【シゴトを知ろう】リフレクソロジスト 編

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【シゴトを知ろう】リフレクソロジスト 編

2016.12.19

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】リフレクソロジスト 編

以前はマッサージ店のメニューの一つであった「リフレクソロジー」。その魅力や効果に惹かれる人が多く、最近ではリフレクソロジーの専門店も増えてきました。駅ビルなどで、リフレクソロジーサロンを目にしたことがある人は多いかもしれません。

今回は、ご自宅でリフレクソロジーサロン&スクール「ふ和り」を開いている奥村秀美さんに、リフレクソロジストのお仕事内容や魅力についてお話を伺いました。

この記事をまとめると

  • リフレクソロジーとは「反射学」という意味
  • リフレクソロジストは、お客様にトリートメントしたり生活習慣についてアドバイスをしたりする
  • 不調の原因を探って改善するようにサポートできることがリフレクソロジストの魅力

どんなささいな不調でも、改善のお手伝いができることがうれしい

Q1. 仕事概要と一日のスケジュールを教えて下さい

リフレクソロジーとは、“Reflex(反射)”と“-ology(学問)”を合わせた造語で、直訳すると「反射学」という意味です。足の裏には身体の臓器や器官が反射投影されていて、その各部につながる場所を反射区といいます。その反射区を手や指で刺激することで、血行を促進し、身体の新陳代謝を活発にさせるもので、足の状態から身体全体を見ていきます。
リフレクソロジストは、その反射学を学んだ心と身体を癒すセラピストということになります。

リフレクソロジーは、気持ちよければただ足裏を押していればよいというものではありません。お客様に満足していただけるトリートメント技術の習得はもちろん大切ですが、施術前の確認と情報収集(お客様の食生活、生活習慣、仕事内容、運動歴、人間関係、不調の有無など)と施術後にアドバイスをすることのほうがより重要な仕事だといえます。

私が主宰を務めるリフレクソロジーサロン「ふ和り」では、ご予約いただいた時間に間に合うようにサロン内の清掃、ベッドセットを行います。そして接客業ですから、身だしなみも整えます。お客様が到着されたらサロン内にご案内し、施術前の確認と情報収集、その後施術を行い、情報収集と施術で得た反応をもとに不調の原因を探り、改善されるようにアドバイスを行っていきます。


Q2. 仕事の楽しさ・やりがいは何ですか?

当サロンに来られるお客様は、癒しを求めてというよりは、身体の不調や痛みで悩んでおられる方が多いように思います。なので、例えば冷えの強いお客様が、「奥村さんのトリートメントを受けた後は、足がポカポカしてつらくなかったよ。ありがとうね」と言ってくださったり、立ち仕事で疲れているお客様に「脚が軽くなって楽になったよ。ありがとう。」と言ってくださったり、たくさんの「ありがとう」をいただけることがとてもうれしいです。どんなささいな不調であっても、その改善のお手伝いをすることができるこの仕事にとても魅力ややりがいを感じます。


Q3. 仕事で大変なこと・辛いと感じることはありますか?

2カ月ほど前になりますが、私にリフレクソロジーを教えてくださった先生がボランティア活動をされている、岐阜県の介護施設へ同行させていただいたのですが、施設に入所されている方に施術するのは初めてのことでした。この方はどうやったら気持ちいいかな、どうやったら楽になるだろう、と考えながらのたどたどしい施術になっていたことだろうと思います。

そのとき、どんな状態の方であっても、その方にとって最良のトリートメントを行うことができるようになりたいと、改めて強く思いました。道のりは大変なものだと思いますが、これからもっと経験を積み、技術も向上させ介護や看護の現場でしっかり生かせるリフレクソロジストを目指しています。

高校生のころはキャビンアテンダントになりたかった

リフレクソロジストの奥村秀美さん

リフレクソロジストの奥村秀美さん

Q4. どのようなきっかけ・経緯でリフレクソロジストに就きましたか?

私が最初にリフレクソロジーに出会ったのは、自分が三人目の子どもを出産した病院で産後ケアの一環として行っていたものでした。産後は疲れているのに興奮してよく眠れないし、全身がむくんですごく身体が辛かったのを覚えていますが、リフレクソロジーを受けたことで、体調が改善されたんです。そのとき、リフレクソロジーは素晴らしいものだということが私の中にインプットされたのだと思います。

その後、私もあの技術を習得して、周りの人に喜んでもらいたいと思うようになり、どんな学校があるのか調べて、受講することに決めました。技術はもちろんですが、リフレクソロジーの理論から始まり、解剖生理学、栄養、ケースヒストリー(治療の記録)のとり方などを学びました。

終了後、JREC日本リフレクソロジスト認定機構のマスター試験を受験し合格しました。その後、もっと深く学んでみたいと考えた私は、技術、理論や解剖生理学などを人に教えるコースでさらに知識を深めました。1年後、無事インストラクターになれたので、自宅でリフレクソロジーサロン&スクール「ふ和り」を開業し、現在に至ります。


Q5. 短期大学では何を学びましたか?

