【シゴトを知ろう】トラック運転手 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】トラック運転手 編

2017.02.13

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】トラック運転手 編

毎日必ずどこかで見かける「トラック運転手」。大きなものから小さなものまで、迅速に確実に荷物を届けることはもちろん、現代では災害などがあった際に物資を輸送する上でも大きな役割を担っています。日本全国で活躍しているトラック運転手の仕事は、実際はどのようなものなのでしょうか。

今回は、福岡県の運送会社「株式会社NAO」の4トントラック運転手、永嶋郁也さんにお仕事内容について詳しくお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 人の力では下ろすことが困難な重量物を扱う場合は、トラックのクレーンが活躍する
  • 雨や雪の日でも、決められた時間通りに荷物を届けなければならない仕事
  • 年々高齢化が進む業界では、若手や女性の運転手の進出が期待されている

病院などで使用する精密機器の輸送も行っている

Q1. 仕事の概要と一日のスケジュールを教えて下さい

私は4トントラックの運転を行っているドライバーです。主に九州、関西、中京地方まで移動しています。私が仕事で使うトラックは、業界用語で「ユニック車」といわれる、トラックの運転席(キャビン)の後ろに小型クレーンがついている車両です。

運搬する商品は、製造元のお客様の工場や倉庫から、病院などで使用するMRIやCTスキャンといった精密機器、工場やコンビニエンスストアなどに設置する配電盤といわれる電気設備などを輸送しています。人の力では下ろすことが困難な重量物でを扱うことも多いですが、商品をお届けする先にフォークリフトやクレーンなどがない場合は、トラックに付いている小型クレーンが活躍します。

<ある一日のスケジュール>
8:00 出社
9:00 お客様企業にて荷物の受け渡し開始
10:00 作業終了。次の荷物を積み込むため、移動
12:00 昼食
15:00 お客様企業にて荷物の積み込み開始
16:00 積み込み作業終了。会社車庫へ移動
17:00 退社

これらはあくまである一日のスケジュールです。日によっては、車中泊をすることもあります。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

トラック運転手の仕事は、単に「ものを運ぶ」だけではありません。一つの商品をお届けすることが多くの仕事やそれに関わる方々に影響を及ぼしたり、また何かのはじまりを生み出すこともあります。それが私の誇りです。時間通りお届けした後、次の商品をお預かりする移動時間は、緊張しながらもほっと胸をなでおろし運転できる楽しいひとときです。
また、毎日違う都道府県に一人で移動できることもこの仕事の特徴です。移動した地域でさまざまなご当地の食事ができることも楽しみの一つですね。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

雨や雪の日でも外に出て作業する事や道路の渋滞や事故があっても、決められた時間にお預かりした商品を責任を持ってお届けしなければいけないことです。そのため、安全かつスムーズな運転を常に大事にしています。
例えば、工事現場に商品を届けるときなど、私がお届けする機械が届いてはじめて工事がスタートする場合があります。時間の指定があるため、1分でも遅れてしまうと作業が始められません。そして、多くの作業員の方々を待たせることになり、さらには工事を依頼した方にも完成時間が遅延するため、多大なご迷惑をお掛けする事につながります。緊張感を持って取り組む必要がある仕事だと感じます。

どうしてもトラックに乗りたいという思いから転職した

Q4. どのようなきっかけ・経緯でトラック運転手の仕事に就きましたか?

最初の就職先はまったく異なる業種でしたが、どうしてもトラックに乗りたいという思いから転職し、今の勤務先にお世話になることになりました。車の運転はもともと大好きだったので、苦にならない仕事です。


Q5. トラック運転手の仕事をはじめるとき、どんな想いがありましたか?

学生を経たあとは、自分の力でお金を稼ぎ、一日でも早く自立したいという思いが強くありました。その中で、一人で自分のトラックを運転して、給料を得ることができるトラック運転手という仕事に魅力を感じ、トラック運転手を目指すようになりました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはあります

もともと車が好きで、高校生のころからいつかトラックに乗りたいと思っていました。そのころから興味を抱いていたことが、トラック運転手として働くことにつながっていると思います。

地震や震災でも真っ先に物資を届けるのはトラックの役目

Q7. どういう人がトラック運転手の仕事に向いていると思いますか?

車に興味があることはもちろんですが、じっとするより動くことが好きな人や旅行をするのが好きな人、責任感がある人、物流に興味がある人、そして独立心が強い人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けてメッセージをお願いします

世の中にはさまざまな仕事があります。その中で物流が無ければ、ほとんどの方は生活に支障をきたしてしまいます。トラックはその物流の90%以上を占めています。地震や震災でも真っ先に物資を届けるのは、トラックの役目です。トラックの業界は年々高齢化が進んでおり、これからは若い方や女性運転手の進出が期待されています。ぜひみなさんトラック運転手の仕事に興味を持っていただけるとうれしいです。


今後、車の免許を取る高校生のみなさんが4トントラックを運転するためには、中型免許を取得する必要があります。免許の取得だけでなく、トラック運転手の仕事は重たい荷物を積み下ろししたり、長時間運転する集中力・注意力も必要です。また、道路事情や天候、事故などに対する冷静な判断力も不可欠です。トラック運転手に関心のある人は、街でトラック運転手をみかけたら、その様子を改めて観察してみてはいかがでしょうか。物流に関わると仕事への取り組み方を知るきっかけになるはずですよ。


【profile】トラック運転手 永嶋郁也
【取材協力】株式会社NAO
http://www.nao-inc.com/

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「トラック運転手」
はこんな仕事です

荷物の運搬などに最も多く利用されるトラック。短距離から長距離まで、積載量によりさまざまな大きさのトラックを運転し、荷物を運ぶのがトラック運転手の仕事だ。トラックには宅配便などの自社企業専門のものもあるが、多数の企業と運送契約をし、行きと帰りで異なる企業の荷物を運ぶトラックが多い。必須の免許は普通一種免許のみだが、大型一種免許やけん引免許があると、積載量に関わらず運行ができ、仕事の幅も広がる。遠距離での深夜運転や、重量のある荷の積み下ろしもあり、体力が必要な仕事ともいえる。

「トラック運転手」について詳しく見る