【シゴトを知ろう】コンサートプロデューサー 〜番外編〜

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【シゴトを知ろう】コンサートプロデューサー 〜番外編〜

2016.12.13

提供元:マイナビ進学編集部

【シゴトを知ろう】コンサートプロデューサー 〜番外編〜

「【シゴトを知ろう】コンサートプロデューサー 編」では、株式会社ALIVEの西山さんに、仕事の内容や魅力について詳しく語っていただきました。

今回は番外編として、コンサートプロデューサーについてさらに理解すべく、コンサートの現場の仕事について深掘りしてみました。

この記事をまとめると

  • 大きな規模のイベントでは情報伝達をスムーズに行える環境を作ることが非常に重要
  • うまい、下手ではなく、自分のオリジナルスタイルを持っているかどうかが大事
  • “足が震えるほど感動した”渡辺美里さんの西武ドームでの20周年ライブが転機となった

大きな規模のイベントでは情報伝達をスムーズに行える環境を作ることが非常に重要

――野外フェスや海外でのコンサートなどの仕切りも経験していらっしゃるとのことですが、規模が大きいときや海外でのイベントを成功させるために一番気を付けていることはそれぞれどんなことでしょうか。

規模が大きいイベントの場合、仕事は細分化されて、さまざまな部門のスタッフが関わる大きなチームとなります。その際、情報伝達をスムーズに行える環境を作ることが非常に重要な要素です。スタッフ同士のコミニュケーションを親密にするため、事前の打合せは何度も行い、地方に行けば夜は一緒にお酒を飲みながらいろいろな話をしたりなど、現場で話しやすい環境作りを心がけています。

海外の場合、一番は現地とのやりとりが非常に重要です。現場に入るまでは通訳さんやプロモーターなど、第三者を介してコミュニケーションを取ることが多いです。言語が違うだけでなく、文化も日本と異なるので、基本的には相手の国のスタイルに合わせながら重要な所は主張しつつ事前のコミュニケーションを進めます。たまにSkype(スカイプ)会議なども行いますが、メールのやり取りが大半になりますね。その際、文字だけだと気持ちがくみ取れないので、どうしても業務的なやり取りになります。
日本ほどきっちり回答が返ってこない場合も多いので、重要な点以外の細かい部分はラインを決めて「ここから先は、現地で会場入りしてから確認する」という割り切りも必要だと考えています。現地に行って会ってしまえば、スムーズに動き出すことが多いんですけどね。

アーティストはうまい・下手ではなく自分のオリジナルスタイルをもっているかどうか

――西山さんはライブハウスに足を運び若手アーティストの発掘も行っているそうですが、どんなところに着目して新しいアーティストを見出しているのでしょうか?

アーティストのライブは、うまいか下手かではなくて、自分のオリジナルを持っているかどうか、の部分を一番見ていますね。毎年、数多くのクオリティの高いアーティストが世に出ているので、大前提として自分のスタイルを持っていなければ、他より飛び抜けることは難しいと思います。武器になるものがその人しか持っていない歌なのか、歌詞なのか、雰囲気なのか。以前、たまたま声をかけたバンドが高校生だったこともありますし、年齢は関係ないと思っています。

“足が震えるほど感動した”渡辺美里さんのライブが転機となった

――最後に、お仕事の中で、一番の思い出や達成感を感じたエピソードについて教えてください。

自分が20代後半のころ、いろいろと大変な時期がありまして、会社を辞めようかと真剣に悩んでいた時期がありました。そのとき、当時現場についていた渡辺美里さんのマネージャーさんから「今年の夏、美里の20周年ライブの西武ドームがあるから、せめてそれを体験してから辞めろ」と言われ、夏の西武ドームの現場までは居ることにしたんです。ライブ当日、ドームは満員、オープニングのSE(※)が始まった途端、地鳴りのような歓声が聞こえ、ステージ袖で聞いていて足が震えるほど感動しました。ライブの後、辞めるとかそんな思いは全て吹き飛び、それが転機でその後は精力的に頑張りました。

また、自分が今でも制作を担当している和楽器グループ「AUN J クラシック・オーケストラ」が、アジアの民族楽器アーティストを集め、カンボジアのアンコールワットをバックにステージを組み、2013年に一大野外コンサートを開きました。設営の段階からいろいろハプニングもありましたが、何とか無事にコンサートが終わると、スタンディングオベーションが待っていました。設営から大変だったことも含め、最後の盛大なフィナーレまで、すべてが印象的なコンサートでした。

※SE:SOUND EFECTの略。テレビ番組や映画などの映像に合わせて付けられる効果音や音楽のこと。

「AUNJ Bolero 2013@Cambodia」

悩んでいたときもあったという西山さん。その気持ちを救ったのは、大好きな音楽だったようです。自分が音楽から得た感動を、多くの人に届けるための仕事をしている西山さんのように、みなさんも“誰かにこの感動を届けたい”という気持ちを求めていろいろなことを経験してみてください。


【profile】コンサートプロデューサー 西山英治
【取材協力】株式会社ALIVE(アライヴ)
http://www.alive-japan.com/

この記事のテーマ
音楽・イベント」を解説

エンターテイメントを作り出すため、職種に応じた専門知識や技術を学び、作品制作や企画立案のスキル、表現力を磨きます。音楽制作では、作詞・作曲・編曲などの楽曲づくりのほか、レコーディングやライブでの音響機器の操作を学びます。舞台制作では、演劇やダンスなどの演出のほか、舞台装置の使い方を学びます。楽器の製作・修理もこの分野です。

「音楽・イベント」について詳しく見る

この記事で取り上げた
「コンサートプロデューサー」
はこんな仕事です

コンサートの企画立案、運営、予算管理など全プロセスにおける責任を負う仕事。演者・会場・制作会社の選定・交渉・手配、予算やスケジュールの管理、宣伝やグッズの決定など仕事は多岐にわたり、イベント制作会社などでの現場経験と人脈、交渉力が重要(活動の一部はプロモーターや広告代理店が担当)。アーティストの新曲発売のプロモーションや、メディアを含む企業のPRイベントなど、最初からクライアントがいる場合は工程の一部のみを請け負うが、自主開催ではスポンサー集めから始めることが多い。

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