【シゴトを知ろう】語学教師 編

  • ようこそ、ゲストさん
  • ログイン
  • メンバー登録(無料)
  • エリア設定
  • 保護者・先生の方へ
MENU
閉じる
  • ようこそ、ゲスト さん

    メンバー登録(無料)

  • 適学・適職診断無料!

    診断を受ける

  • エリア設定

現在4校がカートに入っています。

一度に最大30校までまとめて資料請求することができます。

閉じる

「マイナビ進学」サイトが別タブでが開きます。

【シゴトを知ろう】語学教師 編

2017.02.02

提供元:マイナビ進学編集部

メイン
テーマ

【シゴトを知ろう】語学教師 編

英語をはじめフランス語や中国語など、日本人にとって外国語となる言語や外国人に日本語を教えるのが語学教師のお仕事です。
教える相手は、幼稚園生や小学校低学年といった小さな子どもから学生、社会人までと幅広く、教える場所もさまざま。公共の教育機関や民間の学習塾だけではなく、街中のカフェやインターネットを使ったオンライン講座など多様化しています。
今回は、英語教室を開講して7年を迎える長沼佳代子さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 自宅が仕事場。オン・オフの境目がないので、自己管理が求められる
  • ネイティブからの発音指導、英語が使えるアルバイト、学生時代は積極的に英語にふれた
  • まだ将来がはっきり見えないのなら、今、興味があるものを大切に

英語力だけではない、子どもの成長にやりがいを感じる

授業で使用するテキストブックはクラスによって異なる。先生は全ての内容を把握している

授業で使用するテキストブックはクラスによって異なる。先生は全ての内容を把握している

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

私は、語学教育などを行っているECCの子ども英会話教室「ECCジュニア」の「ホームティーチャー」と呼ばれる講師として教室を運営しています。ECCとフランチャイズ契約を結び、現在は自宅で約80人のお子さんに英語を教えています。

仕事は週5日、だいたい午後2時ごろから最初のクラスが始まり、夜9時30分ごろに最後のクラスが終わる日もあります。一番小さい子は4歳、上は高校生までが在籍しています。
午前中は比較的自由ですが、午後は授業がびっしり入る日もあります。

<一日のスケジュール>
09:00 家事&クラスの準備
14:30 幼児知育クラス
15:00 幼児英語クラス
15:40 休憩&次のクラスの準備
16:30 小学校中学年クラス
17:30 読み書きレッスン
18:10 小学校高学年クラス
19:10 夕食
19:30 中学生クラス
21:40 クラス終了、片付け


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

最初、自分がやるべきことは「英語を子どもたちに教えるだけ」だと思っていました。
しかしレッスンを重ねていくことで、子どもたちが英語を通して海外に興味を持ったり、内気だった子が人前で堂々と話せるようになったりと、英語力以外にも成長していることに気が付きました。語学教師としてのやりがいや楽しさは、そこにあると思います。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

特に小学校高学年に多いのですが、それまでは楽しかった英語が急に難しく感じられてしまって、やる気がなくなってしまった子どもたちのスイッチをいかにしてオンにしてあげられるかという点です。
その子が直面している課題を一緒に見つけて、程よい距離感で見守りながら手助けをしてあげる必要があります。根気もいりますよ。
あとは新しいクラスを持つ場合には、カリキュラムに沿って指導する必要があるので、事前に教授法を覚えることが必須です。その準備でしょうか。

また個人で運営していますから、体調を崩したときに代行してくれる講師は基本的にいません。体調管理に特段気を遣わなくてはいけないのが大変ですね。気が抜けません。

武器は英語! 好きなことに関わってきた結果、今がある

Q4. どのようなきっかけ・経緯でこの仕事に就きましたか?

大学で英文学科を卒業した後はホテルに就職し、フロント業務に就いていました。英語は得意だったので、外国人客の対応は私がすることが多かったです。
その後、結婚を機に退職して2人の息子を出産。しばらくは専業主婦でした。

次男が小学校に入るタイミングで、そろそろ仕事を再開しようかなと思っていた頃、次男が通う幼稚園にECCの英語講師が来園して授業を行っていたので、息子を通わせていました。息子の使用する教材や授業参観などでレッスンを見ているうちに、「私もこうやって教えたい」と思ったのです。
そのタイミングでホームティーチャー募集のテレビCMを見て、「これだ!」と思ったのがきっかけです。
ECCに問い合わせ、適正テストに合格。教え方や教材の使い方などの細かい研修を経て、開講することができました。


Q5. 大学では何を学びましたか?

