【シゴトを知ろう】船員 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】船員 〜番外編〜

2016.12.19

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】船員 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】船員 編」では美須賀海運株式会社・四国本社で「次席三等航海士」として活躍中の福本寛通さんにお仕事内容ややりがいについて伺いました。

船に乗って、海外の港を巡っているという福本さん。「船員の仕事について、もっと知りたい」と感じた高校生も多いのではないでしょうか。そこで、こちらの記事では番外編として、船の上での生活の「あるある」や、知られざる一面についてお話を伺ってみました!

この記事をまとめると

  • 半年以上の間、船に乗っていると、日本食が恋しくなる
  • 航海生活中、ビタミンなどのタブレットで栄養調整する船員は多い
  • 船上のパーティーでは、「ブタの丸焼き」が振る舞われた

船上生活「あるある」は、食事が口に合わないこと

――船の上での食生活について、教えてください。半年以上も船に乗っていると、日本食が恋しくなることはありませんか?
 
やっぱり、船に乗っていると日本食が恋しくなってきます。特に当社の場合、「チーフクック」という料理を作ってくださる方々のほとんどが、フィリピン人なんです。彼らが作る料理は、フィリピン人の方からすればおいしいと思うんですが、日本人の口に合うとは言いづらいのが正直な感想です。

ほかの船乗り(船員)の友だちと会話したときも、「食事が口に合わない」という話題はよく挙がります。港に寄ったタイミングで、外に出て食べることもありますが、結局、現地の料理が舌に合わないこともあるので……。

船上では、栄養管理も気を付けなければいけない

――船内に、お湯で戻すタイプの日本食を持ち込んではいけないんですか?
 
乗下船は海外で行うことが多いので、まずは飛行機で目的地まで移動するんですが、飛行機内に持ち込める荷物には、「重量制限」があるので、なかなか日本食は持ち込みづらいんです。持って行けたとしても、ふりかけやお茶漬けくらいですね。ただ、船に積まれているお米は、日本米ではなく、タイ米なので、完全に日本食を再現するのは難しいものがあります。


――味の問題もありますが、栄養管理も大変そうですね。

船に積む食材は限られているので、例えば新鮮なサラダは、野菜を積んでから2~3日間しか出されなかったりします。なので、ビタミンなどのタブレットを持って行って、栄養面を調整している船乗りの話はよく聞きますね。

頻繁にパーティーが行われるとき、異文化を感じる

――福本さんが乗る船には、外国人の方も多く乗船しているそうですが、文化の違いを感じることはありますか?

天気がよくて海が荒れていないときや、時間に余裕があるときは、船上で「パーティー」が行われることがあります。自分が乗る船はフィリピン人が多いので、「ブタの丸焼き」といった異文化を感じさせる食べ物もふるまわれました。フィリピン人は、誕生日を「他人に祝ってもらう」のではなくて、「自分で祝う」文化があるらしく、パーティーは頻繁に行われます。「また、今月もパーティーやるのかな?」などと気にしていましたね(笑)。
 
 
お仕事における一番の思い出は、「地球一周できたこと」であるという福本さん。船員は、ロマンにあふれる仕事といえますね。確かに食生活は大変そうですが、異文化を肌で感じ取れるのはうらやましい、と思った人もいるのではないでしょうか。そんなあなたは、将来の仕事として船員を視野に入れてみてもいいかもしれませんよ。
 
【profile】美須賀海運株式会社 福本寛通
【取材協力】美須賀海運株式会社
http://www.misuga-kaiun.co.jp/data/index.xml

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「船員」
はこんな仕事です

船長や航海士をはじめとする船舶内で仕事をする人たちを総じて船員と呼ぶ。一般商船を除く船舶の運航は、甲板部、機関部、無線部、事務部の4つの部署に分かれて行われており、船員は国家資格である「海技士免許」を持つ船長、機関長、機関士、航海士、通信長、通信士などのオフィサーと、国家資格を持たない甲板員、機関員、事務員などクルーに大別できる。また、船舶には客船のほかコンテナ船や、一般貨物船など多数あるが、どの船舶も最高責任者・管理者は船長になる。

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