【シゴトを知ろう】PCインストラクター 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】PCインストラクター 編

2017.02.06

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】PCインストラクター 編

パソコンが企業や学校、一般家庭にまで普及したことから、街で目にするようになった「パソコン教室」。学び方は教室や学習内容によって異なり、マンツーマンやグループ形式だけではなく、インターネットを利用した方法などがあります。
今回は、小学生から高齢者まで幅広い世代の人を対象にPCインストラクターをしている商工会議所パソコン教室北習志野教室室長の加庭俊哉(かにわ としや)さんに、仕事内容ややりがいなどについて伺いました。

この記事をまとめると

  • やりがいは受講生からの喜びの声。家族とのコミュニケーションが増えた受講生も
  • ファッション業界から転身! たった1年でエリアリーダーに
  • どんな人が向いている? 今後の進路に迷っている人へのメッセージ

できなかったことができるように! 人生のサポートができる職業

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

受講生のみなさんに、パソコンのソフトウェアやスマートフォン用アプリケーション、人気SNSの使い方などを教えています。私たちの教室では、来校した受講生は教室のパソコンを使って、各自が選択したコースをeラーニング形式(*)で学習しています。私たちインストラクターは、受講生がeラーニングで学んでいる過程で分からない点などが出てきた際に声をかけていただき、操作の補助や指導にあたっています。

1クラス50分で、受講生が退室する際などには、その日の学習内容や今後の目標などについてお話することもあります。
教室は朝10時から夜9時まで開校しているので、社員の勤務はシフト制です。日によっては夜のクラスがない場合もあります。

<一日のスケジュール>
8:40 出社、掃除
9:00 クラスの準備
9:30 スタッフとの朝礼
9:45 教室オープン
10:00 1クラス50分、休憩10分が3コマ続く
13:00 休憩(教室をいったんクローズ)
14:00 1クラス50分、休憩10分が3コマ続く
17:00 受講生が使用するPCのメンテナンス(教室をいったんクローズ)
18:15 教室オープン
18:30 1クラス50分、休憩10分が2コマ
20:30 教室クローズ
    掃除、スタッフとの報告や目標設定など
21:00 退社

*eラーニング形式:インターネットを主に利用した学習形態のこと。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

この仕事をしていて気付いたのが、少し大げさに聞こえるかもしれませんが、受講生のみなさんの人生をサポートする仕事でもあるという点です。できなかったことが、できるようになるのですから。できるようになったことで、その人にとって新しい人生が開かれるんです。

あるご年配の方は、ご自宅にある家族の共有パソコンに触らせてもらえなかったのだそうです。ですが、教室でパソコンの使い方を覚えたことで自宅のパソコンに触らせてもらえるようになった上に、家族から「すごいね!」と褒められたことを話してくださいました。パソコンが使えるようになったことで、家族とのコミュニケーションが以前よりも取れるようになったそうです。
そうやって喜んでいただけることに、とてもやりがいを感じています。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

大変だと思うのは、強いて言うなら、ソフトウェアやアプリケーションのアップデートについていけるよう自分の知識もアップデートしていかなくてはいけないことですね。

そのほか、建築パース図(立体的に表現された図)などを描くCADというソフトウェアがあるのですが、そういった専門的なソフトウェアの使い方も覚え、指導できるように知識を身に付けなくてはいけません。覚えるのは大変ですが、そのおかげで自分も使えるようになれるのは一石二鳥といったところでしょうか。
こうした学習は、インストラクターそれぞれが勤務時間内の空き時間や休憩時間などをうまく使って、eラーニングで行っています。

辛いこともありますよ。例えば、受講生が「このソフトを使えるようになって、○○をしたい!」と目標を持って学んでいたのに、やむを得ない事情で教室に通えなくなってしまったときです。志半ばでやめていかれる方を見送るのは、心苦しいです。

