【シゴトを知ろう】カウンターセールス 〜番外編〜
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「【シゴトを知ろう】カウンターセールス 編」では、JTB首都圏 トラベルゲート横浜にお勤めの宮内友紀さんに、カウンターセールスのお仕事内容や魅力について伺いました。
こちらの番外編では、カウンターセールスならではの「あるある」や、お仕事の知られざる一面などについてお話を伺います。
この記事をまとめると
- テレビを観るときは旅番組を、書店に入ると旅行雑誌をつい見てしまう
- 列車やバスの時間を調べるときは、分厚い時刻表を使う
- 「いい旅行ができたよ、ありがとう」と言ってもらえることが大きなパワーになる
カウンターセールスは料理上手な人が多い!?
――カウンターセールスの方は、日常生活の中でも段取りを組むのが得意だと伺いました。カウンターセールスの方ならではの「あるある」があれば教えてください。
私は料理がとても好きで毎日しているのですが、ほかの社員も料理の段取りは上手だとよく聞きます。私は料理だけでなく、お菓子作りやパン作りもするのですが、パンの発酵時間にスープを作ったり、作り置きの常備菜を作ったり時間に無駄の無いように計画します。そういった料理の計画も、旅行のプラン作りにつながっているかもしれません。
――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。
テレビを観るときは旅番組を、書店に入ると旅行雑誌を見てしまいます。あとは、友人が旅行に行ったと聞くとどこに観光に行ったのか、どこに泊まったのか……など、ついつい聞いてしまいます。仕事とリンクするというよりは、私が旅行好きだからかもしれませんが(笑)。
列車やバスの時間を調べるときは、分厚い時刻表を使っている
――意外と知られていない、カウンターセールスの知られざる事実やトリビアを教えてください。
インターネットがこんなに発達している中、JTBの店頭では、分厚い冊子の時刻表を使って列車やバスの時間を調べます。私も入社して初めて時刻表に触れたのですが、開き方も分からなかった時刻表が、今ではインターネットよりも使いやすく感じることがあります。
旅行後にお客様が再来店してくださることがやりがいに
――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。
仕事の中で達成感を感じることはたくさんありますが、お客様からお褒めのお言葉をいただいたときが一番うれしいです。旅行後にわざわざお客様が、お土産を店に持ってきてくださることがあります。「いい旅行ができたよ、ありがとう。」と言っていただけるだけで、また頑張ろうと明日へのパワーになります!
また、社内にはさまざまな表彰制度があります。入社1年目のとき、店内に九州の祭りの装飾や広告を作成し、その出来栄えを首都圏内の店舗で競いあうコンテストがありました。先輩社員と協力して作り上げた作品で1位を取ることができ、入社して初めてやりがいを感じたことが、すごく思い出に残っています。
自分が提案した旅行プランによって、お客様が楽しく旅行ができたと報告に来てくれるのはとてもうれしいことでしょう。旅行好きはもちろん、気に入ったものは人にもすすめたい!という人は、きっとカウンターセールスに向いていると思います。興味を持った方は、ぜひ一度旅行会社のカウンターをのぞいてみてくださいね。
【profile】JTB首都圏 トラベルゲート横浜 宮内友紀
http://www.jtb.co.jp/
この記事のテーマ
「旅行・ホテル・ブライダル・観光」を解説
目指す業界の専門知識を学び、パソコンなどのスキルを身につけます。旅行・観光では資格取得や採用試験対策、ホテル・ブライダルでは、現地実習を通して実践力を養う研修が多く含まれます。共通して求められるのは、ゲストに非日常のサービスや空間を提供する接客技術やサービス精神。不規則な勤務に対応できる体力の養成も求められます。
この記事で取り上げた
「カウンターセールス」
はこんな仕事です
旅行会社のカウンター(窓口)で接客をする仕事。パッケージツアーの紹介、新幹線や飛行機のチケット発券、ホテル・旅館の予約などが主な役割。最近はツアーではなく、自分でルートを決めて旅行を楽しむ自由旅行のニーズが高まっていることもあり、ツアープランナーのような役割を求められるようになっている。そのためプランナーがカウンターセールスを兼ねることも多い。顧客との直接的なやり取りを通じて業務を行うため、ダイレクトな反応を感じられる点がこの仕事の醍醐味といえる。
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