【シゴトを知ろう】メイクセラピスト ~番外編~

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【シゴトを知ろう】メイクセラピスト ~番外編~

2016.12.28

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】メイクセラピスト ~番外編~

その人の“なりたい姿”を引き出し、メイクを通して自分を内面から変えるお手伝いをするメイクセラピストというお仕事。フリーランスのメイクセラピストとして活動を始めて7年になる柳井菜奈さんにお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • メイクの仕事をしたいなら、どの部分で人の役に立ちたいか掘り下げて考えよう
  • カウンセリングではその人の“なりたい姿”を詳しくヒアリングすることが大事
  • 悩んでいるお客様を引き上げる仕事なので常に自分を高めていないといけない

メイクセラピストを学ぶ人の年齢層は幅広い

――メイクセラピストを目指すのは、もともとメイクが得意な方が多いのでしょうか

必ずしもそうではありません。私も学び始めた頃は、メイクは好きだったけれど得意だったわけではありません。私の通っていたメイクセラピスト養成講座にもいろいろな方がいました。専業を目指す方だけでなく、介護や看護の仕事をしている方で、高齢者の方を元気にするためのメイクボランティアをするために学びに来られる方もいました。また、自分自身が変わりたくて学びに来られる方もいます。


――共に学んだ方々とは今も繋がりがありますか?

養成講座では20代から60代の方まで幅広い年齢層の方と出会いました。今でもすごく仲がいいです。Facebookでも繋がっていて、ご飯も食べに行くし、一緒に旅行にも行きます。


――メイクや化粧品が好きで、それを仕事にしたいという人にとって、メイクセラピストの仕事は選択肢になるでしょうか

メイクが好きなだけなら、他にもいろんな仕事があります。技術でお金をもらう「メイクアップアーティスト」や、美容知識を生かして商品を売る「美容部員」など。「メイクセラピスト」はメイクを通して自分を内面から変えるためのお手伝いをする仕事です。

私は美容部員として働いたこともありますが、メイクは好きでも、商品を売ることには喜びを感じられませんでした。でも、それにやりがいを感じる人もいます。その商品との出会いで人生が変わる人もいますから。メイクでその人の人生を変えるという意味では同じなのですが、何を通して提供するかの違いです。もしメイクの仕事をしたいなら、メイクが好きという気持ちだけではなく、自分がどの部分で人をサポートしたいかという視点で掘り下げて考えるといいと思います。

お金の不安はあったけど辞めようとは思わなかった

――30歳で独立を決めたそうですが、そのときはどんな心境でしたか? 不安はありませんでしたか?

独立した当初はワクワクした気分でした。もちろんお金の不安はありました。「来月の家賃、払えるかな……」とリアルな不安に陥ったことも。それでもこの仕事を辞めようとは思いませんでした。

実は独立したての頃はネイルサロンなどでバイトもしていました。バイト仲間は自分よりひとまわりも若い子もいました(笑)。でも自分らしく自由奔放に振る舞いながらもお客様の心を掴んでいた彼女たちからは学ばせてもらいました。社会人生活をしていると、自分で自分を枠にはめる癖が付いてしまいます。私も「真面目にやらなきゃいけない」「失敗してはいけない」と自分を制御するところがあったのですが、彼女たちを見て、自由でもいいんだなと思いました(笑)。


――メイクセラピーの仕事をしていて驚いたことはありますか?

養成講座の先生からよく、「メイクされた自分の顔を見て泣く人もいる」ということを聞いていましたが、実際にやってみて、なりたい自分に出会えたことで感動して涙を流してくださる方が本当に多いことには驚きました。

その人の“なりたい姿”や“与えたい印象”を引き出す

――メイクセラピーはカウンセリングから始まるそうですが、具体的にどのような話をするのですか?

“なりたい自分像を探す”というテーマのもと、自由にお話をします。カウンセリングに来られる方は、自分の話をすると心に決めて来られるので、いろんな話をしてくださいます。時には過去の出来事の話になることも。

お客様が「かわいくなりたい」と言えば、「あなたにとっての“かわいい”はどんな人?」と細かく掘り下げます。その方の“なりたい姿”や“与えたい印象”を引き出せたら、メイクセラピーの理論に沿って、それを表現できる色や質感のメイクをご提案します。お客様が気に入ればそのメイクのやり方を教えますし、違和感を覚えたら修正していきます。


――メイクセラピストとしての腕を上げるために、何か努力されていることはありますか?

カウンセリング技術を磨くために心理学系の勉強会に通ったりしています。また、自分でもいろいろなセラピーを受けて自分と向き合うこともしています。自分が同じレベルに留まっていては、悩んでいるお客様を引き上げることはできません。自分が到達したところまではお客様を連れていけると思っているので、“人”を理解するための努力は尽きることがないですね。


外見だけでなく、気分や性格まで変えられる力がメイクにはあります。柳井さんのメイクセラピーを受けに地方から来られる方も多いそうですが、メイクセラピストは、そうした意を決して一歩を踏み出そうとする人のお手伝いができる、大きなやりがいのある仕事のようです。


【profile】flower.do主宰 メイクセラピスト 柳井菜奈
HP:http://flower-do.chu.jp

この記事のテーマ
医療・歯科・看護・リハビリ」を解説

医師とともにチーム医療の一員として、高度な知識と技術をもって患者に医療技術を施すスペシャリストを育成します。医療の高度化に伴い、呼吸器、透析装置、放射線治療などの医療・検査機器の技師が現場で不可欠になってきました。専門的な技術や資格を要する職業のため、授業では基礎知識から医療現場での実践能力にいたるまで、段階的に学びます。

「医療・歯科・看護・リハビリ」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「メイクセラピスト」
はこんな仕事です

外見を美しくする「メイクアップ技法」と、心を癒す「心理カウンセリング手法」の両面から、豊かな自己表現をサポートする仕事。これまでの化粧の枠を越えて、もっと素敵に自分を変えたい、好印象を伝えたいと望む人を対象に施術を行う。とくに色彩学や外見上の印象を分析する理論について追究する。最近は化粧品やエステティック業界のほか、心のケアが重視される医療、福祉業界においても関心が高まりつつある。自分自身のイメージチェンジという動機から、メイクセラピーを学習する人もいる。

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