異業種への転職。やる気プラス自分の強みを生かす

受講生が持っているテキストブックの内容も把握しておく必要がある

受講生が持っているテキストブックの内容も把握しておく必要がある

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

PCインストラクターになる前は、実はファッション関係の仕事に就いていました。
元々経営に興味があったのですが、組織運営や人をまとめたり、人に教えたりすることにより興味が湧き、挑戦したいと思ったんです。同時に、パソコンと英語の能力ももっと身に付けたいと思っていました。

とはいえ、パソコンに関しての知識は人並みでしたし、教室で使用するPCはWindowsのみですが、実は私はWindowsユーザーではなかったんです(笑)。それでも「人に教える仕事がしたい」という気持ちが強く、研修ではWindowsのショートカットキーの操作をはじめ、さまざまなソフトウェアの使い方を覚えました。


Q5. 専門学校では何を学びましたか?

高校卒業後はファッションデザインの専門学校に通いました。起業に興味があったので、ファッションビジネスコースを専攻していました。
学校では、みんなの前で企画を発表するプレゼンテーションの仕方や顧客管理などについて学びましたね。業種は違っても、そこで学んだことは今の仕事に十分生かされています。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃は、世の中にどんな職業がどれだけあるか分かっていなかったですし、当時はとにかくオシャレに興味があったんです。そのため、ファッション系の仕事に就きたいと漠然と思っていましたね。
昔から変わらないのは、「人と接することが好き」ということかな。
専門学生時代、映画館でアルバイトをしてたくさんの人と接したことはいい経験だったと思っています。そこで培ったコミュニケーション力のおかげで、転職して1年ほどですが、教室長のほか、近隣地区の教室を取りまとめる「エリアリーダー」も務めています。

向上心を大切に。人に教えるためには自分も勉強が必要

Q7. どういう人がPCインストラクターに向いていると思いますか?

向上心がある人でしょうか。人に教えるのって自分も常に勉強が必要だと思うんです。だからこそ、常に向上心を持って自ら学ぶ意欲のある人が向いていると思います。
そして人と接することが好きな人、人と話すのが好きな人ですね。サービス業に共通していえますが、どうやって人を喜ばせるかということを考えるのが好きという人は、より向いているでしょうね。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

これから先のことについて悩むことも多いと思います。でも、私自身がそうであるように、やる気と勉強意欲があれば、それまでの経緯はあまり関係ないこともあります。Windowsに不慣れでも、使ったことのないソフトウェアがあっても、人に教えた経験がなくても、私は「とにかく覚えたい!」「人に教えたい」「今よりもパソコンに強くなりたい」という気持ちを買ってもらってPCインストラクターになることができ、そしてたくさん勉強した結果、今があります。
「やりたい!」と思ったものを本気でやり抜く強い気持ちと向上心を大切にしてもらいたいですね。


パソコンはかつて「あると便利」なものでしたが、今は学校教育にも取り入れられ、一家に一台どころか一人一台持っていることも珍しくなくなりました。パソコンを使う人の年代は幅広く、使う目的も多種多様。パソコン教室では、カリキュラムや学習方法などにさまざまな工夫を凝らしています。
PCインストラクターに興味があるという人は、まずはどのような教室があるのか、どういうクラスがあるのかを調べてみてはいかがでしょうか。


【profile】株式会社ミライフ 商工会議所パソコン教室 北習志野教室室長 加庭俊哉(かにわ としや)

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「PCインストラクター」
はこんな仕事です

専門学校やパソコンスクール、企業の人材育成講座などで、パソコンの操作を教える仕事。基礎知識からソフトウェアの操作方法、ネットワークと、教える内容は幅広い。また、仕事のスキルアップを図りたいビジネスマン、就職に役立てたい学生、趣味の一環とするシニア層と、生徒の年代や目的もさまざまだ。パソコンに関する知識だけでなく、分かりやすく教える技術も必要。とくに資格はいらないが、パソコンインストラクター資格などを取得すると仕事に役立てることができる。

「PCインストラクター」について詳しく見る