【シゴトを知ろう】フードアナリスト 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】フードアナリスト 編

2017.02.08

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】フードアナリスト 編

食に関連する資格はいろいろとありますが、中でもフードアナリストは、歴史や文化、栄養、マナーなど食についての情報を広く知りつくした「食の情報」の専門家です。
日本フードアナリスト協会で認定講師をされている稲葉奈緒美さんは、以前は広告業界でマーケティング業務を担当されていたようです。フードアナリストへの転身のきっかけや仕事内容などについてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 食番組のコメンテーターから学校の講師まで。活躍の場は広い
  • 広告業界から転身! 食を豊かにすることで生活を豊かにしたい
  • "幹"となる仕事や経験があってこそ、フードアナリストの資格が生きる

新しい情報は積極的に吸収! 受講生から学ぶことも

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

フードアナリストは日本フードアナリスト協会が認定している民間資格で、分かりやすく言うと「食の情報」の専門家です。4級からスタートして最上級資格は1級で、私は1級を取得しています。
資格を取った後も、「食の情報」の専門家としてあらゆる角度から食を学び続け、その情報を常に更新しながら、求められる情報を企業やレストラン、地域、フードアナリストを目指す方々にお伝えしています。

テレビの食番組のコメンテーターやライターとして活躍するフードアナリストもいますが、私は日本フードアナリスト協会認定のフードアナリスト認定講師として日本フードアナリスト協会で教えているほか、調理や栄養など食関連の専門学校、大学の管理栄養士養成課程や農学部・水産学部・観光学科・食関連の企業などでフードアナリストの講義を受け持っています。

<一日のスケジュール>
9:00 専門学校でフードアナリスト4級の講義
12:00 休憩
13:00 専門学校でフードアナリスト4級の講義
18:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

食は全ての人に関わりのある分野で、食に興味のある方は大勢いらっしゃいます。フードアナリストの認定講師として企業や学校などで教える機会があり、食の流通やマーケティング、栄養、保存方法、食べ方のマナー、世界中の料理の歴史などについて幅広くお話しますが、受講生が興味を持つ分野がさまざまなことが、教える側の刺激になっていますね。

社会人の受講生とは、食でつながったご縁ということもあって、話題のレストランの情報交換をしたり一緒に食事に行ったりして、お付き合いが続いていくことも楽しさの1つです。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

食に関する歴史や芸術・マーケティング・法律など広範囲にわたって講義をしなければならないので、苦手な分野もあることですね。
例えば茶道についての講義では、受講生に「〇〇流の茶道を30年続けています」という方がいらして、私よりもずっと多くのことをご存じでした。受講生が必ずしも私より知識が少ないわけではないのです。教える側であっても常に謙虚でいることが必要で、受講生に専門家がいるような場合には、素直に教えていただくことも大事だと思います。
教えていただいたことを次回からの講義や仕事に生かすこと、いつも新しい情報を得ようという心持ちが重要だと考えています。

売れない食品を売れるようにするために、「食」について学び始める

大学でデザインを専攻していた稲葉さん。作成した資料にもセンスが光る

大学でデザインを専攻していた稲葉さん。作成した資料にもセンスが光る

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

以前は広告業界にいて主に食品のマーケティングをしてきたのですが、売れない商品を売れるようにするために、食についてもっと全般的な知識がほしいと思っていました。
約10年前に日本フードアナリスト協会が立ち上がるという情報を知り、「この資格は私に必要だ!」と養成講座に通い、1級まで取得しました。1級取得後は講師になるための養成講座を受講し、現在はフードアナリストの認定講師として活動しています。


Q5. 大学では何を学びましたか?

美術系の大学でデザインを専攻していました。その後入社した広告代理店では食品メーカーを担当することが多くあり、マーケティングをしてCMやパッケージを考える部署に在籍しました。食についての知識がもっと必要だと思ったのは、この頃からですね。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

子どもの頃から食べることが好きだったので、世界中の食を紹介する仕事がしたいと思っていました。食は全ての人に関係があって、食を豊かにすることで生活を豊かにすることができると思うからです。
世界中の食を紹介したり食に関して何かを作るお手伝いをしたいという想いは、今も持っていますね。

「食」を通して人生を有意義にしたい

Q7. どういう人がフードアナリストに向いていると思いますか?

食について幅広く興味がある人ですね。食べることだけでなく、食べ物や食に関連する商品について、消費者としての視点、食(料理)の作り手としての視点など、いろいろな視点に立って考え、その情報を誰かに伝えたいという熱意のある人が向いています。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

フードアナリストとして活躍している人の多くは、食品メーカーに勤務していたりライターをしていたり、料理教室を主宰していたりと、フードアナリストになる前に何か“幹”となる仕事をしていて、その上でフードアナリストの資格をプラスしています。

高校生のみなさんも、さまざまなことにチャレンジした上でフードアナリストの資格を取得すると、食についての知識も食にまつわる人脈の輪も広がっていくと思います。
食は人の生活に密着していて人を幸せにするものなので、フードアナリストの知識を持つことによって、みなさんと周りの方たちの人生がとても有意義になると思いますよ。


フードアナリストになるには食についての幅広い知識が必要で、食品業界で働くなど、食に関わる仕事の専門性を高めるために、資格を取得して活躍しているということが分かりました。
食に詳しくなると、自分や家族の食生活が豊かになるだけではなく、友人との会話が盛り上がったり、食を通して友人・知人の輪が広がったりします。食べることや料理、お菓子作りが好きな人は、まずはフードアナリストのテキストに目を通してみてはいかがでしょうか。


【profile】フードアナリスト 稲葉奈緒美

一般社団法人 日本フードアナリスト協会 http://www.foodanalyst.jp/about.html

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「フードアナリスト」
はこんな仕事です

食を分析・評価する仕事で、その資格取得者をフードアナリストという。味覚にとどまらず、栄養学、食育、レストランのインテリアやサービス、料理の歴史、食関連のマナー、マーケティングなど、食文化にまつわる総合的な知識と教養を身に付ける必要がある。食の専門家としての鋭い洞察力に加え、客観的な消費者目線も兼備しておきたい。飲食店プロデュース、食品会社での商品開発や販促企画、レストランのサービス改善のための覆面調査、専門誌・雑誌の記事執筆、スクール講師など、活動の場は幅広い。

「フードアナリスト」について詳しく見る