知ろう】証券アナリスト ~番外編~

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【シゴトを知ろう】証券アナリスト ~番外編~

2017.02.17

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】証券アナリスト ~番外編~

投資家たちが株を購入する際、大きく力添えする「証券アナリスト」。企業や業界の動向を予測し、レポートで発表することなどがそのお仕事内容です。“さまざまな能力が求められるお仕事”という印象があるため、証券アナリストになることは難しいように感じられますが実際はどうなのでしょう。「大和証券株式会社(以下、大和証券)」に勤める西川周作さんに、証券アナリストとして活躍するための具体的なアドバイスなどを伺いました。

この記事をまとめると

  • 大学の経営学部や経済学部で学ぶと有利なシーンも
  • 政治の仕組みに知識があることが大きな強み
  • 多くのことに興味を持ち、積極的に学ぶことが大切

「政治コース」で学んだ知識が現在の仕事で役立っている

―― 西川さんは「大和証券」に入社してから8年目とのことですが、入社した当初はどのようなことに驚かれましたか?

当時僕と同時期にリサーチ部門に入社した社員が十数人いたのですが、その半数以上は大学の経営学部や経済学部出身でした。経営・経済学部では、世の中でお金がどのように動いているのかという仕組みや会社の経営方法などについて学びます。同期入社の多くが「株」や「株式市場」といった言葉も当然のように知っており、大学在学中から証券アナリストになりたいと考えていた人もいたようです。

僕は大学では法学部の政治コースで学んでいましたし、就活で「大和総研」を訪問するまで「証券アナリスト」という仕事があることすら知りませんでした。そのため、入社したばかりの頃は経営・経済学部出身の同期に比べ、株にまつわる知識は格段に少なかったですね。


―― 経営や経済に関しての知識はその後どのようにして補ったのでしょう? 

入社当初は、知識の差を感じるシーンは多々ありましたが、地道に業務をこなすうちに、次第にそのようなことは減っていったように思います。
僕は「電力・ガス・石油」業界を専門としている証券アナリストなのですが、その業界においては、法学部の「政治コース」で学んだことが、仕事をする上での大きな強みになっていると感じています。

例えば電力事業に関する制度が変わることで、電力会社の収益が変動する可能性が出てくるため、それに伴って業界関連企業の「株価」も変動します。どのように制度が変わってくるかは、政治や制度の仕組みが大きく絡んでくるもの。僕は「政治コース」で政治や制度の基本的な仕組みを学んだので、現在の制度の在り方を把握して、投資判断に役立つような情報発信を行うことが、他のアナリストよりも得意だと感じています。

多くを積極的に学んでほしい

―― 証券アナリストとして仕事をするうえで、普段どのようなことを心がけていますか?

会社に出社する前に、『日経新聞(日本経済新聞)』は必ず読んでいます。ヘッドラインにはすべて目を通しますし、僕が専門とする「電力・ガス・石油」業界に関連する記事内容は、なるべく頭に入れておくようにしています。


―― 証券アナリストに興味を持った高校生に何かアドバイスをお願いします。

証券アナリストになるための勉強をしたいのであれば、大学の経営・経済学部で学ぶことをオススメします。また、パソコンの「エクセル」ソフトは多用するので、今から身につけておいてもいいかもしれません。

でもそれ以上に、さまざまなことに興味を持ち幅広く学ぶことを心がけてほしいですね。社会人として仕事をしていると、自分の知識が意外なシーンで役立つということはよくあるからです。
例えば、僕は「電力・ガス・石油」業界を専門とする前は、「金属」業界を専門としていたのですが、その間は高校時代に身につけた化学の知識が意外なほどに不可欠でした。銅やマンガンといった金属にまつわる知識があることで、業界の人との会話もスムーズに運びましたね。高校時代は、「化学の知識が何の役に立つんだろう」と疑問に感じることもあったのですが、今では学んでおいてよかったと感じています。
身につけた知識や考え方はいずれ役に立つことが多いと思うので、多くを積極的に学んでほしいと思います。



最後に西川さんは、「人として、ビジネスマンとして、“幅”を感じさせられる人になってほしい」とおっしゃっていました。勉強に一生懸命取り組むのはもちろんのこと、興味を持ったことなどを幅広く学ぶことで、豊かな知識や人間性が形作られていくのでしょう。大人への道を進みつつあり、そして将来は社会に出ることになる皆さんは、心に留めておくといいかもしれませんね。

【profile】大和証券株式会社 企業調査部 アナリスト 西川周作

 

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「証券アナリスト」
はこんな仕事です

株式や債券市場、外国証券といった投資対象を分析・評価する仕事。多くの証券アナリストは証券会社や銀行に勤めており、投資家に有望な株や債券の情報を提供するほか、売り時・買い時をアドバイスする。企業の株価は、経営や製品開発など自社の状況のほか、国内外の経済や政治動向にも左右される。そのため、証券アナリストは商品市場や景気動向なども分析し、株価を予想しなければならない。さらに、この情報を基に投資家が株の売買を行うため、証券アナリストの社会的責任は大きい。

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