【シゴトを知ろう】ディスプレーデザイナー 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】ディスプレーデザイナー 〜番外編〜

2017.01.18

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ディスプレーデザイナー 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】ディスプレーデザイナー 編」では、ショップや百貨店のショウウィンドウなどの空間作りに携わるディスプレーデザイナーが、毎日どのように活動されているのかが分かりました。

こちらの番外編では、株式会社ノムラデュオのディスプレーデザイナー・高橋純(たかはし・じゅん)さんに、お仕事の「あるある」な出来事や休日の過ごし方など、ディスプレーデザイナーの知られざる姿に迫ります!

この記事をまとめると

  • 休日に買い物をしていても、つい会場の装飾に注目してしまう
  • テレビを見ていても、テレビ番組内の装飾が気になる
  • 大工さんとの会話における寸法の単位は、「ミリ」が主流

雑貨屋やテーマパークでも会場装飾の素材に注目

――ディスプレーデザイナーの方は、街を歩いていてもディスプレーが気になって足を止めてしまうことがあるとお聞きしました。

そうですね。例えば、友人と雑貨屋さんに出かけて、お皿などを見ていても、「この器をいっぱい並べたらどんな風景ができるだろう?」「キラキラした素材を詰めたらかわいいかも!」など、つい仕事につながることを想像してしまいます。特に意識しているわけではないのですが、雑貨が並べてある棚(什器といいます)を見ても、「角がきれいに削ってあってきれいだなあ」などと思ったりすることが多いですね。

先日、テーマパークに出かけたときも、山のレプリカ(真似たオブジェ)の素材や塗料に目が奪われました。テーマパークでは、乗り物にたくさん乗れないとつまらないといいますが、私はいろんな装飾品を見ることができてとても満足しました。

業界用語の「トリが悪い」「Rを取る」はどんな意味!?

――お仕事とリンクする、休みの日にありがちな「あるある」があれば教えてください。

休日に家でテレビを見ていると、テレビ番組の装飾やセットに注目してしまいます。司会者の方のそばに置いてあるお花がきれいだとつい見てしまいますね。


――このお仕事ならではの業界用語を教えてください。

業界ならではの言葉はたくさんあります。例えば「Rをとる」という言葉は、お子さんがたくさん通る会場などを作る場合、台の角にぶつかると怪我の原因になります。そこで角の尖った部分を削る加工をすることを「Rをとる」と言います。ちょうど料理の「面取り」のように角をなくす作業です。

そして「トリが悪い」というのもよく使います。何かのオブジェや什器を作る時、決められた大きさの板材の中から切り出すのですが、このときに、ほんの数ミリだけ必要なのに、もう一枚板材を用意しなくてはならない時に「トリが悪い」と言います。トリが悪い状態をなくすため、予算内でいかに無駄なコストを省くかは腕の見せ所でもあります。

それと、大工さんとの会話で寸法が出るときの単位は「ミリ」が主流です。たまに、カタログなどで「センチメートル」で表記しているのを見ると一瞬混乱しますね。

手掛けたことのない仕事を一から作り上げる達成感

――お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

この仕事は普段からお付き合いしているクライアント様から発注いただく仕事もありますが、コンペで今まで手がけたことのない場の演出を一から作ることもあります。時間にも予算にも制約のある中で、トータルで空間演出ができたときは喜びを感じますね。

印象的な現場の一つに、とあるショップのディスプレー、什器製作を短期間で手掛けた時の思い出があります。そのときは、こまかな部分にこだわるべき仕事なので、本来なら長期で取り組みたいものでしたが、約1ヶ月で仕上げねばなりませんでした。そのため、構想のスケッチ、図面を何度も提出し、空間に置く什器もミリ単位で調整をかけ、実際の素材で作ったサンプルを何度も作りました。その結果、いいものを仕上げることができ、クライアント様にも喜んでいただけたんです。そのあと、「ショップに来てくださるお客さんからも好評でしたよ」とクライアント様から教えていただけたとき、すごくうれしかったです。


ディスプレーデザイナーには、空間作りに関わる仕事ならではの視点や業界用語があることが分かりました。ディスプレーデザイナーの仕事に興味がある人は、お友だちと街に出かけたときは、商業施設のショーウィンドウなどでどのような空間が作られているか、ぜひ注目してみてくださいね。

【profile】株式会社ノムラデュオ・ディスプレイデザイナー 高橋純

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ディスプレーデザイナー」
はこんな仕事です

百貨店などのショーウインドウは、お客の購買意欲を高めるために重要な役割を果たしている。このショーウインドウの展示を手掛けるのが、ディスプレーデザイナー。展示するのはクライアントの新商品、お薦め商品、イベントなどにマッチした商品などさまざまで、これらを限られた空間の中で照明や配置の工夫によって、いかに魅力的に見せるかがデザイナーの腕の見せどころになる。必須ではないが、関連資格に国家資格の「商品装飾展示技能士」がある。

「ディスプレーデザイナー」について詳しく見る