【シゴトを知ろう】ヘリパイロット 編

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【シゴトを知ろう】ヘリパイロット 編

2016.12.19

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】ヘリパイロット 編

「空を自由に飛び回りたい」という気持ちは、誰もが一度は抱くもの。そして、そんな気持ちを仕事にすることができるのが、ヘリコプターを操縦する職業「ヘリパイロット」です。

今回は、第一航空株式会社・広島事業所で、ヘリパイロットとして活躍中の佐藤雅浩さんにお仕事のやりがいや魅力について伺いました。

この記事をまとめると

  • ヘリで行う仕事は、「報道取材」「遊覧飛行」「航空写真の撮影」の3つ
  • 大学で学んだ英語は、今の仕事にも生きている
  • 情熱があり、努力が続けられる人は、きっとヘリパイロットになれる

「空を自由に飛べる」ことに、特別な気分を感じる

Q1. 仕事概要を教えて下さい
 
私は、第一航空株式会社・広島事業所でヘリパイロットとして働いています。ヘリコプターを動かす目的は、主に「新聞社の報道取材」「遊覧飛行」「航空写真の撮影」の3つです。

報道取材では、事件現場や災害現場の上空にヘリを飛ばします。例えば先日は、鳥取中部地震の現場へと、当社のヘリが向かいました。遊覧飛行では、一般のお客様を乗せて、原爆ドーム、平和公園、宮島といった広島の観光地を楽しんでもらっています。また、航空写真で撮影するものは、お客様のご要望によってさまざまです。具体的には、建築中の写真や島などを、上空から撮影したことがあります。
 
 
Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?
 
「空を自由に飛べる」というのは、やっぱり楽しいですし、特別な気分に浸ることができます。また、遊覧飛行でヘリコプターに乗ってくださったお客様が、「初めてヘリに乗った!」と喜ばれている様子を見ると、やりがいを感じますね。
 
 
Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?
 
ヘリコプターのフライトは、天候に左右されます。そして気象を見て、飛ばすか・飛ばさないかを判断するのは、機長である自分です。昔、ヘリコプターを飛ばそうとした際、上司から「この天気では行けない」と言われて、フライトが中止になりました。その後、目的地の天候を調べてみると、霧で真っ白……。そのときは、気象の判断の難しさを痛感しました。また、今でも判断が大変だと感じることがあります。

ヘリパイロットになったのは、大学4年生の就職活動がきっかけ

Q4. どのようなきっかけ・経緯でヘリパイロットに就きましたか?
 
大学4年生のときの就職活動では、ヘリコプターとは関係のないさまざまな業種の会社を受けていました。そんな中で「もっとおもしろい仕事はないかな」と探していくうちに、ヘリコプターのパイロットという仕事に目が留まったんです。

ヘリコプターのライセンスを取ったのは、大学卒業後です。まずは「自家用操縦士技能証明」をアメリカで取った後、日本で「事業用操縦士技能証明」を取りました。「自家用」のライセンスは、ヘリコプターに趣味で乗るための免許で、「事業用」は、ヘリコプターを仕事で使うために必要な免許です。その後、就職活動をし、航空会社を2社経験した後、「第一航空株式会社」に入社をすることとなりました。 
 
 
Q5. 大学では何を学びましたか?
 
大学では、「国際関係学部」に所属していたので、英語の授業が多かったです。仕事で使う「航空無線」では、英語で話さなければいけないので、大学で身に着けた英語力は今も生かすことができています。アメリカにライセンスを取りに行ったときにも、英語力は役立ちましたね。
 
 
Q6. 高校生のとき抱いていた夢が、現在の仕事につながっていると感じることはありますか?
 
父がよく仕事で海外に行っていたため、その影響で高校生の頃は「将来は、海外で働きたい」と考えていました。だから、英語は重点的に勉強していたんです。そのことは、今の仕事にも役立っていると感じています。

とっさの判断力や、強い責任感が大切な仕事

Q7. どういう人がヘリパイロットに向いていると思いますか?
 
この仕事では、1つのミスが大事故につながってしまいます。ですから、ヘリパイロットになるには、とっさの判断力や、強い責任感を持って、「安全第一」でフライトできることが必須条件となります。また、私の個人的な意見としては、「空を楽しめる人」もこの仕事に向いていると思っています。
 
 
Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします
 
ヘリパイロットになれるのは、特別な能力を持った人だけではありません。仕事への情熱があり、日々の努力が続けられる人であれば、きっとこの仕事に就くことができます。また、航空無線では英語で話さなければいけないので、ヘリパイロットを目指しているのであれば、高校生の頃から英語をしっかりと勉強をしておくといいでしょう。今から航空について、インターネットや専門の本を使って勉強するのもいいと思います。ぜひ、頑張ってください。
 
 
大学4年生のときの就職活動で、ヘリパイロットになることを決めた佐藤さん。しかし周囲には、子どもの頃からヘリパイロットに憧れていて、念願の夢をかなえた方々も多いそうです。ヘリパイロットになりたいあなたは、今から航空や英語に関する勉強を始めてみてはいかがでしょうか?
 
 
【profile】第一航空株式会社 広島事業所 佐藤雅浩
【取材協力】第一航空株式会社
http://www.dai1air.com/

この記事のテーマ
自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」を解説

陸・海・空の交通や物流に関わるスキルを学びます。自動車、飛行機、船舶、鉄道車両などの整備・保守や設計・開発、製造ラインや安全の管理、乗客サービスなど、身につけるべき知識や技術は職業によってさまざまで、特定の資格が求められる職業も多数あります。宇宙については、気象観測や通信を支える衛星に関わる仕事の技術などを学びます。

「自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「ヘリパイロット」
はこんな仕事です

事件・事故、災害現場などの上空で見かけるヘリコプター(ヘリ)。遊覧などの行楽や農薬散布にも使われるが、狭い場所や山林といった複雑な地形にも向かえることで、救助・救援活動でも活躍している。ヘリパイロットには国家資格が必要で、自家用(趣味活用)、事業用(仕事活用)で試験が分かれており、仕事としてのパイロットを目指す人は事業用の資格である「回転翼事業用操縦士」の免許が必須になる。さらに自家用、事業用ともに「航空特殊無線技士」「航空無線通信士」のいずれかの資格取得も義務付けられている。

「ヘリパイロット」について詳しく見る