【シゴトを知ろう】牧師・神父 編

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【シゴトを知ろう】牧師・神父 編

2017.01.24

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】牧師・神父 編

「牧師さん」と聞いても教会にいたりお祈りをしたりという漠然としたイメージのみで、実際にどのようなことをしているのかはあまり知られていないのではないでしょうか。今回は横浜市にある「栄シャローム福音教会」の主任牧師 小山英児さんに、牧師の役割についてや神様に仕える生き方について伺いました。

この記事をまとめると

  • 牧師はクリスチャンにとって大切な主日(しゅじつ)を守る存在
  • 海外留学で神学を学ぶ道もある
  • キリストの弟子に色んな人がいたように、牧師になる人もさまざま

牧師は「仕事」ではなく「生き方」

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい
 
牧師は「仕事」というよりも、「牧師という生き方」であると私は考えています。そして聖書に「祈ること」と「聖書を教えること」が牧師の第一の役割と書いてあるので、まず何よりもそれが第一です。何をするかは牧師によって本当にさまざまなのですが、全てのクリスチャンにとって最も重要な日は、イエス・キリストが復活された日曜日です。この日曜日を私たちは「主日(しゅじつ)」と言っていますが、主日を守ることは、全ての牧師や神父にとって重要な役割です。
また相談やカウンセリングといった生活面でのフォローも含めた信徒の方々との深い関わりや、教会の運営や管理、冠婚葬祭の取り仕切りなどをしています。
その他に取り組んでいる活動としては、同じグループに属する教会との会議や勉強会・行事運営・機関誌への寄稿、牧師になるための勉強をする神学校での授業も定期的に受け持っています。
また現在大学院に在籍し、新約聖書学についての研究も続けています。本来は月曜日に休むとされていますが、なかなか休めないのが現状です。休める時に休むというライフスタイルです。

〈日曜日のスケジュール〉
9:00〜10:00  主日礼拝(1)
10:30〜12:00  主日礼拝(2)
12:00〜13:00  学生会
13:00〜14:00  聖歌隊練習
18:00〜19:00  主日礼拝(3)
 

Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
イエス・キリストに仕えることができるということです。
日々忙しく、やるべきことをこなしていくことに必死になりがちですが、ふと立ち止まりなぜ自分がここにいるのだろうということに立ち返るような瞬間があります。そのような時は自分のような者が神様に用いられ、役立ててもらえているのだということをしみじみと感じられ、大きな感動があります。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

牧師は信徒さんに寄り添うのが仕事です。全ての信徒さんたちに時間をかけて誠実に向き合っていますが、急に連絡が取れなくなるような人もいます。去られることはやはり辛いことです。
ですが信仰とはなによりも自由であることが重要です。信じるのも、信じるのをやめるのも自由。強制だったら、それは信じていることにはなりませんよね(笑)。ですから押し付けるのではなく、信徒さんの気持ちを何よりも尊重するようにしています。

アメリカ留学、ワーシップソングとの出会い

Q4. どのようなきっかけ・経緯で牧師になったのですか?
 
私が高校3年生の頃は、バブル真っ盛りの時代でした。そんな浮き足立った当時の世の中のありように、自分は希望が持てず悩みました。通っていた教会のモラー牧師に相談すると、アメリカ・シアトルにある大学で神学を学ぶことを勧めてくれました。言われるままに思い切って飛び込み国際色豊かな環境で聖書を学んだのち、帰国して現在の教会で4年間副牧師を務め、1999年からは主任牧師となり今に至ります。
 
 
Q5. 大学・専門などでは何を学びましたか?
 
留学前は教会で英語を教えてもらっていたのですが、実際にアメリカに行ったら何とかなるだろうと、根拠のない自信を持っていました。しかし、いざ入学してみると英語も勉強もちんぷんかんぷんで……。はじめの1年間くらいは必死すぎて記憶がありません。
今ではアメリカの大学に日本人がいるのは珍しくありませんが、私が留学した当時は、全生徒1000人くらいいる中、日本人はたったの5人ほどでした。勉強は確かに大変でしたが、実は英語だから学びやすいということもありました。日本語の聖書は新しい訳も出てきてはいるものの、独特の難しい言い回しで、なかなかすんなりとは読み込めません。ですが英語の聖書はずっと普通の言葉遣いなので、かえって理解しやすかったですね。 


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
子供の頃から音楽が好きで、ずっとギターを弾いてきました。中学3年の時参加したクリスチャンのキャンプで、より現代的な礼拝の音楽であるワーシップソングに出会いました。高校時代は兄と共にミュージシャンとしてバンド活動をするのが夢でしたが、神様の導きに従って牧師になりました。ですが今でも毎週、礼拝時には仲間や家族と共にワーシップソングを演奏し、音楽を通じた賛美を続けています。

牧師は誰でもなれますが、誰でもはなれません

Q7. どういう人が牧師に向いていると思いますか?
 
こんな人が向いているというようなものはありません。イエス・キリストの弟子に色んな人がいたように、牧師もさまざまです。
牧師は誰でもなれますが、誰でもはなれません。神様あっての牧師なので。リーダーシップなどは確かに必要ではありますが、そういったことは後から学べることだと思います。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
この記事を読んで牧師ってなんだろうと感じたり、生きる意味について深く考えたいと感じている人は、まずは教会に足を運んでみて下さい。教会はどんな人も受け入れてくれます。訪れて実際に自分の目で見てみてください。もし「いいな」と思えば縁はつながっていきますし、合わなければいつでも離れることができます。自由は守られています。
 
 
日曜日の礼拝以外にも、多様な活動をされている小山さん。多忙な中にあっても、人に寄り添うという牧師の基本を大事に守られていると感じました。小山さんは「教会は誰でもいつでも出入り自由である」とおっしゃっていました。
牧師はいつでも同じ場所に変わらずいて、心の拠りどころとなってくれる存在。変化の激しい今の世の中では、希有な存在だと言えるのかもしれません。
 
 
【profile】栄シャローム福音教会 主任牧師 小山英児

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この記事のテーマ
教育」を解説

教育機関や子ども向けの施設で、教育指導に関わる仕事を目指します。小・中学校や高等学校の教員を目指す場合、大学や短期大学の教職課程で学ぶ必要がありますが、専門学校の中にも、提携する大学や短期大学の通信教育を受けて、教員免許状を取得できる学校もあります。語学教師や臨床心理士など希望する職種により、必要な資格や免許が異なります。

「教育」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「神父・牧師」
はこんな仕事です

カトリック教会の司祭を「神父」と呼び、バチカンのローマ教皇を頂点とする組織に属し、キリストの使徒から代々継承している位階(司教・司祭・助祭)がある。一方、プロテスタント教会の場合は「牧師」と呼ばれ、「神父」のように使徒から継承している聖職、位階という特別職のような感覚は薄く、教会活動のリーダー的な存在。「神父」はミサを、「牧師」は礼拝を執り行うことが主な役割。いずれも大学の神学部や神学校に進学し、旧約聖書、新約聖書、カウンセリング、教会音楽などを学び、キリスト教精神と専門知識を深めて職に就くことになる。

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