【シゴトを知ろう】カラーセラピスト 編

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【シゴトを知ろう】カラーセラピスト 編

2017.01.25

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】カラーセラピスト 編

みなさんは好きな色や苦手な色について考えたことはありますか? 実はその日に選んだ服の色からもその人の心理状態がわかることがあるそうです。「色」を通して心理療法を行うカラーセラピストのお仕事について、その道15年の関口まゆみさんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 色は心の状態を映し出す
  • 小さい頃に好きだったものは大人になってからも生きる
  • 人生は足し算。好きなことや大事なものは捨てずに取っておこう

カラーセラピストは“言葉の職業”

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

その人に似合う色を探すカラーリストの仕事と、選んだ色からその人の心理状態を読んでアドバイスをするカラーセラピストの仕事をしています。どちらもその人の内面を引き出すという意味では根っこは同じといえます。

色は心の状態を映し出すため、着ている服の色やメイクからその人の性格や悩みはある程度わかります。苦手と思っている色も、その原因は過去に誰かに「似合わない」と言われてショックだった気持ちを引きずっていたりと心の問題であることが多いんです。「自分に似合う色がわからない」「メイクがうまくできない」「この色使いが難しい」など色に関する悩みをお聞きしていると、「本当はこうなりたいのだけど現状は……」という心の奥にある悩みも浮かび上がってきます。そうしたお話を聞いたうえで、その方の理想に最大限に近づけるよう色の使い方などのアドバイスをさせていただいています。

「色」のお仕事というと華やかで楽しそうなイメージを抱く人もいるかもしれませんが、実は「言葉」の力が8~9割を占めます。例えば「優しそうに見えますね」と「頼りなさそうに見えますね」はどちらも“ソフトな人”を表す言葉ですが、どちらの言葉を選ぶかで伝わる印象は全く変わりますよね。相談者さんがよりイメージしやすい言葉を選ぶことがアドバイスの際には重要です。美容師さんもそうだと思いますが、知識や技術はお金を出して学校に通えば誰でも一定レベルを習得できますが、その人のもとへ通いたいかどうかを決める要因としては、話の面白さや居心地の良さが重要だったりしますよね。だから私はカラーセラピストは“言葉の職業”だと思っているんです。

<一日のスケジュール>
9:00 子どもを幼稚園へ見送った後、家事をしながらメールチェックや撮影など
12:00 昼食
午後 家事をしながら資料作成・メールで打ち合わせなど
15:00 帰宅した子どもたちの宿題を見ながら記事の執筆など
21:00 子どもたちの就寝後に記事の最終チェック、更新、メールの返信、家事など


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいを感じるのはどんなところですか?

化粧品の口コミサイトで、さまざまなブランドのアイシャドウ・チーク・リップカラーを肌色別に似合う色に分けて紹介するコラムを書いているのですが、読者の方から「買い物の失敗がなくなりました!」などの感想をいただくことがあり、励みになっています。女性が一番喜ぶのは実用的なメリットなので、そこをお手伝いできるのが私も一番嬉しいです。

対面で行うカラーセラピーではより深い話ができるので、相談者の方から「どうしてこの色が似合わなかったのかがわかりました」「今までの疑問が解けてすっきりしました」という感想をいただくことが多く、腑に落ちるお手伝いができたと思うと嬉しいです。


Q3. 仕事の大変さを感じるのはどんなところですか?

移動の際の荷物が重いことでしょうか……。診断で使うカラードレープは100枚以上あり、化粧品や雑誌の切り抜きを見ながらお話をするので資料も重たくなります。たくさんの色のフェイスカラーが入ったパレットも持ち歩くため、肩が脱臼しそうなときもあります(笑)。

働きながらいろんな学校に通って“自分探し”をした

Q4. どのようなきっかけでその仕事に就きましたか?

新卒で自動車メーカーの総務部に入り3年9カ月ほど働いたのですが、そのうち2年9カ月は土日を利用していろんな学校に行き、いわゆる“自分探し”をしていました。子どもの頃からいろんな色を使ってお絵かきをするのが好きで、ファッション系の仕事に興味があったこともあり、色の学校に通い始めました。小さい頃に好きだったものは大人になってからも生きるものなんですね。

当時はインターネットが普及し始めた頃で、いろいろと調べる中で九州に住む女性のカラーコーディネーターさんのWebサイトを見つけて、会いに行ったこともありました。実際に活躍している人を目の当たりにしたことで、色の仕事を目指す決心がつきました。

最初は「商品色彩」の学校に通っていたのですが、どうやら色のことだけでなくプラスアルファの技術を身につけないと仕事にするのは難しいということがわかりました。私は人と接するのが好きなので、その人に似合う色をアドバイスする「パーソナルカラー診断」に興味を持ち、同時にメイクの学校にも通いました。そして、色は心にも影響するらしいことがわかり、「カラーセラピー」の学校にも行きました。最初から何でもわかるわけではないので、ちょっと違うかなと思ったことでもやってみることで次の道が開けるものなんだなと思いました。

