【シゴトを知ろう】積算 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】積算 〜番外編〜

2017.01.11

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】積算 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】積算 編」では、株式会社スタイル工房で積算職に就かれている竹原さんに、普段ではあまり知ることのできない積算というお仕事について伺いました。お客様や設計チーム、現場などいろいろな立場の間にたち、バランスをとっている重要な仕事であることが、竹原さんのお話を聞いて大変よく分かりました。

こちらの記事では番外編として、積算ならではの「あるある」なことについてお話を伺ってみました!

この記事をまとめると

  • 積算は何でも数字で捉えてしまうことがある
  • いいマンションや住宅、お買い得な物件を見分けられる
  • 積算は「分かりにくいもの」を「分かりやすく」する仕事である

何でも金額で見てしまう!?

――積算ならではの「あるある」なことを教えてください。

街中で工事現場や家を見ると、「だいたいこのぐらいの値段かな……」と、デザインを見るのではなく、値段で見てしてしまいます。建物だけではなく、食事などのサービスを受けても、だいたいこれくらいのニンク(作業量)がかかっていて、原価率はこのくらいで、粗利はこれぐらいだな……と、会社の側にたって金額を推測してしまいます。自分の今置かれている状況を数字で判断してしまうんですよ。


――ご友人のお宅に伺っても値段が分かってしまうのではないのですか?

仕事の中で商材に詳しくなるので、友人の家へ遊びに行ったときも、「これはだいたい○○円のキッチンだな」とか「だいたい平米○○円のフローリングを使っているな」と思ってしまいます(笑)。この家かっこいいな、というのではなく、金額で見てしまうという癖ですね。他社の施工事例などを写真で見るだけで、だいたいの金額が分かります。


――休みの日の「あるある」なことはありますか?

新しく会う友人などに、「何のお仕事をされているのですか?」と言われたときに、説明するが大変難しいので困ります。「積算です」と言っても、分からないと思うので、「建築関係です」と答えるようにしています。自分の親でも私が何をやっているのか詳しくは理解していないと思います。

お客様の人生の転機に寄り添う

――積算ならではの能力などありますか?

1年にだいたい100件近くのお客様のお家にお伺いするので、いろいろな地域の情報が手に入り、いい住宅やマンションの見分け方や、物件の相場などがだいたい分かるようになります。不動産屋に貼られてある1枚の紙の間取り図を見ても、「この物件はお買い得だな」と推測できます。住宅は大きな買い物なので、失敗しないスキルを身につけられるのは、この仕事ならではのことだと思います。


――1年で100件のお宅を訪問することは、一般ではないことですね。

いろいろな方のお宅にお邪魔する仕事なので、その場所に暮らしてきた人の人生を垣間見ることがあります。リフォームされる方は人生の転機を迎えた方が多いです。子どもが生まれたから、転勤したから、二世帯にするから、子供が巣立ったからなど、いろいろな転機に立ち会うことができ、リノベーションという形でその手助けができる貴重な仕事だと思います。

「あいつに聞けば大丈夫」と思ってもらえる存在でありたい

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

積算は、決して表に出る仕事ではないのですが、社内の色んな部署や取引先、お客様にいたるまで、それぞれのバランスを調整する仕事だと思います。お客様にとっても、社内にとっても、相手に分かりやすい見積もりをつくることを心がけています。絶妙なバランスがとれ、分かりにくいものを分かりやすくできたときに、大変やりがいを感じます。そういう形がないものに価値を感じてもらい、「竹原さんがいてくれたからできました」と感謝されることが一番達成感を得られる瞬間です。「あいつに聞けば大丈夫」そう思ってもらえるような、チームにとって欠かせない存在でありたいと思っています。


積算は、いろいろな知識や情報をデータ化し、蓄積するという仕事だということが竹原さんのお話を聞いて、よく分かりました。日々、さまざまな情報を吸収し、それを自分の中で体系化することに努めてられているからこそ、チームにとって欠かせない存在になっているのですね。

積算に興味が湧いた人は、商品やサービスなどの値段がどのように設定されているのか考えてみると、新しい発見があるかもしれませんよ!

【profile】株式会社スタイル工房 積算・商材担当 竹原義晃

この記事のテーマ
建築・土木・インテリア」を解説

建築や土木に関する技術を中心に学ぶ分野と、インテリアコーディネイトなどデザインを中心に学ぶ分野の2つに大きく分かれます。資格取得のために学ぶことは、建築やインテリアの設計やプランニングに必要な専門知識、CADの使い方などが中心です。どちらの分野も依頼主の要望を具体化できる幅広い知識とコミュニケーション能力も求められます。

「建築・土木・インテリア」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「積算」
はこんな仕事です

建築工事や土木工事を完成させるために必要な費用を推定・算出する仕事。施工に先立って設計図と仕様書を読み込み、その工事を行うための全体的なプロセスを把握した上で、施工に必要なコストを計算する。工事のクオリティーと、そのためにかかるコストとのバランスを図る役割を果たす。建設会社に勤務することが一般的で、仕事はデスクワークが中心。積算業務を外部に発注する会社も多いため、実務経験を積むことで将来的には独立開業することもできる。

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