【シゴトを知ろう】ラジオプロデューサー 編

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【シゴトを知ろう】ラジオプロデューサー 編

2017.02.15

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ラジオプロデューサー 編

ラジオを聴くのが好きな人なら、番組がどのようにつくられているのか気になったことがあるのではないでしょうか。ラジオ番組制作において、番組全体の流れを決めたり、スタッフをまとたりする総責任者となる存在が、ラジオプロデューサーという職業。
今回は、高校生にもファンが多い人気番組「レコメン!」のプロデューサーであり、株式会社文化放送の加藤慶さんに、ラジオプロデューサーのお仕事について伺いました。

この記事をまとめると

  • たくさんの人に聴いてもらい、時には直接リスナーの声を聴けることがやりがい
  • 世間を驚かせたい思いと忍耐がある人が向いている
  • やりたいことが分からない人も、勉強は無駄にはならない

生放送の時間に合わせた生活、多岐に渡るラジオプロデューサーの業務

(「レコメン!」などの番組生放送・収録が行われている社内スタジオ)

(「レコメン!」などの番組生放送・収録が行われている社内スタジオ)

Q1. 最初にラジオプロデューサーのお仕事の概要と、一日のスケジュールを教えてください。

簡単に言うと、ラジオ番組の全体の大枠を決めることが主な仕事です。細かい部分はディレクターや構成作家に任せます。
また、株式会社文化放送は民間放送なので、スポンサーさんがついて初めて成立するところもあります。そのため営業部員と打ち合わせもします。

一日のスケジュールは日によってさまざまですが、「レコメン!(*1)」は夜の放送になりますので昼過ぎに仕事が始まります。
ある日の例ですと15時から大人向け音楽番組の収録を行い、収録後その番組について番組会議(スタッフ企画会議)を行います。その後18時からは「レコメン!」の番組会議。今後の放送内容についての確認・検討をします。営業との打ち合わせ、デスク業務、夕食なども挟んで、21時半からこの日出演する「レコメン!」ゲストとの打ち合わせ。そして22時、いよいよ生放送のスタートです。 23時から登場するゲストもこの頃到着しますので、再度打ち合わせをし、SNSで生の反応のチェックもします。帰宅する頃には深夜なので、寝静まった街を起こさぬよう常に忍び足で生活しています(笑)。

<一日のスケジュール>(※ある日の一例)
14:30 メールチェック、コンサートへのお花の手配など
15:00 録音番組収録(大人向け音楽番組収録)。
17:00 音楽番組の企画会議
18:00 『レコメン!』番組会議
19:00 営業部員と打合せ
19:30 デスク業務(「レコメン!」に出演してほしいゲストへの出演依頼、企画書作成など)
20:30 夕食
21:30 「レコメン!」ゲストとの打ち合わせ
22:00 「レコメン!」生放送スタート
25:00  生放送終了
27:30  帰宅

*1 :「レコメン!」は文化放送をキーステーションに、月 - 木曜の22:00~25:00に放送されているラジオ番組。

(加藤さんとの打ち合わせ中、泣いたふりをするオテンキのりさん)

(加藤さんとの打ち合わせ中、泣いたふりをするオテンキのりさん)

Q2. お仕事をされる中で、やりがいや楽しさを感じるのはどんなときですか?

たくさんの人にラジオを聴いてもらえることはやはり嬉しいです。あとはSNSでの反応がよかったときや、テレビと同様に聴取率がよかったときもうれしいです。
また、時にはリスナーと直接会えるようなイベントもありますので、そういった機会にはやりがいを感じられますね。「レコメン!」パーソナリティーの「オテンキのりさん」のファンミーティングを時々やらせてもらっているのですが、イベントがあるときに一緒に全国をまわり、ファンの皆さんの声を直接聴くことができるんです。
リスナーの顔を見られる機会は少ないので、多くの方に聴いて頂いているのを実感できるイベントです!