最後に行ったカラーセラピーの学校の先生に弟子入りをして、アルバイトをしながら先生の仕事を手伝っていたのですが、自分の表現がしたいと思うようになり24歳で独立しました。今化粧品の口コミサイトで書いているようなコラムを別のサイトで書き始めたところ反響をいただき、色への関心の高さを知りました。そのときはまだ自分が何をしたいか明確にはわかりませんでしたが、その後も自分のブログで色に関する記事を書き続けていたら声がかかり、今の仕事につながりました。


Q5. この仕事に就くためにどんなことを学びましたか?

色に関するスクールは4つ行きました。21歳のときに「商品色彩」という売れる色に関する知識を学び、22〜23歳のときにパーソナルカラーの学校とメイクの学校に通いました。そして24歳のときにカラーセラピーの学校に通い、後に弟子入りする先生に出会いました。「こうあれたらいいな」と思える素敵な先生で、「何をするにしても出し惜しみをするな」ということを教わりました。「毎回100%でやればそこから120%、130%とMAX値を上げていける。80%や90%の力でやっているとそこが限界なのかと思われるよ」ということをよく言われました。

一生懸命さは必ず伝わるし、それを汲み取ってくれる上の人は絶対にいます。手を抜かずに取り組んでいれば、失敗してもカバーしてもらえたり、大事なことを教えてもらえるようになります。そうしたことも先生が教えてくれました。大人は若者の伸びしろを見ていたんだなと今は思います。若いときは何でも精一杯やったほうがよいのだということを学びました。


Q6. 高校生のときに抱いていた夢や体験したことが、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

中高校生くらいのときに「それいけ!!ココロジー」という心理学をテーマにしたバラエティ番組がテレビで放映されていました。無関係と思われる質問をすることでその人の心がわかるということに驚き、「何て面白いんだろう!」と衝撃を受けました。番組から出版された本も暗記するくらい読み込みました。心理学部に行くことも考えたのですが、当時は文系の私が目指せる選択肢は少なく、そこで学ぶ内容も難しく思えて諦めたんです。でもそのときに道を閉ざしたことが今につながっています。心理学部に行けば臨床心理学などを学べたと思いますが、私は学問的なことよりもテレビ番組で見たようなリアルで実用的な心理学に惹かれていました。今の仕事もまさにそのようなことなんです。

想像力が豊かすぎるくらいの人に向いている

Q7. どういう人がこの仕事に向いていると思いますか?

人に興味があり、人の顔色を伺える繊細な人に向いていると思います。顔色を伺うというとネガティブに思われるかもしれませんが、カラーセラピーは相手が部屋に入ってきた瞬間から全力でアンテナを向けることが大切なんです。その人がどんな服を着て、どんなメイクをして、どんな色をまとっているのか。そこから心理状態を読み取ります。そして相手の話し方や表情なども伺い、「緊張しているのかな?」「荷物が多いけど疲れていないかな?」と想像を膨らませることも大切です。つまり妄想癖のある人に向いていますね(笑)。想像力が豊かすぎるくらいでもいいと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

自分の好きなことを大事にしてください。そのときに学んだことは、いつか何かの形で絶対に生きます。人生は足し算です。これまでの経験を全て重ねたところが“今”なんです。「食べていくのは無理だよ」と言う人もいると思いますが、自分が好きなことや大事だと思うことは全て捨てずに大事に取っておいてほしいなと思います。



関口さんは時間をかけて自分探しをして、子どもの頃から好きだった「色」と中高生のときに関心を持った「心理学」が結びついて今の仕事にたどり着きました。興味はあっても確信が持てなくてなかなか始められないという人もいると思いますが、関口さんの言うようにとりあえずやってみることで次につなげていくとよいのかもしれませんね。


【profile】カラーセラピスト 関口まゆみ
Blog:http://sekiguchimayumi.blog.fc2.com
アットコスメBlog:https://www.cosme.net/beautist/myblog/7790

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「カラーセラピスト」
はこんな仕事です

色が持つ意味や効果を活用して心理療法を行う仕事。心身の悩みを抱えた相談者の話を聞いて本人に色を選ばせたり、解決のために必要な色を選び、その使い方をアドバイスしたりする。相談者の状態に合わせて、気持ちが落ち着く色、気分が高揚する色などを的確に選ぶためには、養成講座などを受講して資格を取得し、専門知識と技術を高めておく必要がある。一般的にはサロン勤務か独立開業のいずれかの道で就業するが、並行して出張セラピーを実施したり、セラピスト講座を開催したりして収入の安定を図るケースも多い。

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