【シゴトを知ろう】人事・労務 編

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【シゴトを知ろう】人事・労務 編

2016.12.28

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】人事・労務 編

会社には様々な部署があり、部署によってその業務内容も異なります。今回は社員の採用や、社内の勤務上の規則の立案・制定などを行う「人事部」の仕事内容を「旭化成株式会社」(以下、「旭化成」)で働く藤原 森(ふじはら しげる)さんに伺いました。

この記事をまとめると

  • 人事の仕事は、社員が入社してから退職するまでのお手伝い
  • 人事の仕事紹介① 社内研修の企画・運営
  • 人事の仕事紹介② 社内のルールづくり

新入社員の活躍ぶりが大きな喜びに

Q1. 仕事の内容と一日のおおまかなスケジュールを教えてください。

人事の仕事は「社員が入社してから退職するまでの全てに関わる仕事」だと思っています。みなさんが「人事」と聞いて一番イメージがしやすいのは採用活動だと思いますが、採用は会社に入る入口ですので、人事の仕事の一部に過ぎません。人材育成のための教育・研修の企画、社員により一層活躍してもらう場を提供するための人事異動の調整、公平性のある組織運営を行うための社内制度づくりや評価制度の運用、賃金支払い業務等、人事の仕事は多岐に渡ります。私も日々勉強中ですね。

<大まかな一日のスケジュール>
9:00 出社 メールチェック、1日のスケジュールの確認
9:10 来年度新入社員研修の内容検討・資料作成
12:00 昼休憩
13:00 担当する部署のマネージャーと、部署の今後の人員計画について打ち合わせ
16:00 社員からの人事制度についての問い合わせ対応
16:30 他地区の人事とインターネット会議で、来年度新入社員研修について打ち合わせ
17:45 退社・他の部署の同期と食事


Q2.どのようなときにやりがいを感じることが多いでしょう?

新入社員研修の企画と運営が印象に残っています。研修で新入社員が成長していく姿を見るのはもちろんですが、研修後、配属先での彼らの活躍ぶりを耳にするたびに嬉しく思います。研修後も、自分が担当した新入社員の皆さんとは仲良くさせてもらっています。彼らにとっては「会社でのお兄さん」のような立ち位置ですかね。笑


Q3.仕事をするなかで、どんなことが大変だと感じられますか?

人事規程(会社が作る社内のルール)を新しく設ける際などに、難しさを感じます。
ある拠点の工場で新しい規程づくりを担当したことがあるのですが、頭を悩ませました。高校生の皆さんも学校行事や部活動においてチームで活動する際に感じると思いますが、組織には色々な価値観を持つメンバーがいます。あるルールに対しての反応も十人十色で、賛成の人・反対の人など様々ですよね。人事としては法律や社内制度を踏まえた上で、できるだけ公平性が高くて納得感のあるルールを作らなければいけません。しかも自分が作ったルールはその後も残るので、後世の社員に対しても責任を持つ必要があります。

様々な価値観を理解できることが大切

Q4.どのようなきっかけで現在のお仕事に就かれましたか?

就職活動をしていた頃は、社会にはどのような仕事があるのかよくわかっていなかった、というのが正直なところです。そこで幅広い業界の企業に応募したのですが、旭化成の社員の魅力的な人柄に触れ「一緒に働きたい」と思ったことが旭化成に入社したきっかけの1つです。


Q5.大学に進学する際、どのような学部を選択しましたか?また、なぜその学部を選択しましたか?

大学では経済学部を選択し、専攻は経営学でした。世の中の会社がどのような仕組みで運営されているのか知りたかったことが理由です。また、高校時代は文系でしたが数学が好きだったので、数字に触れることが多そうな経済学部を選んだように思います。


Q6.高校生のときに経験したどんなことが、現在のお仕事につながっていると思いますか?

大学受験の経験が、仕事でも役に立っているように思います。受験ではどのような科目でも、「自分の考えを出題者に対して分かりやすく伝えることが大切である」と高校の先生に叩き込まれました。例えば数学の文章問題で答えまで辿りつけなさそうな時でも、「自分では○○の公式を使ってアプローチして、ここまで計算してみましたが、どうでしょう?」ということが採点者にきちんと伝わるように、計算式と言葉で分かりやすく答案を作ります。そうすると部分点がもらえることもありますよね。笑
仕事は受験と違って正解はないのですが、受験勉強で培った「相手に自分の考えをきちんと伝える」という姿勢はとても役に立っています。


Q7.どのような人が人事・労務の仕事に向いていると思いますか?

旭化成の人事部だけを見ても、情熱的なタイプの人もいれば冷静で論理的なタイプの人もいますので、一概に言うことができません。ただ、人事の仕事は、社内外の様々な人と関わりますので、多様な価値観や考え方があることを理解し、それを受け入れることができる人が向いていると思います。


Q8.最後に、これを読んでいる高校生に向けて、メッセージをお願いします。

皆さんの中には、「この勉強が将来何の役に立つのだろう」とか「学校生活がつまらない」と感じている人もいるかもしれません。しかし、物事は一生懸命に取り組んでみて、初めてその価値が理解できるという側面があると思います。最初から諦めたり拒んだりせず、どのようなことにも前向きにチャレンジしてほしいです。


「社員が入社してから退職するまでの全てに関わる」人事部の社員たち。採用から社内の制度づくりまで様々な業務を担当しますが、研修に関わった社員が活躍する姿を見る際などには、大きな喜びを感じられるようです。


【Profile】旭化成株式会社 人事部 人事室 藤原 森

この記事のテーマ
ビジネス・経営」を解説

法律などの専門知識を学び、文書作成などの技能を磨くほか、資格取得や検定合格を目指すカリキュラムもあります。小売業や不動産売買、経営コンサルタントや税理士など、各ビジネス分野におけるスペシャリストも育成します。国家試験の合格が求められる高度な資格を必要とする仕事もありますが、専門学校の中には受験指導に実績を誇る学校もあります。

「ビジネス・経営」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「人事・労務」
はこんな仕事です

人事の仕事は、社員の採用に関わる業務や、社員研修の企画・実施、人事異動や配属、給与の計算など、「人」に関わる業務を全般的に行う。一方、労務の仕事は日々の勤怠管理のほか、社会保険や雇用保険の手続き、労働組合との交渉など専門的な知識が必要になるが、人事と労務を兼務する会社もある。いずれにしても、個人情報を取り扱う重要な仕事のため、社会人としての倫理観と責任ある行動が必要だ。また、社員の質は、業績アップにもダウンにもつながるため、経営的な視点で業務を行うことが求められる。

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