【シゴトを知ろう】音楽雑誌記者・編集者 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】音楽雑誌記者・編集者 ~番外編~

2017.01.10

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】音楽雑誌記者・編集者 ~番外編~

特集やインタビュー、ライブレポートといった企画を立案し、誌面を作り上げていく音楽雑誌編集者。影の苦労について、喜びを感じた仕事、近くにいるからこそ分かるミュージシャンの素顔について、音楽雑誌編集者の竹内陽香さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • 撮影用の小道具の準備など、編集者にはいろんな仕事がある
  • 高校生の頃には想像もしなかった貴重な体験ができるのも、この仕事の喜び
  • ミュージシャンには裏表がなく、音楽だけではない多趣味な人が多い

ライターやカメラマンの手配だけが編集者の仕事じゃない

――音楽雑誌編集の仕事を始めて、驚いたことはありますか?

仕事を始めたばかりの時、樽の中に人を入れて写真を撮るというグラビア撮影があったんです。まずは空樽を探して購入する仕事を任されました。中に人が入れるように上ぶたと下ぶたを外さなければいけないため、樽のふたを外してくれる大工さんを探して、結局、西東京市まで樽を運んでふたを外してもらったんです。大工さんがノコギリでふたを外しているのを見ながら「編集の仕事って、想像以上に幅が広いんだな」と思っていました(笑)。今も編集部で撮影小道具として靴下を手作りしたり、ハート型のオセロを手作りしたりしています。ライターさんやカメラマンさんの手配だけが編集者の仕事じゃないんだなと改めて思いますね。

高校生の頃には想像できない未来が待っていた

――最近担当された仕事ではどんな仕事が印象に残ってますか?

2016年11月号で担当させていただいた、THE YELLOW MONKEYの表紙巻頭ですね。15年ぶりに再集結した、ライブの初日を見させてもらったんですけど、まさか自分が大人になってから見ることができると思わなかったので、4人揃ってステージに立っている姿にすごく感動しました。さらに表紙巻頭のページを担当させてもらうなんて、THE YELLOW MONKEYを聴いていた当時の自分には想像できない未来ですよね(笑)。これまでたくさんのライブを見てますが、THE YELLOW MONKEYの再集結ライブを見て「バンドのグルーヴってこういうことなんだ!」と思ったんです。もちろん吉井和哉さんのソロもすごくカッコいいし、ソロの時もTHE YELLOW MONKEYの曲を演奏してたんですが、同じ曲でも輝きが桁違いで、「バンドが4人揃うってこういうことなんだ!」と感じました。こんな貴重なライブが見れるのも、この仕事をやっていたからこそだなと思いましたね。

音楽以外にも色々興味を持って、いろんな経験をしておいて欲しい

――仕事でミュージシャンと関わる中で思うことって何かありますか?

意外とミュージシャンって、裏表のある人が少ないなと思いました。もっと気難しい人が多いかと思ったんですけど、みんな本当にいい人ばっかりです。本当にイヤな人には会ったことがありません。あとミュージシャンの人って音楽だけじゃなくて、映画や芝居・サッカーなど、いろんなことに詳しい人が多くて。『音楽と人』にはミュージシャンなのに、野球のことしか語らない連載があったりします。それは完全に編集長の私利私欲なんですけど(笑)。私も今になって思うと、中高時代に音楽以外のことにも興味を持って、いろんなことに挑戦しておけばよかったなと思っています。たくさん引き出しを持っていて、どんな話題にも付いていける人だったらよかったなと思うことはありますね。


――一見、関係ない知識が仕事の幅を広げてくれたりするものですしね。

そうですね。私ももう新人ではないので、言われたことをやるだけではなくて、自分から新しいことを企画するなど、今までとは違ったこともやっていかなければいけない年齢になってるなと思います。そう考えたときも、もっといろんなことを吸収しておけばよかったなと思うんです。いつ何が役に立つか分からないので、高校生のみなさんには今のうちにいろんな経験をして、いろんな知識を身に着けてほしいです。


読者には見えない苦労や大変さも経験しながら、ライブや取材現場で味わうことのできる貴重な体験に喜びややりがいを感じるという竹内さん。何気なく読んでいる音楽雑誌も、こんな想いや苦労のもとに作られてると思うと、見え方が変わってくるかもしれませんね。

【profile】音楽誌編集者 竹内陽香
「音楽と人」オフィシャルサイト http://ongakutohito.jp/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「音楽雑誌記者・編集者」
はこんな仕事です

多彩なジャンル、楽器のカテゴリーでも細分化されている音楽雑誌、Web媒体などの記事制作、編集に携わる職業。企画に沿ってアーティストや関係者のインタビュー記事を書いたり、新たなアーティストや音楽シーンに関する情報収集を行うのが記者の役割だ。また、どんな新企画や特集で情報発信していくのか、媒体コンセプトに沿ったページ構成を練り上げていくのが編集者の仕事だ。両者が連携し、音楽雑誌を制作していくが、音楽にまつわる深い造詣こそが最大の武器。常に読者をリードする斬新な企画や音楽情報が求められる。

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