【シゴトを知ろう】ローフード・リビングフードインストラクター 編

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【シゴトを知ろう】ローフード・リビングフードインストラクター 編

2017.02.03

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ローフード・リビングフードインストラクター 編

近年、アメリカを中心に美や健康を意識する人たちに注目されているのが「ローフード」や「リビングフード」といった食のスタイル。ローフードは全ての食材を生(raw)のまま、リビングフードは、生の食材に加えてみそやしょうゆなどの発酵食品も取り入れた食事法のことを指します。
今回お話を伺う天野恵さんは、法律関係の企業で勤務しながらローフードマイスター1級の資格を取得。現在は東京・世田谷の自宅でローフードの教室を開いています。そんな天野さんに、お仕事の内容やローフードの魅力について伺いました。

この記事をまとめると

  • ローフードの魅力を伝えるのが仕事。新しいジャンルも開拓中
  • 「やりたい!」という気持ちがあれば、働きながらでも資格は取得できる
  • 自分の強みを自覚することが、仕事や夢につながっていく

週末を中心にローフードインストラクターとして活動するWワーカー

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

平日は法律系の会社に勤務し、週末や祝日に、日本リビングビューティー協会のマイスター講師としてローフードを教えています。
ローフードとは生(Raw)の食べ物(Food)のこと。生で食べることで植物の酵素や栄養素を効果的に取ることができ、健康や美容・ダイエットに効果がある食事法として、世界的に注目を集めているんですよ。

教室の開催日が決まったらブログやFacebookで告知し、前日までに材料をそろえて下準備をします。
ローフードでよく使われる生のナッツ類はどこでも買えるものではないので、計画的に購入する必要があります。また、ナッツ類は一晩浸水させて柔らかくしてから使うレシピが多いので、事前準備は必須。このほか、配布するレシピの出力や生徒さんへの最終案内も行います。

<週末のスケジュール>
教室の前日 材料買い出し、下準備(ナッツ浸水、レシピ用意)

8:00 材料確認、下準備(野菜のカットなど)
10:15 生徒さん受付
10:30 教室スタート
    テキストを見ながら説明
11:45 料理レッスンスタート
12:30 作ったものを試食
14:00 解散
15:00 片付け終了


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいはなんですか?

「食」は、人と人とをつなぐコミュニケーション方法の一つ。ローフード教室を通して、平日の仕事とは全く違う雰囲気の中で生徒さんたちと楽しい時間を共有できることに、やりがいや魅力を感じています。

人っておいしいものを食べると幸せになりますよね。ローフードの存在を知り、実際に味わった生徒さんたちが「おいしい!」と感動したり、幸せな気持ちになってもらえるのが一番の醍醐味。また、作ってみてどう感じたか、翌日の体調はどうだったかという感想を聞くことは、私自身にとっても勉強になります。
まだまだ不慣れではありますが、いつも生徒さんたちに助けていただいています。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

教室をスタートする前は「生徒さんを募集しても、誰も来なかったら?」「うまく教えられなかったら?」などいろいろな不安がありましたが、最終的には「どんなベテラン先生にも“初めて”の時があったんだ!」と開きなおりました。結果として、たくさんの方が興味を持ってくださり、教室に参加してくれています。

生徒さんの中には、私より料理上手な方や食の知識が豊富な方もいらっしゃいますが、料理教室で教える上で大切なのはスキルだけではないことも体感しています。
私が何よりも心がけているのは、楽しむこと。まだ今は、教室に関しては大変・辛いということはないですね。

ただ、私はローフードとフランス料理を融合させた“ローフレンチ”という新しいジャンルを開拓中なのですが、これがちょっと苦戦していて……。というのも、煮込んだりオーブンを使うことが多いフランス料理と食材を加熱しないローフードは、まさに対極的。まだまだ研究段階ですが、提案し続けていきたいですね。

自分自身が体感したローフードの魅力を伝えたい

上級資格取得を目指して勉強中という天野さん

上級資格取得を目指して勉強中という天野さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

沖縄に旅行した時、旧友の家に泊まったことがきっかけです。彼女がローフードのインストラクターで、手作りのローフードをふるまってくれたんです。初めて食べたローフードのおいしさ、見た目の美しさ、体にいいことを体感しました。
東京に戻った後先生を紹介してもらい、ローフードマイスター1級の資格を取得しました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

