【シゴトを知ろう】声楽家 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】声楽家 ~番外編~

2017.01.10

提供元:マイナビ進学編集部

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【シゴトを知ろう】声楽家 ~番外編~

歌だけでなく、演技でも表現をしなければならないオペラの世界。高校時代から厳しいレッスンを耐えてきた体験談、そして声種で分かるパート別の性格について、声楽家の栗原晶美さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • オペラはレッスンの時から、手の先まで意識しなくてはならない
  • 続ける上で大事なのは、音楽を好きな気持ちと先生との信頼関係
  • テノールは王子様的など、声で性格が表れることがある

レッスンの時から手の先まで意識しなくてはいけない

――オペラのレッスンって、どんな感じなんですか?

厳しい演出家さんはすごく厳しいですよ! 「ヘタクソ!」って怒鳴られて、泣いちゃう人もいます。オペラは歌だけでなく演技で表現しなければいけないので、舞台に立った時の手の位置がすごく難しいのですが、変に動かすと「その手は何!?」と怒鳴られたりします。レッスンの時から、手の先まで意識しなくてはいけないんです。
厳しい演出家さんに当たった時は泣きたくなることもありますが、私は高校時代にすごく厳しい先生に育てられたので、めげることはありません。わりと免疫が付いている方だと思います(笑)。

先生との信頼関係があったからこそ、音楽を続けられた

――高校時代、厳しい先生のレッスンを受けて、音楽の道を諦めようと思ったことはありませんか?

高校時代、そんなに将来のことまで考えてなかったと思うんですよね。常にその日言われて、直さなければいけないことを考えていたり。その日その日を必死で生きてるだけで、「音楽を諦めて、他の道を……」などと考えたことはありませんでした。特に私なんて、音楽科を選んでしまったわけですから。目の前にあることを必死にやるしかありませんでした。


――でも、逃げるという選択肢もあったわけで。根性ありますよね。

いや、根性じゃないんですよね。なんでしょう、やっぱり音楽が好きだったからですかね? あと、先生との信頼関係は大事ですよね。私は先生を100%信頼していました。今もその先生にはレッスンをお願いしているんですけど、先生を裏切りたくないという気持ちもあったし、当時から信頼関係はすごくあったと思います。今までお世話になった先生が発表会をする時には手伝いに行ったり、歌ったりしているんですけど、それはお世話になった恩返しっていうのが大きくて、今もすごくいい関係を築けています。

テノールやソプラノは王子様、お姫様的な人が多い

       声楽家の栗原晶美さん

       声楽家の栗原晶美さん

――声楽家にはどんな人が多いですか?

普段から明るくて弾けてる人よりも、意外と静かな人が多いですね。真面目で勤勉な人も多いです。パートで分けると、テノールはちょっと自意識が過剰な王子様のような人が多いような気がします。ソプラノもお姫様的な少しワガママな人が多いかもしれません。「そこはピアニストに合わせてもらわなきゃ歌えないわ」みたいな(笑)。逆にバリトンは協調性があって支えるタイプの人が多くて、メゾソプラノも控えめな人が多い印象です。メゾソプラノはあまり主役になることがありませんが、「カルメン」など演目によってはメゾソプラノが前に出るものもあるので、ソプラノが嫉妬することも多いのではないかと思います(笑)。やっぱり声種というか、声に性格が出ることはあると思います。


「高校時代、厳しく指導してくれた先生がいたからこそ今がある」と語る栗原さん。どんなに厳しいレッスンにも揺るがない信頼関係が築ける先生に出会えたのは、本当に羨ましいですね。パートによって性格が違うという話も、声楽家さんならではの貴重な話でした。

【profile】声楽家 栗原晶美

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「声楽家」
はこんな仕事です

ソロ・アンサンブルを問わず、主にクラシックの歌曲・合唱を歌い、ミュージカルやオペラ・コンサートの舞台で披露する。身体が楽器の代わりをするといわれるように、声楽のレッスンでは歌唱や声の出し方はもちろん、身体づくり、表現力、ステージでのマナーも重要である。また、世界各国の歌曲や歌劇、文化について深く理解すること、オペラで使用されるイタリア・フランスなどの言語を学ぶことが求められ、海外に留学する人も多い。合唱団やオペラ団体に属して活躍する人、ソロで活動して各種のコンクール受賞をめざす人もいる。

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