高校生の頃から英語だけは得意でしたので、大学では文学部英文学科で英語を学びました。洋書を読むのが好きで、たくさん読みましたね。
ただ読むだけではなく、大学でネイティブの先生から発音指導を受け、正確な音の出し方をしっかり学んだことも今の仕事に役立っています。

また、その頃は英語を話せる人がまだ希少で重宝されたので、アルバイトを探す際には英語力を生かせる場所を積極的に探しましたね。
東京・銀座のデパ地下で「英語を話せる人、大歓迎!」と募集をかけていた売り場でアルバイトをしながら、実際に買い物にいらした外国人客と英語で直接ふれあった体験から、「英語が話せると、いろんな人種の人たちとコミュニケーションが取れるんだなぁ」と、外国語が話せることのよさを実感しました。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

それが、高校生の頃は学校生活が楽しすぎて、将来の夢などは抱いていなかったんです。
ただ、当時からどの教科よりも英語が好きだったのは確かです。そして「自分の武器はこれしかない!」と確信していました。好きなことをとことん好きになった結果、今があるのではないでしょうか。

得意分野を伸ばそう。それが将来につながることも

Q7. どういう人が語学教師に向いていると思いますか?

私のように個人事業主として語学教室を運営する場合は、子どもたちに言葉を教える仕事だけではなく、お子さんを通わせている保護者の方とも深く関わります。なので、人と接することに苦手意識がない人が向いていると思います。

あとは、子どもたちに勉強をさせる立場ですから、自分も勉強をし続けられる人だと思います。子どもは先生を見ていますからね。私は、英語の勉強が大好きですよ。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

私自身が高校生の頃、自分の夢、就きたい職業が特に見えていませんでした。
でも今は、自分の突き進んだ道に満足しています。それは、「好きなこと」からそれずに、夢中で関わってきたからだと思います。

どの職業に就きたいのかまだ分からないという人は、高校生の今、就きたい職業を無理矢理決めなくてもいいと思います。どんなに情報があったとしても、まだまだみなさんの知らない職業が世の中にはたくさんあるでしょう。
それに、今の時点で無理矢理「これ!」と狭い範囲で決めてしまうと、もし途中で別の職業に就きたくなったとしても、転職が難しい場合もあります。

まだ迷っていたり、よく分からないのであれば、今は得意分野を伸ばすことに時間を使うのが一番だと思いますよ。何かに興味を持ったら、興味を持っただけで終わらせないで、とにかく携わってみる、手を出してみること。その経験が将来につながることもあると思います。


英語をはじめ外国語でコミュニケーションが取れることは、さまざまな業界で必要とされているスキルです。そして、そんなスキルを持った人たちを育てていくのが、語学教師というお仕事。「先生たるもの一番勉強しなくては」と話す長沼さんのご自宅には、愛読書である英文法の参考書がたくさん並んでいました。

出産後、子育てをしながら語学教師の職に就き、ご自身にも高校生のお子さんがいらっしゃる長沼さん。「好きなことを大切に」という言葉には、母の愛情が込められているようです。
みなさんの中で将来進むべき道に迷っている人は、まずは自分の好きなこと、得意なことについて深く考える時間を持ってみてはいかがでしょうか。


【profile】ECCジュニア・BS検見川町1丁目教室 講師 長沼佳代子
※2017年3月末、検見川町2丁目に移転予定。

この記事のテーマ
語学・国際」を解説

外国語を自在に使い、コミュニケーションを図る表現力を実践的に学びます。国際情勢などの知識、情報を収集する好奇心、語学力向上の努力が常に求められます。資格取得を目指すカリキュラムもあります。将来の仕事としては、日本語と外国語を翻訳・通訳することで双方の意志疎通の手伝いをするなど、海外との橋渡しをする職業が考えられます。

「語学・国際」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「語学教師」
はこんな仕事です

生徒に外国語を教える仕事。生徒は子どもから大人まで、かつ日本人はもちろん外国人も対象となる。グローバル化する社会において、異国語を母国語とする人々と接する機会はますます増える。勉強や仕事、旅行などさまざまなシチュエーションでコミュニケーションに困らないよう、外国語の習得を指導する。日本人が生徒の場合は、英語をはじめフランス語、中国語などを教える語学教室に勤めたり、個人で開業したりする。外国人が生徒の場合は、大学や日本語学校で日本語教育を行う。

「語学教師」について詳しく見る