大学ではフランス語を専攻し、卒業後、フランスに1年間留学しました。
一見ローフードインストラクターとは関係無い進路のように感じますが、今私が提案している”ローフレンチ”という新しいジャンルの企画にフランスの言語や文化を学んだこと、海外で生活した経験が生かされていると思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

高校生の頃の夢は小説家でした。本を読むことや何かを表現して形にすることが好きだったからです。
子どもの頃から海外への憧れがあり、まずは「英語を話せるようになりたい!」と、とにかく語学の勉強を頑張りました。
「大草原の小さな家」や「赤毛のアン」などの小説が大好きで、「大草原の小さな家」は、主人公一家の資料などが展示されているアメリカの博物館に拙い英語で手紙を書いて問い合わせて、自由研究にしたこともあります。本に関連したレシピ本も出版されているので、物語の場面を想像しながら料理をしていましたね。

「好き」という気持ちを大切に、とことん頑張ってみて!

Q7. どういう人がローフード・リビングフードインストラクターに向いていると思いますか?

料理が好き、教えることが好きというのはもちろんですが、おいしくて身体にいいものを食べてもらい、それで誰かを幸せにしたいという想いがある人ですね。
人間の体の仕組み、栄養学、心と体のつながり、体質改善などに興味がある人が向いていると思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

高校生の時は大学進学が、大学生の時は留学が目標だったので、就職については何も考えていませんでした。大学卒業後留学し、帰国した時は就職氷河期。20代の頃は、さまざまな業種で派遣社員として働きました。
私が心に決めていたのは、「一つのジャンルを極めよう」ということ。当時の私にとって、それは英語でした。

バラエティーに富んだ職場を経て身に付けた経験と英語力は、28歳で今の職場に正社員で採用される上でも大きな強みになりました。今は英語のスキルを生かして、和食を取り入れたローフードを海外にも発信していきたいという夢があります。

高校生のみなさんには、学校の勉強のほかにも、大好きなものに興味を持ち続けて探索・研究していってほしいです。一見無駄や遠回りに見えることでも、「楽しいと思えること」は今後の人生や職業の選択の幅を広げてくれると思いますよ。


これと決めたら、とことん追究するタイプの天野さん。将来のヴィジョンから逆算し、そのために今、自分がやるべきことやできることをリストアップして、現在は経験やスキルを積んでいる最中だそうです。平日の仕事も決して楽ではありませんが、今後はロースイーツなどさらに上の資格取得を目指しているとのこと。
高校生のみなさんも、環境や年齢を言い訳にせず夢に向かって前進し続ける天野さんの姿勢から、学ぶことが多いのではないでしょうか。


【profile】ローフードマイスター プレミアム認定校 下北沢校(Salon de Raw Food Meg) 天野恵

日本リビングビューティー協会 http://www.rawfood-kentei.com/

この記事のテーマ
食・栄養・調理・製菓」を解説

料理や菓子などの調理技術や、栄養や衛生などに関する基礎知識を身につけます。職種に応じた実技を段階的に学ぶほか、栄養士などの職種を希望する場合は、資格取得のための学習も必須です。飲食サービスに関わる仕事を目指す場合は、メニュー開発や盛りつけ、店のコーディネートに関するアイデアやセンス、酒や食材に関する幅広い知識も求められます。

「食・栄養・調理・製菓」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ローフード・リビングフードインストラクター」
はこんな仕事です

食材に火を通さず、生で食べる食事法を取り入れた食生活の提案・指導を行う仕事。直訳すると、Raw Food=生の食べ物、Living Food=生きている食べ物で、ほぼ同じ意味。野菜、果物、ナッツ、海苔・海藻、味噌、醤油、発酵食品などは「生きた酵素」を豊富に含む。これら生の食材を用いた料理が美容・健康志向の高いアメリカで評判となり、日本でも注目されるようになった。実践・提唱を志す調理師や料理研究家などが、本場アメリカで資格取得することが多かったが、最近は日本でもこれに準ずる資格が取得できる。

「ローフード・リビングフードインストラクター」について詳しく見る