【シゴトを知ろう】システムアナリスト 編

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【シゴトを知ろう】システムアナリスト 編

2017.02.07

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】システムアナリスト 編

自らが持つ知識や技術によって、あらゆるシステムの問題を解決へと導くための方策を提示するのがシステムアナリストの仕事。システムアナリストとして活躍されているスマイルフォース株式会社の山本良樹さんにお仕事内容について伺いました。

この記事をまとめると

  • 新しいものを生み出すという理想、予算という現実。落としどころを探る難しさ
  • センター試験目前に進路変更!! きっかけはアインシュタイン
  • システムアナリストを目指す人へ。大切な3つのポイントとは?

新しいものを生み出していくことに関わる喜び

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

お客さまの会社のシステムが抱えている問題を解決するための仕組みを提供するのが仕事です。そのため、その会社の仕事の流れや経営方針、事業方針などの全てを知ることから始めて、それに最も適していると思われる仕組みを提示していきます。
ヒアリングして課題の抽出を行い、自分たちでシステムを構築することもありますし、お客さまのシステムと世の中にすでにあるシステムを組みわせることも。お客さまの会社の一員として仕事に加わらせていただいて考えていく、というパターンが多いですね。

<一日のスケジュール>
10:00 出社
    ヒアリング、ミーティング、開発作業、資料作成など
    自社での作業のほか、お客さまのオフィスで作業をすることも
19:00 退社


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

私が一緒に仕事をさせていただくお客さまには、新しいことに取り組まれている方が多いです。「世の中に無かったこと」にあえて挑んでゼロから生み出したり、自分のアイデアや求められていることを形にしたりすることで、新しいことに広く関わっていくことができます。新たな価値の創造に携われることは、非常に大きな喜びですね。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

楽しさややりがいと表裏一体な部分でもあるんですが、始めのうちは「こういうことをしよう!」とすごく盛り上がるんですよね。ただ、その中から「これは絶対に必要だ」とか「ここは省略できる」など、技術的な部分や予算を考えて取捨選択していかなくてはいけない作業が当然発生してきます。
「お客さまが本当にやりたいこと」に限りなく近づけながら、「現実の状況としてできること」との兼ね合いでどこに落とし込んでいくのかを調整する難しさがあると感じています。

夢は写真家! でも、浪人して選んだ道とは?

お客さまについて知ることから全てが始まる

お客さまについて知ることから全てが始まる

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

元々新しいことをやりたいタイプの人間でした。「新しいシステムを作ることで、世の中に新しいものを送り出していくことに携わりたい」という想いがあったので、プログラマーやシステムエンジニアなどのほか、サービスの企画やデータ解析をする「データサイエンティスト」のような仕事もしてきました。
仕事を続けるうちに、「こういうことをやってみたいんだけど……」といった相談をいただくことが増えたので、これまでの経験を生かして今の仕事をするようになりました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

物理を専攻していました。原子核物理という、原子核の構造について分析したり新しい物質を発見しましょうという勉強ですね。加速器を使って、目に見えない粒子を衝突させる実験などをしていました。

そういう勉強をしようと思ったのも、新しいものや画期的なものへの興味が強かったからかもしれません。大学での研究においてデータの分析や解析をしていたので、そういったことも今の仕事につながっていると思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

昔から研究者やエンジニアになりたいという想いがずっとあって、高校に入った時点では研究者になろうと思っていました。
でも、高校1年生の中盤くらいから「写真家になろう」と思うようになったんですよね。それからは、ずっと写真家になるのが夢でした。写真の勉強をしていたので、芸術系の大学や工芸系の大学に行きたいと思っていました。

ところが、センター試験の出願をする1週間くらい前に、ふとアインシュタインの本を手に取ったんですよ。で、それを読んでいたら「あっ、しまった! こっちだった!!」と思って(笑)。物理の勉強は高校2、3年生の時にはほとんどしていない状態でしたから、先生に言ったら「むちゃ言うな」と怒られました(笑)。
結果的に浪人してしまったのですが、大学では物理の勉強をして、最終的に今の仕事にたどり着いたんです。「もしあの時、アインシュタインの本を手にしていなかったら、写真家になっていたかもしれないな」と思うことがあります。

「才能」よりも大切なことがある

Q7. どんな人がシステムアナリストに向いていると思いますか?
 
「論理的であること」「人に対して親身になれること」「知らないことを知るのがおもしろいと思えること」この3つが大切だと思います。
あと、能力的な部分でいうと、お客さまの会社の問題点を洗い出すために人の話をよく聞くことができるということが大切ですね。他には、プレゼンテーション力、分析することや新しいことに興味があることも、仕事をしていく上では必要な能力だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

将来の仕事や今後の進路を選ぶとき、後悔しない選択をするのが一番だと思います。そういう意味では、最終的に「自分がやりがいを感じられるものを選ぶ」ということが大切なのかな。
ただ、世の中にはリスキーだったりお金になりにくい仕事もあるので、将来のことを考えるときは周囲の人に相談してみるのもいいと思います。

才能も大切ではありますが、「やり続けること」や「努力すること」ができるものを見つけていくことに焦点を当てていけば、自然とやりたいことが見つかるような気がしますね。


大学受験前に手に取った一冊の本が、本当になりたかったものに気付かせてくれたというお話はとてもドラマチックですね。今、目指そうとしているのは本当になりたいものなのか、進路を決める前に、もう一度自分の心に問いかけてみることも大切かもしれませんね。


【profile】スマイルフォース株式会社 代表取締役社長 山本良樹

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「システムアナリスト」
はこんな仕事です

システムエンジニアを統括する仕事。経営的な視点から企業内の情報システムを分析し、構築計画の企画・立案を行う。企業が抱える問題点を洗い出した上で、どのような情報システムを導入するかを提案する。そのため情報システムに加え、コンサルティングや経営に関する知識が必要。情報戦略は企業にとって重要な経営課題とされているので、システムアナリストが担う役割も大きい。システムデザイナー、システムプランナーと呼ばれることもある。

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