【シゴトを知ろう】PCインストラクター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】PCインストラクター ~番外編~

2017.02.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】PCインストラクター ~番外編~

パソコン教室でのインストラクター歴1年にして、教室長やエリアリーダーも務める加庭俊哉(かにわ としや)さん。番外編では、人と話すことが好きなPCインストラクターが普段我慢していることや経験を積んだからこそ身に付いた能力など、実際に仕事をしていて感じていることについて伺いました。

この記事をまとめると

  • 世話好きなインストラクターがいるのにクラス中はいつも静か。その訳とは?
  • 「先生」と呼ばれる緊張感と責任感。頑張ろうという気持ちの源に
  • 受講生がつまづいている部分は、モニターを見ただけで分かる!? 

手助けすることが好きだけど、ぐっとこらえる

――PCインストラクターに多い性格の傾向ってあるんですか?

人の面倒を見るのが好きとか、人と接すること話すことが好きな人が多いですね。
でもクラス内って、実はものすごく静かなんですよ。なぜなら、受講生のみなさんはeラーニング形式(*1)で受講しているんです。つまり、受講生はヘッドホンをつけて、パソコンの画面とテキストブックを見ながら受講コースのカリキュラム(学習計画)をこなしているんです。
その間、私たちインストラクターは、受講生から声がかかるまでは静かに事務作業などをしています。受講生が手を挙げたら、「待ってました!」とばかりに駆け付け、指導にあたります。

クラス内で受講生が悩んでいる様子に気付いたときは、つい自分から「ここをこうして……」と伝えたくなりますが、受講生が自分で解決策を見いだすことがその人にとっての学習です。インストラクターは手助けしたい気持ちを我慢しなくてはなりません。
クラス時間の前後には、受講生と今後の目標設定などについてしっかりとコミュニケーションを取っています。その時にはたくさんお話していますよ。

*1 eラーニング形式:インターネットを主に利用した学習形態のこと。


――就業時に気を遣っていることはありますか?

人と接する仕事なので、特に身だしなみに気を遣っています。男性の服装はシャツにネクタイ着用、基本的にはスーツですね。きちんと感、清潔感は大切にしています。
またインストラクターといっても、教壇で教えるのではなく受講生のすぐ近くで指導にあたるので、手元の清潔さにも気を配っています。

ほかには、私たちの教室内は、スタッフの事務作業スペースと受講生の学習スペースの間に間仕切りなどがありませんので、学習を行っているクラス時間中はなるべく静かにしています。スタッフ同士でコミュニケーションを取る場合も小声で話していますよ。

教えた経験がなくても、研修が終わればすぐ「先生」

受講生に呼ばれたら、すぐに指導・サポートにあたる

受講生に呼ばれたら、すぐに指導・サポートにあたる

――経験がなくてもすぐに教えられるものですか?

インストラクターになるための研修を受け終わったら、次の勤務日の1コマ目のクラスで教室に立った時から、もう「先生」なんですよ。今までに人に教えた経験があってもなくても、受講生からは「先生!」と声が掛かります。
最初は少し違和感がありましたが、もっと頼ってもらえる先生になれるように頑張らなくては、と思うようになりました。


――インストラクター同士で教え合ったりするのでしょうか?

まだ経験の浅いインストラクターへは、自分の過去の経験から指導方法のアドバイスをすることもあります。
弊社では、「受講生から頼ってもらえる先生」であることが、会社側からの評価の加点にもつながります。例えば受講生が「○○先生がいる日に受講したい」というリクエストをくださる場合や受講生の継続受講回数が長い場合などは教室の運営評価も上がるので、なるべく多くの受講生から慕っていただけるように、インストラクター同士で切磋琢磨しています。インストラクターをしている以上、きっと誰でも自分への指名があるとうれしいものだと思います。

受講生の「できる」を増やすために日々勉強

――PCインストラクターの仕事に就いているからこそ、体得したことなどはありますか?

さまざまなアプリケーションの使い方を詳しく覚えられることです。昔から愛用していたアプリケーションでも、改めて研修などで勉強すると「え! そんなことができたんだ!?」ということが山ほど出てきます(笑)。勉強になりますね。


――じゃあ、アプリケーションの達人ですね。ほかにも、お仕事を通して身に付いたスキルはありますか?

ありますよ。受講生の画面を見て、何が起こっているかを判断する力です。というのも、クラス内に受講生が5人いたとしたら、5人がそれぞれ違うコースを受講していることがほとんど。事前にカルテを用意しているので、Aさんは画像編集のコース、Bさんはオフィス系ソフトウェアのコースと、それぞれがその日に受けている学習内容は把握しています。ですが、その日のカリキュラムのどの時点でインストラクターに声が掛かるかは予測できません。

例えば、Aさんが例題を解いている時に行き詰まってしまい、インストラクターに声を掛けたとします。インストラクターはAさんの画面を見て、なるべく瞬時にAさんがつまづいた箇所と原因を判断しなくてはいけません。
最初はこれが結構大変なのですが、経験を重ねることや受講生の弱い点を把握することで、だんだん傾向が見えてきます。これはPCインストラクターならではの能力ですね。もちろん分からないときは受講生に尋ねて、何につまづいているのかを確認します。
受講生が無事にカリキュラムを終え、その日もまた1つその人にとっての「できること」を増やして帰ってもらえると、こちらも満足感を得られます。


頻繁にアップデートやバージョンアップがあるのがパソコンのOS(*2)やアプリケーション。人に教えられるようにそれらに対応していくには、向上心を維持することが大切です。PCインストラクターの日々の勉強を支えているのは、受講生からの「先生のおかげでできるようになったよ!」という言葉と笑顔。
もしPCインストラクターに興味があるのなら、まずは使い方に困っている身近な人に、操作の仕方を教えてみることから始めるといいかもしれませんね。

*2 OS:Operating Systemの略。パソコンを動かすための基本ソフトウェアのこと。


【profile】株式会社ミライフ 商工会議所パソコン教室 北習志野教室室長 加庭俊哉(かにわ としや)

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「PCインストラクター」
はこんな仕事です

専門学校やパソコンスクール、企業の人材育成講座などで、パソコンの操作を教える仕事。基礎知識からソフトウェアの操作方法、ネットワークと、教える内容は幅広い。また、仕事のスキルアップを図りたいビジネスマン、就職に役立てたい学生、趣味の一環とするシニア層と、生徒の年代や目的もさまざまだ。パソコンに関する知識だけでなく、分かりやすく教える技術も必要。とくに資格はいらないが、パソコンインストラクター資格などを取得すると仕事に役立てることができる。

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