Q3. お仕事の中で大変さや苦労を感じるのはどんなときでしょうか?

就業時間が不規則で、土日祝日にもときどき、収録やイベントがあります。一般的な月〜金の朝から夜までの仕事と比べると、そういった面では不自由さを感じることはあります。あとは期待したような聴取率やいい反応が得られなかったときは、やはり辛いですね。

ラジオ番組を制作するサークルへの所属が、今の仕事を目指すきっかけに

Q4. ラジオプロデューサーを志すようになったきっかけを教えてください。

学生時代からラジオを聴くのが好きで、大学のときに放送サークルに入り、ラジオ番組の制作をしていました。それが楽しくて、仕事としても続けたいと思うようになったんです。入社後は、番組制作スタッフや営業も経験した後、今のラジオプロデューサーという仕事をしています。


Q5. 大学ではどのようなことを学びましたか?

大学の学部では経済を学んでいました。一見ラジオの仕事とはあまり関係がなさそうですが、経済を扱う番組もありますし、営業をする際も経済学部で学んだことは生きていると思います。直接仕事に役立つというわけではなくても、“こういうことを学んだから・経験したから、こういう物の見方ができる”、ということはたくさんあると思っています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃は、ラジオを聴くのが好きでしたが、ラジオの仕事に就きたいとまでは思っていませんでした。ただ当時から何かつくりたい、何か書いてみたいという気持ちはあったので、大学では放送サークルに入りました。ラジオが好きで創作意欲があったという点は、今につながっていると思います。

何か一つ強みを見つけることが将来のためになるが、焦る必要はない

Q7. どういう人がラジオプロデューサーに向いていると思いますか?

創作意欲があり、世間を驚かせたいという思いがある人ですね。ただ、放送は毎日あるので、続けるためには真面目さ、忍耐も必要です。両立させるのは難しいとは思いますが、創作意欲と真面目さの両方ある人が理想的だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

今はまっているものがある人は、それを続けるのがいいと思います。何か一つ強みを見つけることは将来のためになりますし、就職時のアピールにもなります。しかし、それを決めるのは高校生からでなくても大丈夫。やりたいことが何もないという人も、焦らなくても大丈夫です。特に好きなものがないという人は、とりあえず勉強しておけば無駄にはならないはずです。
また、当然ですが、人は今まで、自分が見たもの聞いたものの中からなりたい職業を選びますよね。見たり聞いたりした量が多いほど選択肢が広がります。なので、意識的に、本や、映画、ラジオもそうですが、多くのものや、多くの人の話を聞くと選択肢の候補が増えるかなと思います。



私たちが日ごろラジオ番組を楽しく聴けるのは、ラジオプロデューサーを中心とした制作スタッフ・出演者による入念な準備があってこそ。よりよい番組をつくるため、プロデューサーとして毎日奔走する加藤さんが、お話の中で何度もリスナーの存在に触れていたことが印象的でした。好きなラジオ番組がある人・ラジオ関係の仕事に興味がある人は、今度番組へのメッセージを届けてみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社文化放送 放送事業局 制作部
ラジオプロデューサー 加藤慶

「レコメン!」月曜~木曜22時~25時オンエア中
「レコメン!」のHPはこちら

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

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この記事で取り上げた
「ラジオプロデューサー」
はこんな仕事です

ラジオ番組の企画からキャスティング、制作スタッフの選定など予算内で制作費をまかなう仕事。最終的な決定権、責任を持ち、番組をコントロールするリーダー的な存在だ。ディレクター業と兼任することもある。ラジオの多局化・多様化が進み、生き残りをかけて競い合う時代になり、いっそうリスナーに愛される番組づくりが課題。スポンサーからの要請や局としての編成判断、番組コンセプト、リスナーの要望など、あらゆる要素を理解して番組を担当。スタッフの創造性を引き出し、番組を盛り上げなければならない。

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