【シゴトを知ろう】ゲームグラフィックデザイナー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】ゲームグラフィックデザイナー ~番外編~

2017.02.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ゲームグラフィックデザイナー ~番外編~

スマートフォン向けゲームを制作する会社でグラフィックデザインを担当されている藤原大記(だいき)さんのインタビュー番外編。「粗密の差」や「彩度」「明度」などイラストに関連する専門用語、ゲームを制作するにあたって意識的に取り入れていることなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 次々に新機種が発売されるスマホ端末。専用棚には動作検証用の端末がズラリ
  • 納得のいく品質を追求。受け身ではなく主体性を持って仕事に取り組む
  • 新しい技術に対する関心が高いメンバーと日々奮闘中

的確なアドバイスができるかが大切

――業界用語のようなものはあるのでしょうか?

業界用語かは分かりませんが、専門用語的なものはいろいろあります。
例えば、現場で「彩度」「明度」「光源」「疎密(そみつ)」などの言葉はよく使われます。美術の授業などで勉強しているかもしれませんが、彩度は色の鮮やかさの差、明度は明るさの差、光源は光の位置、疎密は粗さや細さのことです。

例えば、キャラクターのイラストに対して「肌の色が暗いのでもっと彩度を上げてほしい」「光源を考えたときに影の位置がおかしい」というアドバイスをしたり、UI(*)デザインで、「ボタンが背景に沈んで見にくいから、明度差をもっとつけて、細かい模様で密度感上げて疎密の差を出して」というようにアドバイスをしています。

* UI:ユーザーインターフェイスの略。ユーザーがコンピューターを操作するときの操作感。


――一般の人があまり知らない常識ってありますか?

社内にはものすごい数のスマートフォンがありますね。弊社の場合は専用の棚が設置されていて、そこから貸出という形で借りてきて、各端末でどのように表示されるのか、どのような動作をするのかという部分の検証をします。
特にAndroidの場合は端末の数が多く、特定の端末だけうまく動かないといったことも起こりますね。

最近は、画面の映像表現などがよりリッチなものになりつつあるので、ある程度のラインを決めて、「この処理能力よりも低いものについてはサポートの対象外にしよう」などの判断を行っています。

経験値はまだ少ない。でも、やる気と工夫で成長中

デザイン力や知識だけではなく、コミュニケーション力も大切

デザイン力や知識だけではなく、コミュニケーション力も大切

――会社にはどのような人が多いですか?

仕事に対して前向きで、やる気も成長意欲も高いという人が多いと思います。納得のいく品質を追求するために努力を惜しまない人が多く、周りのみなさんにいつも刺激をもらっています。


――仕事をされる上で、何か特に気にかけていることはあるんでしょうか?

日常的に世の中のコンテンツをたくさん勉強することを心がけています。ゲームや漫画、アニメなどを中心に、今世の中で人気のあるもの、受け入れられているものは一通り目を通して、自分たちが作っているものと比べています。
社内でも、企画を考えるときにゲームをしながらアイデアを出したり、お昼ご飯を食べながら対戦したり、制作しながらアニメを流したりといろいろな方法でコンテンツをインプットしている人がいます。

後輩になるほどデジタルネイティブ感が強い

――業界内での横のつながりというのはあるものなんでしょうか?

IT系の企業で横のつながりがあるとすれば、勉強会などですかね。弊社でも学生さんなどを招いて懇親会を開いたりしています。そういう中には、そこでのつながりをきっかけに入社される方もいますね。

懇親会の内容は、具体的な例を挙げながら、UIデザインについてどのように考えて作って、どんなノウハウを得ることができたのかという共有だったり、キャラクターデザインの制作体制についての共有といったことなどさまざまです。


――仕事をしてギャップを感じたことはありますか?

後輩になればなるほど、いわゆるデジタルネイティブ的な差を感じます。中学生くらいからペンタブで絵を描き、イラスト投稿サイトに投稿していてちょっとした有名人だったり、自分でデザインしたキャラクターで3Dゲームを作っていたりと、インターネットや新しい技術に対するアンテナを広く張っているメンバーが多く刺激をもらっています。


仕事に生かしていくため、人気のあるゲームやアニメ、マンガなどを積極的にインプットしているとのこと。前向きにそして貪欲に品質を高めようとするデザイナーとしてのこだわりを感じました。
ゲーム業界で働きたいという人は、ゲームだけではなくその周辺の業界についてもアンテナを張って、どのようなものが流行しているのかということを知っておくことも大切になるようです。


【profile】株式会社アプリボット クリエイティブディレクター 藤原大記(ふじわら だいき)

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ゲームグラフィックデザイナー」
はこんな仕事です

ゲームに登場するキャラクターやアイテム、背景などのグラフィックを制作する仕事。ディレクターやプランナーから伝えられたイメージを、専門ソフトを使ってCG化。アニメのキャラクターなど既存のイラストを使用することもあれば、自ら描き起こすこともある。また、ユーザーにスリルや恐怖感を与える演出を考えることも仕事の一つだ。これらの作業をするにあたり美的感覚や発想力はもちろん求められるが、ゲーム制作は企画職やプログラマーと一緒に進めていくため、コミュニケーション能力も必要とされる。

「ゲームグラフィックデザイナー」について詳しく見る