【シゴトを知ろう】テレビプロデューサー ~番外編~

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【シゴトを知ろう】テレビプロデューサー ~番外編~

2016.12.26

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】テレビプロデューサー ~番外編~

テレビ番組を作るためにはテーマを決め、情報を集め、伝え方を考えるなど、視聴者に分かりやすく魅力的に情報を伝えるさまざまな工夫がされています。そんな番組作りの裏側について、NHKのチーフ・プロデューサー井上智広さんに伺いました。

この記事をまとめると

  • 視聴者が今何に興味があるのかを常に意識して番組を制作する
  • 貴重な情報を集めるためにも、日頃から様々な人とのつながりを大切に
  • 伝えた情報が人々の生活に大きな影響を与える可能性があることを忘れずに

人々が今何に興味があるのかを徹底リサーチして番組を制作

――番組のテーマはどのように決まっているのですか?
 
「歴史」「健康」というような、ある程度のジャンルの枠組みは決まっていることが多いですが、そのジャンルの中でどんなトピックをどんな切り口で伝えるかはディレクター次第です。長年やっていると自分の得意なジャンルができてきますので、その得意分野でテーマを探し、番組を企画していくことも多いですね。

 
――視聴者により分かりやすく、そして興味をもってもらえるように情報を伝えるために気を付けていることを教えてください。

いくら最先端の重要な情報でも、視聴者の方がそれに興味を持てるような伝え方をしなければ意味がありません。だからこそ電車の中吊りや、人気の書籍や映画・テレビ番組などにはできる限り目を向けて、「社会の人々が今何に関心があるのか」という視点は常に忘れないようにしています。

また、単に社会の人々の興味・関心に寄り添うだけでなく、今までにない新しい視点や切り口で情報を伝えることが、人の心に強く印象づける上で重要だと考えています。

 

人から直接伺う情報の価値は何ものにも代えがたい

――情報の質が命ともいえるテレビ番組ですが、どのように最先端、かつ信頼性の高い情報を集めているのでしょうか。

今はネットで簡単に情報が手に入りますが、やはり人から直接伺う情報の価値は何ものにも代えがたいですね。以前取材をさせていただいた方とつながりを絶やさず、定期的に情報交換をするよう心がけています。

また、日常生活で見つけたさまざまな疑問に対して、自分なりに「これは○○ではないか」と仮説を立てています。その仮説を確かめたり、より真実に近いものに近づけていくつもりで情報を集め、人に話を伺ったりすると、やみくもに情報を探すよりも、質の高い情報を効率的に集めることができると思います。


――テレビ番組を制作する際に気を付けていることを教えてください。

どんなに自信を持って作った番組でも、視聴者の方がどう受け止めるかは人によってさまざまです。表現の仕方によっては、とんでもない誤解を与えてしまうこともありますし、届けた情報によって誰かの人生を左右してしまう可能性もあります。

だからこそ、ただ「面白いから」「視聴率が高くなるから」という意識だけで番組を作ってはいけないと考えています。自分が伝える情報を、どのような人たちがどのように受け止めるのか。その情報が、どのような影響を与えるのか。そういった想像力を常に持つことがメディアで働く人の責任ではないかと考えています。

同じ職種を長年行うことで、専門性を磨いていく

――テレビ局に入社後は、どのようなキャリアを歩んでいくのでしょうか。

NHKでは職種別の採用を行っています。ディレクター、技術、アナウンサー、営業など様々な職種がありますが、それぞれ職種別に採用することで専門性を磨いていきます。

ディレクター職の場合は、最初の5年間程度は地方局で勤務することが多いです。そこで、企画から取材、編集まで自分自身で取り組む基礎力を身につけます。その後、東京など中核的な放送局に異動すると、編集マンや映像・音響デザイナーなど、様々な分野のプロとチームを組んで大きな番組を制作する機会が多くなります。

職種や経験年数によって仕事内容も変わってきますし、私のようにディレクターからプロデューサーという番組管理的な立場に移行するケースも多いです。


多くの方が見るテレビだからこそ、その影響力は想像以上に大きいもの。メディアとしての責任を常に感じながら井上さんが仕事をされている様子が伝わってきました。大きな責任はありますが、それだけやりがいも大きいテレビ業界の仕事。興味がある方は、まず普段見ているテレビ番組がどのように作られているのか、想像してみるところから始めてみると良いかもしれませんね。 

【profile】NHK 制作局 井上智広

この記事のテーマ
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」を解説

若い感性やアイデアが常に求められる世界です。番組や作品の企画や脚本づくり、照明や音響などの技術スタッフ、宣伝企画など、職種に応じた専門知識や技術を学び、実習を通して企画力や表現力を磨きます。声優やタレントは在学しながらオーディションを受けるなど、仕事のチャンスを得る努力が必要。学校にはその情報が集められています。

「マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「テレビプロデューサー」
はこんな仕事です

自分が担当するテレビ番組の総責任者として、番組制作を管理。仕事の範囲は広く、企画立案や制作スタッフの決定、出演者の交渉、予算の管理、スポンサーへの営業など、番組づくりだけでなく側面支援的な仕事も担当する。大部分のテレビ番組は、テレビ局と番組制作会社が協同で制作しており、プロデューサーも双方に存在している。いずれの立場であっても、番組制作の現場で下積みから経験を重ねながら、徐々に成長して大きな役割を任されるようになるケースがほとんど。番組制作の全般を取り仕切れる充実感が得られる。

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