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【シゴトを知ろう】人事・労務 ~番外編~

2016.12.27

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】人事・労務 ~番外編~

「【シゴトを知ろう】人事・労務 編」で採用から社内の制度づくりまで様々な業務を担当し、研修に関わった社員が活躍する姿を見るに大きな喜びを感じると話してくださった旭化成株式会社で働く藤原 森(ふじはら しげる)さん。今回は採用面接の際、面接官は応募者のどのようなところを見て合否を判定しているのか、採用面接時に重視していることなどをお話いただきました。

この記事をまとめると

  • 採用面接の際は相手の人柄に注目している
  • 入社後、希望の部署には配属されない場合もある
  • 上司などに相談する際は、自分の意見も伝えることが大切

人事担当が見ているのは、“人柄”

――藤原さんは採用業務も担当されているとのことですが、面接時は、相手のどのようなところを見るのでしょう?

まず企業によって採用したい人材は異なりますので、採用選考で面接官が確かめようとする事項も様々です。その前提の上での話ですが、私が採用面接を担当する時には、応募者の方の人柄に注目することが多いです。理由としては、会社の社風にマッチしている価値観を持つ方のほうが、入社後に活躍して頂けると考えているからです。旭化成では「グループバリュー」(社員一人一人の行動指針)として、「誠実」「挑戦」「創造」の3つを掲げていますので、そのバリューに沿うような人物であるかどうか、過去の経験や行動をお伺いさせて頂く中で確認していきます。
ただし、当然のことながら人柄だけで合否を決定する訳ではなく、応募者の方の持つ技術、知識も重要な選考の基準になってきます。そういった専門性については、社内の様々な部署の社員に同席してもらい、面接の中で確認していきます。


――採用が決まった社員は、自分の希望部署に入ることができるのでしょうか?

難しい質問ですね。ケース・バイ・ケースというお答えになるでしょうか。
採用には主に、「中途採用」*1と「新卒採用」*2があります。中途採用においては、特定の知識や経験を有する即戦力を求めていますので、入社後は求人票通りの部署に配属されるのが通常だと思います。一方で新卒採用においては、企業側は社内の様々な部署・職種をまとめて募集を行いますので、学生に対して募集している職種を幅広く説明し、応募を募ります。(理系専攻の方へは技術系職種を、文系専攻方へは事務系職種を募集することが一般的だと思います。)
そして採用後、詳細な配属部署を決定する際には本人の希望や学生時代の専攻、選考過程で確かめた本人の適性など部署の求める人材像等を総合的に判断し、配属部署が決定されます。ですので、入社前に希望していたものと異なる部署に配属されるケースも発生し得ると思います。

高校生の皆さんの中には、「希望部署に配属されると限らない」と聞くと、不安に思う方も多いかもしれません。ただ働いてみて実感するのですが、会社の中には学生時代に知らなかった仕事が沢山あります。旭化成はメーカーですが、製造や研究以外にも営業や経理、法務など社内には様々な仕事があり企業活動を行う上では全てが無くてはならない大切な機能です。
希望通りの部署に配属されないことを恐れるというよりも、自分なりの希望はしっかり持ちつつも、自分が知らない仕事にチャレンジするチャンスが沢山あるという心構えが大切なのではないかと思います。旭化成でも様々な部署・職種のメンバーが働いていますが、皆が「昨日まで世界になかったものを。」というグループスローガンを胸に同じ目標に向かって働いています!


*1 中途採用:既に社会人経験のある方を対象にした採用の仕組み。
*2 新卒採用:卒業予定の学生を対象に求人を出し、在学中に採用選考を行って内定を出す仕組み。

入社直後から、日々驚きの連続

――藤原さんは現在入社4年目とのことですが、入社したばかりの頃に何か驚いたことなどはありましたか?

高校時代から親元を離れて寮生活をしていたので、生活面ではあまり大変なことはありませんでした。ただ入社したての頃は、自分があまりに何もできないことにある意味新鮮な驚きを感じていました。笑
学生時代のアルバイトや学業での経験が役に立つことももちろんありますが、新しく学ぶことの方が圧倒的に多かったです。自分がこれまで培ってきた価値観や考え方を大事にしつつ、どのような仕事にも真摯に取り組み、学ぶことを心がけました。大変ではありましたが、日々自分自身が成長できている実感があり、喜びも大きかったです。


――もしも困ったことや分からないことがあった場合は、どのように解決されていますか?

自分で勝手な判断を下すのではなく、上司や先輩に相談することが多いです。自分で何も考えずに「どうしたらいいですか?」と聞くのはご法度です。旭化成においては、自分の頭で考え、創意工夫して仕事を進めることが求められるので「自分はこうしたい」という意見を持った上で相談することが大切です。これは入社直後から徹底して教え込まれたことの1つです。


――自分でもしっかり考えた上で相談することが大切なのですね。その他心がけていることはありますか?

他者に相談をするにあたっては、検討に必要な調査を事前に済ませておくようにしています。例えば新しい社内規程の作成に取りかかったものの、その規程が誰にどれくらいのメリットがあるのか、自分では判断がつかない場合があったとします。その場合上司に相談する前に、社内で意見が聞ける人と議論をしたり、過去の規程を調べたりした上で相談します。そうすることで、上司と議論する材料もでき「もっとこういうデータも必要だな」と今後の検討の方向性が定まることもあります。大切なのは、「相手に全て教えてもらう」のではなく、「自分なりに工夫して仕事を進めた上で、相手にアドバイスをもらう」という姿勢だと考えています。


現在入社4年目という藤原さん。「旭化成」という会社の一員であることに誇りを持ちながら、目的意識を持って日々お仕事されているということがわかりました。上司や先輩への相談のしかたなど、社会人の先輩として見習いたい部分も多々ありますね。将来皆さんは、就職活動と社会人生活を経験することになります。その際はぜひ、藤原さんの言葉を思い出してみてください。


【Profile】旭化成株式会社 人事部 人事室 藤原 森

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「人事・労務」
はこんな仕事です

人事の仕事は、社員の採用に関わる業務や、社員研修の企画・実施、人事異動や配属、給与の計算など、「人」に関わる業務を全般的に行う。一方、労務の仕事は日々の勤怠管理のほか、社会保険や雇用保険の手続き、労働組合との交渉など専門的な知識が必要になるが、人事と労務を兼務する会社もある。いずれにしても、個人情報を取り扱う重要な仕事のため、社会人としての倫理観と責任ある行動が必要だ。また、社員の質は、業績アップにもダウンにもつながるため、経営的な視点で業務を行うことが求められる。

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