【シゴトを知ろう】アプリケーションデザイナー 編

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【シゴトを知ろう】アプリケーションデザイナー 編

2017.01.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】アプリケーションデザイナー 編

スマホやタブレットのアプリをデザインする、アプリケーションデザイナー。アプリを企画・デザインし、ディレクターやエンジニアと協力しながら完成させます。ユーザーサポートまで手がけるこの仕事について、株式会社ルーキングの宇田川顕さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 提供する側がユーザーに本当に聞きたいのは「改善点」
  • 「使う人がこうしたら喜ぶんじゃないか」という考え方や発想が重要
  • アプリデザインは論理的にビジュアルを作ることが求められる

リアルタイムでユーザーに届いていることが実感できるのがやりがい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えてください

スマートフォン(以下、スマホ)を対象としたアプリケーションの企画、デザイン、ユーザーサポートを行っています。具体的にはWebサービスと連携したアプリと、ツール系。例えば、電卓のようなアプリであったり、スマホの画面を指でなぞって伝える筆談機のアプリも作りました。他社からの依頼を受けてスマホアプリを作成する時は、クライアント(依頼主)と打ち合わせを行い、クライアントが求める理想形とユーザーが快適に利用できるデザインを提案します。

<一日のスケジュール>
10:00 出社
11:00 リリースアプリの動向チェック、ユーザーへの返信
12:00 昼食
14:30 打ち合わせ
16:00 打ち合わせで得た情報を元にデザイン、レイアウト変更
18:00 開発チームとデザイン変更点の打ち合わせ
19:00 帰宅


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

自分が考えたデザインが開発されて、具現化していく過程は何度経験しても楽しいです。デザインの試行錯誤を繰り返し、完成したアプリが全世界に配信されて、電車やカフェで自分がデザインしたアプリが使用されている姿を目にした時は、ガッツポーズしたくなります。また評価を通して実際に利用されているユーザーから、アプリへの意見や感想といった生の声をいただくこともあります。最初は評価が低かったアプリも、その声をくみ取って反映することで、評価が「良い」に変わったりするんです。リアルタイムでユーザーに届いていることが実感できるのは、やりがいに感じますね。例えば飲食店で、「マズかった」と直接言う人はあまりいないと思いますが、提供する側が本当に聞きたいのは改善点です。ユーザーの意見を聞くのが怖いこともありますけど、その意見が次の開発やバージョンアップにつながるので、リアルタイムの意見はすごくありがたいです。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

やはり納期ですね。デザインに完成は無いと思うのですが、時間は限られているし、自分やクライアントが納得できるデザインに近づけるためには、なるべく早く進めなければなりません。そこで納得のいくデザインに近づけていったはずだったのに、最初はOKだったものが締切ギリギリになって振り出しに戻ることもあります。その時は頭が真っ白になりますね。丸々ひっくり返ることはないんですけど、ここを取り替えるとこの機能がいらなくなるとか。結果として大幅な変更になってしまうということはよくありますね。

「人がこうしたら喜ぶんじゃないか」という考え方は、アルバイトで学んだ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でその仕事に就きましたか?

最初はゲーム系の画像やグラフィックに携わったんですけど、絵心がなかったのでグラフィックは私には合いませんでした。結局、操作系の根幹となるプログラミングに入っていったんですが、自分がやりたいのはプログラムを作る方ではなく、アプリがどう動くかなど設計やデザインをしたいんだと気がついたんです。スマホゲームやアプリを利用する立場としても「使いづらい」とか「こうだったらいいのに」と思うことが多かったので、「だったら自分でスマホのアプリを作りたい」と思い、未経験で採用していただけた現在の会社に入社しました。入社後、最初はプログラミングを学んだのですが、実際にアプリの設計をするアプリデザイナーへと転向しました。最初に担当したのは「着せ替えアプリ」という、標準のアイコンをキャラクターに着せ替えるアプリで、企画から携わりました。


Q5.専門学校では何を学びましたか?

