【シゴトを知ろう】音楽の権利関係に関する職業 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】音楽の権利関係に関する職業 ~番外編~

2017.01.25

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】音楽の権利関係に関する職業  ~番外編~

音楽業界を陰で支える音楽出版社の業務は、地道で細かな作業も多いまさに裏方のお仕事。人知れず作家や楽曲を守り、育てる仕事だからこそのやりがいや楽しさもあるようです。「女性も働きやすく活躍できる場」という音楽出版社のリアルなお話を、いろいろと伺いました。

この記事をまとめると

  • 作家の楽曲に対する思いを理解して信頼関係を築くことが大切
  • 法学部で法律関係の硬い文章に慣れていたことが役立つ
  • ライブなど楽曲が使える現場に立ち会える

女性でも無理なく働ける仕事環境が整っている

――会社にはどんなタイプの人が多いですか?

当たり前かもしれませんが、やはり音楽が好きという方が多いですね。もともとプレイヤーだったという人もいます。
でも共通しているのは「責任感が強い」という点。特にうちの会社は人数もそこまで多くないため個人の仕事の範囲が広いのですが、ミスのないよう何度も確認をすることが習慣化しています。例えば歌詞を一文字打ち間違えただけでも楽曲全体の意味が変わってしまいますからね。華やかなイメージの音楽業界ですが、結構地味な仕事が多いんです。

私の両親などは就職が決まった時、音楽業界に対してもっと派手なイメージを持っていたようなんですが、実際の仕事を知って驚いているくらいです。退社時間も、印税分配時期などの繁忙期以外はそんなに遅くなることはありませんし、女性でも無理なく働ける職場ですよ。産休や育休を取得している女性の先輩もいるので、女性でも長期間働きやすい職場なのだと思います。


――今の会社に入ってよかったと感じることはどんな部分ですか?

弊社で管理させていただいている楽曲の多くが昭和の歌謡曲なので、歌謡曲にかなり詳しくなれたところですね。仕事で出会わなかったら、率先して聞くことはなかったであろう歌謡曲ですが、名曲が多くて心に響きますね。歌謡曲に限らず、自分の好みとは異なるジャンルを聞く機会が増えるので、新しい発見があって楽しいです。

あとは、たま~にライブなどで関係者席に案内してもらえるところです(笑)。アーティストの楽屋に挨拶に伺ったりすると、ちょっぴり得した気分になります。

作家たちの楽曲への思いを理解して、信頼関係を築くことが大切 

――法学部での勉強が役に立つ場面はありますか?

大学では日常的に六法を読んだり解釈する授業を受けていましたので、契約書などに使用される硬い文章でもすんなりと読めることです。法律に関わる文章は言い回しが独特なだけで特に難しいことを言っている訳ではなかったりするのですが……。最初から苦手意識がなかったという面では有利だったかもしれません。かといって法学部出身でないといけないという訳ではなくて、他学部出身の人間もたくさんいます。


――キャリアアップをしていくと、どんなお仕事に携われるのですか?

作詞家や作曲家といった作家の方々と、直接やり取りをする仕事が増えていくと思います。

楽曲を弊社に預けていただくには、作家さんたちとの信頼関係が一番大切です。作家さんにとって自分が作った楽曲は、自分の子どものような大切な存在なので、その使われ方はとても気になる部分。彼らの思いや意向を理解したうえで、なおかつ世の中に知ってもらうために、イメージを損なわないように幅広くプロモーションする必要があります。私はまだまだですが、これから経験を重ねてそういうお仕事にも携わっていきたいと思います。


作家たちが作った楽曲を、作家に代わって守り育てる音楽出版社のお仕事。それは作家と楽曲を管理する会社の信頼関係があって初めて成り立つものなのですね。何度も楽曲を聞きこみ、歌詞一つひとつを丁寧に確認する鈴木さんの作業があってこそ、名曲たちが現代に生まれ変わり世の中に出回るのだと思うと、CMなどで流れてくる昭和の歌謡曲たちにも愛着が湧いてきますね。


【profile】渡辺音楽出版株式会社 著作権部 鈴木美里香
http://www.watanabe-music.co.jp/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音楽の権利関係に関する職業」
はこんな仕事です

作曲家や作詞家の著作権など法的な権利を管理し、収入や印税確保の道をきちんと整え、創作活動に専念しやすい環境へと導く仕事。音楽出版社に所属してこの職を担当するケースが多い。そして、音楽出版社はJASRAC(日本音楽著作権協会)やe-Licenseなどと連携し、アーティストの権利を守りながら楽曲の商業利用を促進する。音楽の知識はもちろん、著作権や法令への見識を備え、インターネットなど各種メディアでの楽曲の利用形態を把握することが必要。ビジネス的な視点、判断力が求められる仕事である。

「音楽の権利関係に関する職業」について詳しく見る