当時の私は、子どものころに見たテレビドラマの影響でキャビンアテンダントになりたいという夢を持っていたため、ホームステイがカリキュラムに含まれていた短期大学の英語科に進学しました。アメリカでのホームステイはとても楽しかったことを覚えています。街並みや言語、文化の違い、明るい人たち、すべてが新鮮で刺激的で、とてもいい経験をさせてもらえたなと思えます。

就職活動の際は、自分に自信がなかったことからキャビンアテンダントの夢はチャレンジもしないまま諦めてしまいましたが、今思えば、もっと努力して「当たって砕けろ!なれたらラッキー!」くらいの気持ちで就職試験にチャレンジすればよかったと思っています。もしダメでも努力したことは確実に自分の自信につながっていただろうし、その経験が次につながります。諦めたらそこで終わりなんだということを、当時の私に言ってあげたいですね。

でも、その何もせず諦めてしまった自分を未だに後悔する気持ちがあるからこそ、今こうして未経験の分野で不安しかなかったリフレクソロジーの勉強を頑張ることができ、さらに知識を深めたいと思う気持ちにつながっているのだと思います。


Q6. 高校生のときはどんな夢を抱いていましたか?

高校時代は、学校の成績はよくも悪くもなかったですが、そのころの夢はキャビンアテンダントになることだったので、英語だけはほかの教科より勉強したことを覚えています。英語が堪能で世界中を行き来し、いろいろな国の人に接することができる。そんな華やかで格好いい職業に憧れていました。

夢は大きく、失敗をおそれず努力してほしい

リフレクソロジーサロン&スクール「ふ和り」

リフレクソロジーサロン&スクール「ふ和り」

Q7. どういう人がリフレクソロジストに向いていると思いますか?

現役セラピストである先生方や先輩たちを見て思うことは、みなさん人が好きで、人の役に立ちたいと思っている人ばかりだということです。そしてそのために常に技術を磨く努力をしておられ、セラピーに役立つと思うことは積極的に学んでおられます。

医学も日々進歩していますから、それに伴ってリフレクソロジストの勉強も終わりがありません。心や身体の健康に関心があり、積極的に学ぼうという姿勢のある人、そのような向上心のある人が続けていくことができるのだと思います。それから、お客様と1対1で接する仕事ですから、人当たりの良さやコミュニケーション能力も必要だと思います。


Q8. 高校生に向けたメッセージをお願いします

リフレクソロジーと一言で言っても、スクールやサロンによって手技も店構えもさまざまです。いろいろな施術を受けてみないと分からないことがたくさんあります。「この手の当たりはこんな風に感じるんだ」とか、「これをされると嫌だな」というようなことですね。また、同じ手技でもリフレクソロジストの個性が出るので、違ったものに感じたりします。もし機会があれば、ぜひみなさんも今のうちにたくさん施術を受け、自分の感覚を養ってください。

リフレクソロジストは、これまでのすべての経験を生かすことのできる職業です。自分が経験したことに基づいてアドバイスをすることができますし、似たような経験をされていたら想像することができます。私は、今となっては自分の将来の夢とは全く違う仕事をしていますが、これまでの道のりは無駄なことなど何一つ無かったと思っています。

まだまだ若いみなさんには無限の可能性があります。なりたいと強く願いそれに向かって努力してみてください。そうすることで少しずつ思い描く未来につながっていくのだと私は思います。



奥村さんのお話からは、リフレクソロジーの素晴らしさやリフレクソロジストのやりがいはもちろん、夢に向かって努力することの大切さが伝わってきますね。リフレクソロジストの仕事に興味を持った人は、人間の身体やリフレクソロジーの奥深い世界をぜひのぞいてみてくださいね。


【Profile】リフレクソロジーサロン&スクール「ふ和り」奥村秀美

この記事のテーマ
エステ・ネイル・リラクゼーション」を解説

ネイルアーティストやエステティシャンなど、美容のスペシャリストを育成したり、アロマセラピストやマッサージ師のように身体のもみほぐしや香りでの癒しに関わる知識と技術を身につけます。あわせて学校では、職業に応じた専門技術と接客能力を磨きますが、新しい技術やトレンドに対応するため、自ら学び続ける好奇心やセンスが求められます。

「エステ・ネイル・リラクゼーション」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「リフレクソロジスト」
はこんな仕事です

リフレクソロジーとは、足の裏にあるツボを押して血液やリンパの流れを促進し、健康状態を改善する技術。この施術を行う技術者が、リフレクソロジストである。足には、身体の各器官に対応する反射区という場所があり、ここを刺激することで、全身の疲れやストレスを軽減することができる。比較的強めの刺激を与える東洋式と、東洋式ほど強い刺激を与えない西洋式に大別され、それぞれさらに細分化されている。高齢社会を迎え、病気にかからない「予防医学」が重視されるなかで、注目度の高い仕事である。

「リフレクソロジスト」について詳しく見る