【シゴトを知ろう】ドッグフォトグラファー 編

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【シゴトを知ろう】ドッグフォトグラファー 編

2017.02.16

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ドッグフォトグラファー 編

犬を飼っている方ならきっと、愛犬の可愛らしい姿を写真に残したいと思ったことがあるはず。自分で撮影することもできますが、プロにお願いすることでより品質の高い写真を撮ってもらうことが可能です。
そんな犬の写真を撮影する仕事が「ドッグフォトグラファー」。多様な撮影依頼に応えながらドッグフォトグラファーとしてお仕事をされる、杉山順平さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 犬の出張撮影時はフォトムービーも作成する
  • 犬好きでやんちゃな犬にも付き合える気長な性格の人が向いている
  • いろんな経験をしていろんな人と出会うことが、将来の役に立つ

撮影した犬の写真を、依頼者のブログやSNSで見たときが大きなやりがい

Q1. お仕事の概要と一日のスケジュールを教えてください。

依頼を受け、依頼者の方と決めた場所で撮影するという出張撮影が主になります。撮影当日は集合時間より少し早めに到着し、撮影場所や構図を決める“ロケハン”を行うところから始まります。屋外での撮影が多いので、日当たりのいい午前11時過ぎに撮影をスタートさせることがほとんどです。数頭の犬を一緒に撮ることもありますが、1組または1グループあたりの撮影時間は、基本的に1時間から2時間程度です。

撮影終了後は写真の選別と編集作業を行い、データとして整理すると同時に、出張撮影特典のフォトブックとフォトムービーの作成をします。整理したデータは全てお渡ししますが、フォトブックは選別した写真の中からさらにいいものを選んで作成します。完成次第お客さんにお渡しして、一つの案件が完了となります。
また現在は、犬の撮影以外にも建築関係などのさまざまなジャンルの依頼を受けています。

<一日のスケジュール>(出張撮影時)

10:00 現場に向けて出発、到着後ロケハン
11:00 1組目の撮影スタート
12:00 1組目の撮影終了、休憩
12:30 2組目の撮影スタート
13:30 2組目の撮影終了
15:00 自宅に戻り、撮影した写真の整理・編集作業
21:00 フォトブックの発注、この日の業務は終了


Q2. お仕事をされる中でやりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?

もともと犬が好きなので、いろいろな犬と触れ合えるのが楽しいです。
犬は他の動物よりも表情が豊かで、全身を使って感情を表現してくれるので、撮った写真にもそれが表れておもしろいんです。
撮影後に、依頼者の方が写真をブログやSNSにアップして頂いたりするとうれしいですね。つい最近も、僕が撮影した写真をSNSのプロフィール写真に使ってくれているのを見かけまして、そういう時はやりがいを特に感じます。


Q3. お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときでしょうか?

動物相手なので、機嫌を損ねると本気で噛まれてしまうことがあります。私は犬に関して専門的に学んだわけではなく、仕事を始めた当初は犬の扱いに慣れていませんでした。ドッグフォトグラファーになって最初の4カ月で、4回ほど本気で噛まれました。それ以降は犬が嫌う行動などを見極められるようになり、本気で噛まれるようなことはなくなりました。今では、普段は知らない人に対して攻撃的な子でも懐いてくれることもあり、飼い主の方に驚かれることもしばしば。また必要な機材を揃えるにあたっての経済面や、移動の際にカメラバッグが重いのは大変です。

就職後にカメラを独学で学び、ドッグフォトグラファーに転向

Q4.現在のお仕事を志すようになったきっかけを教えてください。

以前は放送関係の会社に勤めていたのですが、20代半ばからカメラの魅力に気づき、30歳手前でカメラマンになろうと決めました。とは言っても最初からドッグフォトグラファーを目指していたわけではなく、何を撮るカメラマンになろうかいろいろと調べていました。そんな中、犬を専門に撮影する“ドッグフォトグラファー”というジャンルを知り、「これなら楽しんでできそうだ」とドッグフォトグラファーの仕事を始めました。


Q5. ドッグフォトグラファーになるために学んだことはありますか?

カメラマンとして仕事をしている人の多くは、写真の専門学校を出ているか、写真スタジオで働いた経験、もしくはプロカメラマンに教えを受けたなどの経験をお持ちだと思います。僕は全く違った職種からの転向だったのでそうした経験は一切なく、完全に独学でした。本やインターネットで知識を得て、あとは現場で学んでいったという感じですね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校時代は早く社会勉強をしたいという気持ちがあり、アルバイトに打ち込んでいました。同年代の仲間がいるスーパーやファミリーレストランでのアルバイトは楽しかったです。将来の夢というと、小学生のときから何となく大工になりたいと思っていて、高校のときは建築学科のある大学を目指していました。
昔から職人に憧れがあり、そういう意味ではカメラマンも職人といえる面がありますので今につながっているかもしれませんね。

仕事をする中で強く感じるのは、いい出会いがさらなるいい出会いを生むこと

Q7. どういう人がドッグフォトグラファーに向いていると思いますか?

まず基本的なことではありますが、犬が好きな人ですね。仕事として続けるのなら、カメラが好きなだけではなく被写体を好きになれないと楽しめないと思います。
あとは撮影中、元気すぎたりマイペースな子は言うことを聞いてくれないこともありますが、そういった時にもシャッターチャンスを狙い続けられる気が長い人でしょうか(笑)。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

やりたいことがハッキリしている人も、まだ何をやりたいか決まっていない人も、いろんな経験をしていろんな人と出会うことが将来の役に立つと思います。
小さい経験でも何かで役立つことがありますし、遊びも本気で取り組めば特技になります。そして、いい出会いはさらなるいい出会いを生み出します。これは僕が現在カメラマンとしてフリーで仕事をする中でも、強く感じていることです。



一度は就職してからカメラマンに転向し、現場で学びながら経験を積み重ね、現在はドッグフォトグラファーとしてもそれ以外の撮影でも、仕事に大きなやりがいを感じているとお話してくださった杉山さん。そんな杉山さんも、高校時代は今の道を目指しているわけではありませんでした。今、やりたいことが見つからないという人も、焦らずに杉山さんのように多くの経験をしてみることが将来を豊かにしてくれるはずです。


【profile】ドッグフォトグラファー 杉山順平
杉山順平さんのHPはこちら

この記事のテーマ
動物・植物」を解説

ペットなど動物や観賞用の植物に関わり暮らしに潤いを提供する分野、食の供給や環境保全を担う農業・林業・水産業などの分野があります。動物や植物の生態や生育に関する専門知識を身につけ、飼育や栽培など希望する職種に必要な技術を磨きます。盲導犬や警察犬、競走馬、サーカスの猛獣などの調教・訓練や水族館や動物園で働く選択肢もあります。

「動物・植物」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ドッグフォトグラファー」
はこんな仕事です

犬を専門に撮影するフォトグラファーである。撮影が初めての犬でも、安心感を与えるアプローチで自然な写真を撮ることができ、また、小型犬から大型犬まで愛犬の性格や気分を瞬時につかみ、その犬の持っている最も魅力的な一瞬を写真に収めるスペシャリスト。犬の写真だけではなく、犬と飼い主のツーショットや家族みんなと一緒に撮影するなど、犬と人間の双方の表情を引き出すことも重要である。カメラマンの思う通りに動かない犬をどうコントロールするかが一番の腕の見せどころである。

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