専門学校は情報系の学科だったので、基礎のプログラミングや画像加工、動画加工など、IT分野全般を学びました。また「人がこうしたら喜ぶんじゃないか?」という考え方は、学生時代にやっていたアルバイトで学びました。私は某テーマパークでアルバイトしていたんですが、そこでは「いま、目の前に対峙している人を幸せにする」という考えが根本にありました。その思考が身に着いて、今に役立ってるのかなと思います。そこはコミュニケーションの部分でもそうですが、例えば誰かがアプリのボタンを押しづらそうにしているのであれば、押しやすいところに付けてあげるなど。そういう考え方が、自然とできるようになったと思います。私の人生は結構行き当たりばったりでしたが、振り返ってみると点と点がつながって、線になってたんだなと今も思います。


Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?

「ゲームを作りたい」「それに携わる仕事がしたい」と思って、情報系の専門学校に入学したので、ゲームだけでなく、便利アプリなどさまざまなアプリを作成している今は、高校生の時に想像していた夢を超える現実になってます。僕が高校生だった時代はWiiやプレステといったハード機用のゲームだけでなく、スマホアプリという新しいプラットフォームが普及し始めたばかりの頃だったので、そのタイミングでデザイナーとして参加できたことはすごくラッキーだったと思います。

好奇心を持っていろんな経験をして、可能性を広げて欲しい

Q7. どういう人がアプリケーションデザイナーに向いていると思いますか?

一つのことにいろんな方向から興味を持ち、知識を得ようと思う人が向いてると思います。私の仕事はデザインですが、プログラマー以上にプログラミング上で実現できること、実現不可能なことを知っておく必要があります。例えば、年に数回登場する新しいスマホ端末や、OS(スマホを動かすためのソフトウェア)のバージョンアップに伴う新しい端末の操作方法、画面の大きさや解像度といった端末自体のことなどですね。OS側の制限によって実現不可能にしないためにOSやプログラミング言語といった、いろんな知識が必要になってきます。それとアプリはアートのデザインとは違うので、デザインの勉強や配色など、アートの勉強しかしたくないという人は、向かないかもしれません。デザインというのは「設計」という言葉に置き換えられるように、論理的にビジュアルを作ることが求められます。そういう意味では、自分を表現するアーティストが理想的とするなら、アプリデザインは論理的な思考を持つ人の方が向いているかもしれません。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

今やスマホは、私たちの生活に欠かせません。しかし、日々新しい端末が登場し、より便利になっていく中で、端末本来の機能で新しい機能はあまり増えてません。アプリケーションデザイナーがデザインしたアプリによって、スマホがより便利な端末へと成長しているのです。生活の中で「このアプリ便利なんだけど、ここが使いづらい」などと思ったら、自分ならどうするかを考えてデザインノートに書き留めておきましょう。ふと思ったことをまとめておけば、自分がデザインする時にやりたいこと、やっちゃいけないことが分かります。そういう積み重ねが点と点を結んで、一つのアプリとして具現化されるはずです。


日々進化するOSやモバイルの知識だけでなく、アプリを使用する人の気持ちになって考えることも必要になってくるアプリケーションデザイナー。一番ほしい意見は「改善点」と語る謙虚さや、使用する人を思いやるサービス精神が、さらに使い勝手のよいアプリを生むのですね。

【profile】株式会社ルーキング 宇田川顕
「ルーキング」オフィシャルサイト http://www.rooking.co.jp

この記事のテーマ
コンピュータ・Web・ゲーム」を解説

デジタル情報をつなぐシステム構築をはじめ、webやゲーム、アニメーション、映画など、メディアやコンテンツを創り出します。コンピュータの設計・開発などを学ぶ情報処理系と、アニメ・ゲームなどの制作を学ぶコンテンツ系があります。また、ビジネスの現場で広く使われているアプリケーションを使いこなすスキルを身につける授業もあります。

「コンピュータ・Web・ゲーム」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「アプリケーションデザイナー」
はこんな仕事です

スマートフォンやタブレットコンピュータのアプリケーションをデザインする仕事。プログラミング能力を生かし、ディレクターやエンジニアと協力ながらアプリケーションを設計・構築していく。アプリケーションの種類はさまざまで、その中には同じ機能を持つものも数多くある。多くのユーザーから選ばれるアプリケーションをつくり出すには、デザイン性だけでなく使いやすさも考慮しなくてはならない。マーケティングにも関心を持ちつつ仕事に取り組むことが大切だ。

「アプリケーションデザイナー」について詳しく見る