【シゴトを知ろう】ゲームサウンドクリエーター 編

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【シゴトを知ろう】ゲームサウンドクリエーター 編

2017.02.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ゲームサウンドクリエーター 編

ゲームの世界観をつくる上で重要な要素の一つが、BGMやSE(効果音)といった音楽的な演出。専門的な知識をもってこの演出に携わっているのが「ゲームサウンドクリエーター」です。
株式会社サイバーエージェントでスマートフォンゲームの音楽制作を専門に担当されているスズキヒロキさんに、お仕事内容についてお聞きしました。

この記事をまとめると

  • ユーザーさんはもちろん、社内からの評価にも感じる大きなやりがい
  • 音楽を始めたきっかけは、高校時代にもらったギター
  • ゲーム好きであること。そして、遊び心や茶目っ気を持っていることが重要

集中して創作に打ち込むため、ミーティング禁止の時間帯も

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

ゲームに必要なBGMやSE、主題歌など、ゲームの音にまつわること全般に携わっています。午後は制作に集中するために、13:00~18:00はミーティング禁止時間になっており、自分の作業スペースで作曲などの創作活動に集中しています。

<一日のスケジュール>
10:00 出社
    各ゲーム担当者とのミーティング・打ち合わせ
13:00 音源制作
18:00 制作を続行またはミーティング、進捗報告など
19:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

自分自身の名前が表に出ていないものも多いのですが、「このゲームの音楽いいよね」というようなユーザーさんの声をTwitterなどのソーシャルメディアを通じて目にしたときはすごくうれしいですね。
そして、社内にいるゲーム制作スタッフから「このゲームに最高に合っている」と言われたときもうれしいです。そういう瞬間はやりがいも大きいです。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

作業中に声をかけられると、その瞬間に集中力が切れてしまうことはありますね。ただ今は、進行管理の方と話して、午後に集中して作業する時間をつくっていただいているので、あまりそういうことはありません。

作曲が自分の仕事になるなんて考えてもいなかった

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

元々ボーカリストの方が歌う楽曲を作らせていただいていて、ゲーム音楽やBGMにも憧れはあったのですが、敷居が高いなと考えていました。
そこから前々職の会社に声をかけていただいて、パチンコやボイスドラマ・アニメ・コンシューマーゲーム(家庭用ゲーム)などのBGMを担当させてもらうようになり、現在につながっています。


Q5. 専門学校では何を学ばれましたか?

システムエンジニアになろうと思って、高校卒業後は専門学校に進んでプログラミングやコーディング(Webを閲覧ソフトに表示させるための記述)などを学んでいたんです。エンジニアとしてゲームに携わりたいという想いを持っていました。
そんな時に、知り合いのアニメなどの音楽を作っている作曲家さんから、「作曲家が足りていないから、曲を作って納品してくれないか?」と相談されたんです。その頃から、本格的に仕事として作曲をするようになりました。

幼い頃から音楽にふれていたわけでもなかったですし、以前からフリーの作曲家として依頼をいただき楽曲を作らせていただいたりはしていたのですが、「作曲が自分の仕事になる」とは思っていませんでした。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃持っていたのは、「シナリオを書きたい」「何かおもしろいものを作りたい」といった漠然とした夢でしたね。マンガとかアニメ、ゲームはもちろん好きだったのですが、具体的にどれかに目標を絞ったりはしていませんでした。

ただ、「社会現象を起こすのは、個ではなく集団だ」という想いは強く持っていて、いろんな人と協力しながら21世紀を代表する何かを作りたいとずっと心で思ってはいました。

やってみたいと思ったのなら、まず手や足を動かしてみてほしい

Q7. どのような人がゲームサウンドクリエーターに向いていると思いますか?
 
ゲームのサウンドクリエーターに携わるのであれば、ゲームが好きということは重要です。
また、俯瞰的な目線で見た際、クラシックからずっと続いてきた音楽の形が少しずつ崩れてきて、自由な発想で音楽をつくることができるようになってきた時期なんだろうなと感じることが多く、どこか「遊び心」のある人、知識が無くても音楽を聴いていて「自分ならこうしたい」と思えるような人は、とても向いていると思いますね。
発想や気持ち一つで誰でも活躍できる職業なので、音楽やゲームが好きなら、多くの方に目指してほしいなと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

ゲームに関わる仕事って、サウンドクリエーターだったりイラストレーターだったり専門的な仕事なので、「すごくハードルが高いのかな?」と考えている人が多いと思うんです。
でも、幼い頃から楽器をやっていなければダメということはないですし、「やってみたい」と思ったのであれば、その瞬間から検索したり自分の手や足を動かすことが、夢に近づくための第一歩だと思います。興味があっても「恥ずかしいから周りの人に言えない」と思っていたとしても、まず何か動き始めてもらいたいなと思います。


ゲームサウンドクリエーターという仕事は、作曲に集中する時間を確保し創作に没頭するという職人的な側面を持ちながら、多くのスタッフとのコミュニケーションを通じて一つの作品世界を作り上げていくチームの一員としても動かなければならない難しさのある仕事なのだと感じました。
遊び心のある自由な発想から生まれた音楽でゲームを彩る。他の仕事ではなかなか経験できない大きなやりがいのある仕事であることは間違いありませんので、「音楽関係の仕事をしたい」と考えている人は、ゲームサウンドクリエーターという仕事も視野に入れてみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社サイバーエージェント サウンドプロデューサー スズキヒロキ

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ゲームサウンドクリエーター」
はこんな仕事です

ゲームのイメージに合った楽曲や効果音をつくる仕事。企画職からの指示を基に、主に音楽の編集ソフトを使ってパソコン上で作曲する。テーマ曲だけでなく、戦闘曲やキャラクターの足音なども作成する。ゲームの世界観をつくるのに、音の演出は重要なもの。よってゲームサウンドクリエーターはゲーム制作になくてはならない存在だ。特別な資格はないが、楽器の経験が役立つ。また、さまざまなジャンルの音楽を聴き、ゲームの特徴やストーリーの展開に合わせてうまく取り込める技術を磨いていくとよいだろう。

「ゲームサウンドクリエーター」について詳しく見る