【シゴトを知ろう】コーディネーター ~番外編~

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【シゴトを知ろう】コーディネーター ~番外編~

2017.01.04

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】コーディネーター ~番外編~

「【シゴトを知ろう】コーディネーター 編」では、コーディネーターとして活躍する庄司みゆきさんにお仕事内容についてお話を伺いました。
今回は、「番外編」としてコーディネーターならではの「あるある」なお話に加え、将来の夢についても教えていただきました。

この記事をまとめると

  • 向き・不向きよりもアーティストと共に作り上げる心が大事
  • 仕事とプライベートの境界線はあいまい。休暇中でも仕事のことを考えてしまう
  • 作品のコーディネートだけではなく、アーティストの魅力や能力を引き出したい

自分の強みを武器に、アーティストをサポート

――業界にはどんなタイプの人が多いですか? また、どんな性格の人がこの仕事に向いていますか?

一つひとつ問題と向き合った上で物事を進めていくのが得意な建設的な人もいれば、アーティストやクリエイターをグイグイ引っ張っていく兄貴&姉御肌の人、その人をどうやって売り出すか策略を練るのがうまい人など、アーティストに個性的な人が多いように、コーディネーターにもいろんなタイプの人がいます。
言ってしまえば、どんな人でも自分の強みが生かせる仕事ですね。

私自身は姉御肌タイプ(笑)。でも、人脈が広がるたびに、「この人と何か一緒にできることがありそう!」とマーキングする癖があるので、策略家タイプでもありますね。
一番大切なのは、アーティストやクリエイターのためにどれだけ動けるか。向き・不向きというよりは、自分の強みを認識した上で何ができるかを考えることが大事なんじゃないかなと思います。


――このお仕事ならではの「あるある」なことを教えてください。

「MONSTER展」をニューヨークで開催するにあたって驚いたのは、物件を借りるのは想像以上に難しいこと。日本のようにお金さえ払えば借りられるギャラリーは珍しくて、よほど魅力的なアーティストの個展だったり、展示会のコンセプトがよくないと借りることが難しいんです。

それから、ニューヨークのアーティストたちは、自宅以外に「スタジオ」と呼ぶアトリエを借りている人がほとんど。個展を開く際は、スタジオを丸ごと開放するアーティストもたくさんいます。

どうにか物件を借りて、準備をしていた時にも驚いたことがあって。なぜかあちらでは、作品を搬入することを「インストールする」って表現するんです。
でも、搬出する時はアンインストールとは言わないんですよ。由来が全く分からないんですが、アートっぽくない言葉だし、不思議ですよね(笑)。

アイデアにつながるヒントを探すのに休日はない!

絵画や彫刻、映像作品など、ユニークな作品がずらりと並ぶ様子は圧巻!(MONSTER展 2016)

絵画や彫刻、映像作品など、ユニークな作品がずらりと並ぶ様子は圧巻!(MONSTER展 2016)

――業界内ではどんなキャリアパスがありますか?

企業のように、係長から課長、部長へというように階級が上がっていくことはありません。
人脈を広げて経験を積んでいくことで、より自分がやりたいことができるようになっていく、という感じでしょうか。
自分が学ぼうとさえすれば、知識を得るべきポイントはいくらでもあると思います。


――休日はどんな風に過ごしていますか?

実はあまり“休日”をはっきり決めていないかも……。そして、仕事とプライベートの区別がそれほどないんです。
仕事でアメリカなど海外に行くと、「あ~、今度は仕事抜きで来たい!」って思うんですが、いざ実際にプライベートで行くと、無意識のうちに仕事に生かせるヒントはないかと探してしまうんですよ。国内にいても、いつも不思議と仕事のことを考えてしまっています(笑)。

目標は、アーティストたちがより自由に表現できる環境づくり

――今後、コーディネーターとして新たに挑戦してみたいことはありますか?

まずは、「MONSTER展」を継続して開催すること。
年々、パワーアップさせていくことができたらいいですね! 2017年の開催に向けても、既に動き始めています。

もう一つは、アーティストやクリエイターが発信しやすい環境をつくること。
というのも、日本のアーティストたちは、自分の“核”となる部分を言葉で表現できない人がすごく多いんです。ものづくりは大好きだし作品も素晴らしいのに、それを見てもらうための自己アピールや、よりいいものを作るために自己認識を深めることが苦手なんですね。
もしかしたら、高校生のみなさんにも、共感できる人は多いのではないでしょうか。

でも、根気強く耳を傾けていると、彼らの人となりや魅力が浮き彫りになったり、その人自身も、本当にやりたいことや作品を通して伝えたいことが見えてくるというケースがたくさんあって。
そんな言葉にできない想いや作品を通して伝えたいコンセプトのようなものを引き出すことも含めて、“コーディネート”できたらと考えています。


出会った一人ひとりとの縁を大切にしている庄司さんは、面倒見がいい姉御肌タイプのコーディネーター。何をしていてもつい仕事のことを考えてしまうという言葉が印象的でした。
仕事を愛していて、仕事を通して社会貢献をしていきたいという想いを持っているからこそ、出展者も来場者も東北復興支援チャリティに参加できる「MONSTER展」の企画が生まれたのかもしれません。

次回の「MONSTER展」は2017年初夏に開催予定です。アートの持つ力やアートを媒介とした人と人とのつながりに興味のある人は、展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか。


【profile】awesome! creators shop 代表 庄司みゆき
HP http://www.awesome-create.jp/

この記事のテーマ
デザイン・芸術・写真」を解説

デザインは、本や雑誌、広告など印刷物のデザイン、雑貨、玩具、パッケージなどの商品デザイン、伝統工芸や日用品などの装飾デザインといった分野があり、学校では専門知識や道具、機器を使いこなす技術を学びます。アートや写真を仕事にする場合、学校で基礎的な知識や技術を身につけ、学外での実践を通して経験やセンスを磨きます。

「デザイン・芸術・写真」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「コーディネーター」
はこんな仕事です

美術展やイベントの企画、運営、進行などを総合的に行う。主催者の目的や意向に沿ってスケジュールを調整して予算も管理する。美術の知識とともに事務能力やビジネスマナーなど、一般的な知識を要する。学芸員の資格を持つ人もいるが、とくに必須資格はない。すでに活躍しているコーディネーターに付いてアシスタントをし、経験を積んだ後に独立する道もある。フリーランスとしてイベントごとに契約することが多く、芸術関係者のみならず幅広いネットワークと人脈が役立つ。海外との取引も多いので、語学力を磨いておきたい。

「コーディネーター」について詳しく見る