【シゴトを知ろう】 社会保険労務士 ~番外編~

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【シゴトを知ろう】 社会保険労務士 ~番外編~

2016.12.28

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】 社会保険労務士 ~番外編~

社会にはたくさんの制度や法律があるけれど、どれも聞き慣れないし理解するのは難しそう…… 。そんなふうに感じている人は多いのでは? しかしこれらの制度や法律は、わずかながらも知っておくことで、将来困ったことがあった時に役立ちそうです。今回は社会保険労務士の深澤さんに社会保険労務士に関わる制度について伺いました。

この記事をまとめると

  • 制度や法律の知識は、トラブルに見舞われた時に役にたつ
  • 「年金などの社会保険制度」は、いざという時に私たちを守ってくれる制度
  • 社会人になったら、義務をきちんと果たすことも大切

制度や法律のことを、少しでも知っておいてほしい

――「公的年金制度」や「健康保険制度」といった制度は難しい印象が強く、敷居が高いと感じる高校生も多いのではないでしょうか。

そうですね。でも、早いうちにそういった社会の仕組みを理解しておいて損はないと思います。時々、社会保険労務士(以下、社労士)として学校に出向き、「支え合う社会の仕組み」をテーマにした出前授業を行うことがあります。
高校生の中には就職を控えている子もいますし、社会に出ることを意識し始める年代かと思いますので、「労働基準法」や「就業規則」についてもお話をさせてもらっています。就職することが決まった会社には労働条件を明示してもらいましょう、と具体的なアドバイスをすることもあります。


――「労働基準法」や「就業規則」などについて知っておくことで、社会に出て職場トラブルなどに遭遇しても自分を守ることができそうです。

そういった知識が少しでも頭の中にあると、トラブルに見舞われた時に対処する術を見つけやすいと思います。これはある高校の先生から伺った話なのですが、私たちの授業を受けた生徒さんの1人が、卒業後ある会社に就職したものの、突然解雇を言い渡されたそうなんです。その時に、授業で聞いた「労働基準法」や労働基準監督署の存在を思い出し、自ら労働基準監督署に相談をしに行ったと聞きました。結果、不当な即時解雇は免れたようです。

義務を果たしたうえで、権利を主張できる人に

――テレビなどの報道を見ていると、将来私たちは年金をもらえないのでは、と思うことがあります。年金制度とは実際のところ、どういう制度なのでしょうか?

高校生からも同じような質問を受けることが多いです。ただ、年金は年をとった時のためだけにあるものではありません。年金の保険料をきちんと納めておくことで、一定の要件のもと、怪我や病気をして障害などが残ってしまった時には「障害年金」が支給されますし、一家の大黒柱を失った時には「遺族年金」が支給されます。つまり窮地に陥った時に私たちを救ってくれる、大切なものなんです。高校生の皆さんも、社会人になったら(または20歳になったら)、きちんと納めてくださいね。


――年金をはじめとする制度は、私たちを守るために制定されているんですね。他にも、これから社会に出る高校生に向けてのアドバイスがあれば、ぜひお願いします。

自分の権利を主張できることはもちろん重要なのですが、それ以前に、義務をきちんと果たせる人になっていただきたいです。私の顧問先の企業においても、自分の権利を主張できる若い社員さんが増えてきました。ただ、彼らが社会人として、企業の一員として義務を果たしているのかと考えた時、ちょっと疑問に感じるケースもあるのが正直なところ(笑)。皆さんにも、社会人として、そして企業の一員として、義務を果たしたうえで権利を主張できる人になってほしいと思います。

最後に深澤さんは「仕事をするうえで困ったことがあったら、一人で抱え込まず、社労士という相談相手がいることを思い出してほしいです。私たちにSOSを出したことをきっかけに、問題解決の糸口が見つかることは多々あります」とお話してくださいました。社労士は、私たちの生活を支えてくれる心強い存在といえますね。


【profile】
全国社会保険労務士会連合会 
社会保険労務士総合研究機構 研究員・深澤 理香

この記事のテーマ
公務員・政治・法律」を解説

公務員採用試験などの対策や司法書士など法律関係の資格取得のための学びが中心で、官公庁や行政機関の採用試験科目を段階的に学び、各種試験の合格を目指します。将来は公務員として行政に携わるほか、政治活動を支える政党職員などの仕事が考えられます。弁護士や検察官など法曹の道へ進みたい場合は、大学や法科大学院への進学が必須です。

「公務員・政治・法律」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「社会保険労務士」
はこんな仕事です

企業の経営者や担当者に代わって、社会保険関連の手続きを行ったり、アドバイスをする仕事。健康保険や厚生年金・労災保険といった社会保険制度は複雑な上、改正になることも多い。これらに関する申請書類の作成や、提出を代行する。また、保険料や給与の計算を委託されることもある。社会全体の高齢化が進むなかで、年金や退職金についての関心がとくに高まっており、関連するコンサルタント業務も増えている。人事・労務分野の専門家として、今後も企業活動にとって欠かせない存在だといえる。

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